20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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秋の気配

2019年10月11日 | Weblog

             

             

 大型の台風が近づいております。

 みなさま、どうぞお気をつけてください。

 

 季節は、やっと、秋の気配を感じるようになりました。

 「秋の日は釣瓶落とし」と言いますが、日が落ちるのが早くなってびっくりしています。

 ブラインドを閉じていると、気がつくと、もう暮れゆく闇が、あたりを支配しています。

 この感じが、とても好きです。

 

 井上洋介さんの絵本に『まがれば まがりみち』(福音館書店)というのがあります。

 日暮れという、夜の闇が少しだけ忍び込み、気がつくと、友だちも、ひとり、ふたり、消えてしまった時間。

 そんな「ひぐれまち」を一人ぼっちで歩く・・・・。

 あの角を曲がったら・・・、そんな不安感は、きっと大人でもあると思います。

 日暮れの、次の角を曲がったら、大きな闇が押し寄せてきそうなところを、あえてずしずし歩く。

 そのことで不安感は消え、自己肯定感が生まれます。

 

 そんな自分との闘いも、生きるために、とても大切なことのような気がします。

 「依存心が強く、方向音痴のお前が言うか!」 と言われそうですが(笑)。

 

 今日は、日本児童文学者協会の10月の定例理事会です。

 でも私は歯医者さんの定期検診を、うっかり予約してしまいました。

 そんなわけで欠席。

 事務局に、書類をメール添付でお送りしてありますので、書類だけが参加してくれると思います。

コメント
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