今夜の読書会のテキスト本は『あららのはたけ』(村中李衣作・石川えりこ絵・偕成社)です。
毎回、新刊本の紹介などがあり、それを聴きながら、次回のテキストを決めていますが、今回はそうした提案がなく、私が気にいっている本を提案しました。
図鑑的にではなく、虫や植物の生態が、生きる人間の視点から語られたり・・・。
シロツメクサの根性っぷりには、やられました。
そうか、雑草は、一度踏まれると、いっぺんは起き上がるけど、もういっぺん踏まれたら、しばらく様子をじいっと見て、ここはダメだと思ったら、別のところに根を張っていくのか。
踏まれたり、ふんずけられたりしたら、おんなじ場所で、頑張らなくていい。
おじいちゃんの蘊蓄は、もっともっと続きます。
こうした生活者の視点の面白いこと!
さて、今夜はどんな意見が出るでしょうか?