20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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夜のシクラメン

2014年01月17日 | Weblog

           

 いわゆる「プリーツ」と呼ばれるシクラメンです。

 

 今日は冬土用の入りの日。

 冬の土用は「丑紅」「寒紅」と呼ばれ、紅を買う時期でもあるそうです。

 近づく春を想いながら、紅を買う・・・。

 

 と、思いきや、もう少し実用的な理由があるようです。

 昔は、この寒中の丑の日に売り出される口紅は、最上のものとされていたそうです。

 というのも、この時期に作られた口紅は発色もよく、品質も最上。おまけに女の人の口中の荒れを防ぐなどの薬効があるなどと言われ、冬の丑の日(土用)になると、紅を扱う小間物屋さんはそれを求める女性客で賑わったそうです。

 ・・・でも現代人の私は、まだ遠き春に思いを馳せ、口紅を買う。

 そんな日は、このシクラメンのような色をしたプリーツのお洋服を着て・・・。 

コメント
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