皆さまにご恵贈いただいているご本のご紹介がすっかり遅れてしまい申し訳ございません。
今日は、文庫本の新刊4冊をご紹介いたします。
『忍剣花百姫伝 決戦逢魔の城』〔越水利江子・ポプラ社文庫〕
ご存知人気シリーズ『忍剣花百姫伝』シリーズ第4巻です。
いよいよシリーズは、佳境に入ってきました。
霊剣・天竜剣に選ばれし八剣城の姫である花百姫は、「捨て丸」と名乗り生きています。
その捨て丸が時空の扉をひらき、十年前の時間に降り立ちます。
亡者の軍勢に決死の闘いに挑む捨て丸の運命は・・・。
シリーズクライマックスの臨場感と、緩急の効いた艶やかな文章で読ませる、花百姫の世界のうつくしさに、酔いしれます。
『新島八重』(国松俊英・フォア文庫)
やはりこれも、ご存知フォア文庫の人気の「歴史ドラマのヒーロー・ヒロイン」シリーズです。
来年のNHK大河ドラマはこの「新島八重」です。
江戸時代末期に会津で生まれた八重は、戊辰戦争のときは、髪まで切って戦に出向きます。
小さい頃から男の子と遊ぶのが大好きな活発な少女でした。
そんな八重は京都で英語を学び、聖書を読み、洋服で街を闊歩する快活で総明な女性になっていきました。そして八重は新島襄と出会い結婚していく・・・。
そんな彼女の生涯が描かれています。
うしろには年表もついていて、江戸から明治にかけての歴史を知ることもできます。
新島襄の創設した同志社大学ご出身の国松俊英さん、渾身の一冊です。
『魔女犬ボンボン』(廣嶋玲子・角川つばさ文庫)
『魔女犬ボンボン』シリーズの第1巻です。
骨太のファンタジー作品を多数お書きになっている、若手作家のホープである廣嶋玲子さんの、新しい児童文庫シリーズです。
魔女を目指しているナコは、魔女になるためにはパートナーである猫を見つけなくてはいけません。ところがある日、ナコがパートナーとして連れてきたのは金茶色をした「ボンボン」と名付けた子犬でした。ママ魔女たちは猛反対。
さて、ボンボンとナコの運命やいかに・・・。
楽しいお話です。
『学校にはナイショ♂逆転美少女花緒』(吉田純子・ポプラカラフル文庫)
ご存知、人気シリーズ『学校にはナイショ♂逆転美少女花緒』シリーズの第4弾です。
今回は『プリンセスをプロジュース!?』です。
華桜女学園に通っている「花緒」は実は江戸時代から歌舞伎の伝統を受け継いでいる板東家の一人息子「花三郎」です。女形の修行のため、花三郎は「花緒」と名前を変え、女学園に通わされたのです。ですからこの物語のキーワードのひとつは「歌舞伎」です。
今回はその華桜学園の文化祭「華桜祭」が舞台です。そこでは「桜プリンセス」と呼ばれるコンテストがあります。花緒たちがプロジュースしたのは双子の姉妹である「月子」。なんとライバルである摩莉亜たちが立てたのは、もうひとりの双子の「星子」です。
今回のストーリーも吉田さんらしい工夫満載です。
皆さまぜひこの4冊を、お読みになってください
今日は、文庫本の新刊4冊をご紹介いたします。
『忍剣花百姫伝 決戦逢魔の城』〔越水利江子・ポプラ社文庫〕
ご存知人気シリーズ『忍剣花百姫伝』シリーズ第4巻です。
いよいよシリーズは、佳境に入ってきました。
霊剣・天竜剣に選ばれし八剣城の姫である花百姫は、「捨て丸」と名乗り生きています。
その捨て丸が時空の扉をひらき、十年前の時間に降り立ちます。
亡者の軍勢に決死の闘いに挑む捨て丸の運命は・・・。
シリーズクライマックスの臨場感と、緩急の効いた艶やかな文章で読ませる、花百姫の世界のうつくしさに、酔いしれます。
『新島八重』(国松俊英・フォア文庫)
やはりこれも、ご存知フォア文庫の人気の「歴史ドラマのヒーロー・ヒロイン」シリーズです。
来年のNHK大河ドラマはこの「新島八重」です。
江戸時代末期に会津で生まれた八重は、戊辰戦争のときは、髪まで切って戦に出向きます。
小さい頃から男の子と遊ぶのが大好きな活発な少女でした。
そんな八重は京都で英語を学び、聖書を読み、洋服で街を闊歩する快活で総明な女性になっていきました。そして八重は新島襄と出会い結婚していく・・・。
そんな彼女の生涯が描かれています。
うしろには年表もついていて、江戸から明治にかけての歴史を知ることもできます。
新島襄の創設した同志社大学ご出身の国松俊英さん、渾身の一冊です。
『魔女犬ボンボン』(廣嶋玲子・角川つばさ文庫)
『魔女犬ボンボン』シリーズの第1巻です。
骨太のファンタジー作品を多数お書きになっている、若手作家のホープである廣嶋玲子さんの、新しい児童文庫シリーズです。
魔女を目指しているナコは、魔女になるためにはパートナーである猫を見つけなくてはいけません。ところがある日、ナコがパートナーとして連れてきたのは金茶色をした「ボンボン」と名付けた子犬でした。ママ魔女たちは猛反対。
さて、ボンボンとナコの運命やいかに・・・。
楽しいお話です。
『学校にはナイショ♂逆転美少女花緒』(吉田純子・ポプラカラフル文庫)
ご存知、人気シリーズ『学校にはナイショ♂逆転美少女花緒』シリーズの第4弾です。
今回は『プリンセスをプロジュース!?』です。
華桜女学園に通っている「花緒」は実は江戸時代から歌舞伎の伝統を受け継いでいる板東家の一人息子「花三郎」です。女形の修行のため、花三郎は「花緒」と名前を変え、女学園に通わされたのです。ですからこの物語のキーワードのひとつは「歌舞伎」です。
今回はその華桜学園の文化祭「華桜祭」が舞台です。そこでは「桜プリンセス」と呼ばれるコンテストがあります。花緒たちがプロジュースしたのは双子の姉妹である「月子」。なんとライバルである摩莉亜たちが立てたのは、もうひとりの双子の「星子」です。
今回のストーリーも吉田さんらしい工夫満載です。
皆さまぜひこの4冊を、お読みになってください