現在、渋谷のユーロスペースで、絶賛公開中の映画です。
関係性が刹那的になってしまった「こんな時代」だからこそと、岸田國士原作4作品を、4人の東京藝術大学大学院生がそれぞれ監督を務めたオムニバス制作映画とのことです。
芸大の映像研究科の学生たちが、企画プロデュース、制作から公開までの全工程を東京芸大が中心となって行なわれた映画だそうです。
実はポプラ社の編集者で拙作『家庭教師りん子さんが行く!』を、元編集長のOさんとご一緒に作ってくださったMさんが、その脚本をお書きになっているのです。
Mさんは「りん子さん・・・」を作って下さったあとポプラ社を退社し、芸大の大学院映像研究科に入学されたのです。
始めて脚本を書かれた、映画『紙風船』を私にぜひ観てほしいとチケットを送ってくださいました。
こんなに早く夢を実現させてしまったMさんの底力には驚くばかりです。
内容は、
「あの星はいつ現はれるか」
「命を弄ぶ男ふたり」
「秘密の代償」
「紙風船」
四つのオムニバスです。
4月22日まで上映されております。
ぜひご覧になってください。