作家の石井睦美さんが、創作絵本、翻訳絵本、二冊の絵本を同時にご出版されました。
ほんとうに、YAから絵本まで、幅広くご活躍されています。
『あそびましょ』(石井睦美・アリス館)
日曜日、「わたし」は「あやこ」とふたりで、原っぱへ。
原っぱには、ありや、かたつむりや、すずめや、かとんぼや、いろいろなものが住んでいます。
「あやこ」はしろつめくさで、はなのわをつくって、「わたし」のあたまにのせてくれます。
「わたし」・・・、さて、だれでしょう。
これはラストのオチなので、ここで教えすることはできません。
こみねゆらさんの絵と、睦美さんの文章が、なんともレトロな雰囲気を醸し出している,ステキな絵本です。
『じゃがいも畑』(カレン・ヘス文・石井睦美訳・光村図書出版)
「ぼくら」の「お母さん」はいつも働きずめ。
それでも食べることにも事欠くくらい,暮らしは苦しい。
そこで、「ぼくら」姉弟は、月のかがやく夜に、じゃがいも掘りにでかけます。
「ぼく」のモノローグで語られる、家族の様子、姉弟の様子、お母さんの大変さ。大変な思いをして掘ってきたじゃがいもが、石ころだったという描写のシーンなど、とても臨場感があります。
少年の語りが、気持ちをとてもよく表しています。
ウェンディ・ワトソンの絵が、またとてもいい。
なつかしい気持ちにしてくれる絵本です。
皆さま、 どうぞこの2冊、お読みになってください。
ほんとうに、YAから絵本まで、幅広くご活躍されています。
『あそびましょ』(石井睦美・アリス館)
日曜日、「わたし」は「あやこ」とふたりで、原っぱへ。
原っぱには、ありや、かたつむりや、すずめや、かとんぼや、いろいろなものが住んでいます。
「あやこ」はしろつめくさで、はなのわをつくって、「わたし」のあたまにのせてくれます。
「わたし」・・・、さて、だれでしょう。
これはラストのオチなので、ここで教えすることはできません。
こみねゆらさんの絵と、睦美さんの文章が、なんともレトロな雰囲気を醸し出している,ステキな絵本です。
『じゃがいも畑』(カレン・ヘス文・石井睦美訳・光村図書出版)
「ぼくら」の「お母さん」はいつも働きずめ。
それでも食べることにも事欠くくらい,暮らしは苦しい。
そこで、「ぼくら」姉弟は、月のかがやく夜に、じゃがいも掘りにでかけます。
「ぼく」のモノローグで語られる、家族の様子、姉弟の様子、お母さんの大変さ。大変な思いをして掘ってきたじゃがいもが、石ころだったという描写のシーンなど、とても臨場感があります。
少年の語りが、気持ちをとてもよく表しています。
ウェンディ・ワトソンの絵が、またとてもいい。
なつかしい気持ちにしてくれる絵本です。
皆さま、 どうぞこの2冊、お読みになってください。