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先日「日曜美術館」で江戸の絵師、曾我蕭白のデフォルメされた力強い絵をみたせいか、公園でとつぜん、日頃見落としていた木のコブに目を惹きつけられました。
なんとも巨大なコブです。
見方によっては、異形の顔のようにも見えます。
まるでアートです。
見れば見るほど、鬼才・蕭白のエキセントリックなほどの大胆さが、ここにも隠されているような気がします。
もっとも現実的に考えれば、木にとっては自然災害などでついた傷がこうしてコブになってしまったわけですが、なんとも元気に、毎年すばらしい白梅を咲かせる梅の木です。
それにしてもこのダイナミックなコブ。そんななにもかもを吹き飛ばしてしまいそうな、迫力があります。