20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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芍薬(しゃくやく)

2012年05月30日 | Weblog
           
 
 お花屋さんで見かけた、芍薬の花。
 ほんとうに艶やかで、うつくしいです。
 
 でも芍薬というと、漢方薬に多く使われる植物です。
 漢方で芍薬は、主に筋肉が硬くなってひきつれるものを治す薬として有名です。
 他には、腹痛、頭痛、知覚麻痺、疼痛、腹部膨満、咳き込みなども治してくれるそうです。

 数年前にパーティでずっと立っていたら、ふくらはぎが攣ってしまったことがあります。
 そのとき、教えていただいた漢方が『芍薬甘草湯』。
 薬局で買って、それ以来、いつもバッグに忍ばせています。
 特に冷える時期や、ずっと立ちっぱなしのときには、お守り代わりにいれています。
 幸い、あれ以来飲んだことはありませんが。

 こんなうつくしく、艶やかな花の根が、こうしてお薬になっていくなんて、なんだかおかしいような、不思議なような気がします。
コメント (7)
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