20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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ゆず湯

2012年12月22日 | Weblog
               
 
 昨晩は冬至でした。
 木曜日の夜から東京で会議があるため夫が帰宅しているので、寒い夜でしたので具だくさんのけんちん汁を作りました。
 
 このけんちん汁は、秩父の母の味です。
 鶏肉・ダイコン・人参・里芋・ささがきゴボウ・こんにゃく・ぼろぼろに崩した木綿豆腐・干し椎茸をもどしたものをオリーブオイルでちょっと炒め、たっぷりのお出汁にお醤油とお酒とお塩少々で煮込み、大きなお椀に盛りつけます。↑
 田舎料理ですが、けんちん汁は結婚して数十年。この作り方以外には作ったことがありません。
 作るたび、母を思い出します。若い頃は(私が子どもだったころは)母はとても味覚の鋭い人でした。

 それと、人形町・魚久の銀ダラの京粕漬けを焼き、ダイコンと人参と柚子のなます、山芋をすりおろしたお出汁入りとろろ汁でのお夕食で、カボチャなしの冬至でした。

 お夕食後は、ゆず湯に・・・。
 柚子は、お知り合いの方がご自宅のお庭になったものをお送りくださったのです。

 寒い季節。
 ぽかりぽかりと浮かぶ柚子の香を嗅ぎながら、のんびりお風呂に入る時間は至福のひとときです。
コメント (2)
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