20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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南部鉄瓶

2012年12月23日 | Weblog
               
 
 南部鉄瓶の急須が欲しくてたまりません。
 でも、持ち上げると、重い。
 それでなくても肩凝りの私には、お茶を注ぐたびに肩が凝るのは、願い下げです。
 それで買えずにいます。

 友人で南部鉄瓶の急須を持っている人がいます。
 彼女のお宅にお邪魔すると、シュンシュンと湯気をたてた鉄瓶を持って来て、それでお茶を煎れてくれます。
「これでお茶を煎れると、鉄分が入っているから女の人には、うれしい急須なのよ」
 と、笑いながら。
 それを見ながら、いつも「いいな、いいな」・・・と。
 だいいち、鉄瓶の急須なんて風流です。

 デパートに行くたび、鉄瓶を持ち上げてみるのですが、やっぱりだめ。
 腕っ節の強い男に片思いしてしまったような、そんな苦い思いを噛みしめ、このあいだもやはり横目で鉄瓶を見ただけで、売り場を通りすぎました。
コメント (4)
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