20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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冬の三日月

2012年12月20日 | Weblog
           
 
 冴え冴えとした冬の空に、ハンモックのような三日月が浮かんでいます。

 朔太郎、西行、芭蕉など、「月」を歌ったり、詠んだりした文学者はたくさんいます。
 蒼い月がそういったロマンティシズムを呼び起こすのでしょう。

 思い浮かぶ、「冬の月」の季語だけでもこれだけあります。
「冬三日月」「寒月(かんげつ)」「寒三日月」「月冴ゆ(つきさゆ)」「月氷る」

 冬の夜。
 こうして空を見上げるだけで、月はリリカルな詩情をいざなってくれます。
コメント (2)
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