20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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『少国民戦争文化史』(山中恒・辺境社)

2013年12月03日 | Weblog

           

 82歳になられた作家の山中恒さんが、なんと550ページを越える『少国民戦争文化史』(辺境社・本体価格3,400円)を書下ろしでご上梓されたそうです。

 今夜は山中恒さんと旧知でいらっしゃる編集者や作家や初対面の方も含め、忘年会を兼ねてお祝いの会が行われます。

 私も今夜は、本の上でしか存じ上げなかった山中恒さんと、初めてお目にかかります。

 

 ご自身で「児童よみもの作家」と名乗っていらっしゃる山中恒さんのご本は『ぼくがぼくであること』『あばれはっちゃく』など、物語性の豊かさと、デフォルメしたくっきりと描かれたキャラクターのおもしろさなどで、読み物としての魅力をずいぶん堪能させていただいたものです。

 けれど評論に関するものは拝読していなかったので、さっそく『ボクラ少国民』(講談社文庫)を買って読ませていただきました。

 今夜はお目にかかれるのが、とても楽しみです。

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