20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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オリーブの木

2019年11月26日 | Weblog

              

 オリーブの木を見つけたので、写しました。

 まだ実が黒くなる途中のようです。

 

 「桜を見る会」の、招待者の問題。

 前夜のホテルでの会食会の費用と領収書問題。

 うやむやのままです。

 

 これまでも、森友問題も、加計問題も、書類を改ざんしたり、消失させたり・・・。

 すべてを忖度し、隠蔽したことへの苦悩から、自らの良心に苦しみ、自殺してしまった官僚がいたという犠牲者まで出たのに、いつの間にか、世間では、雲散霧消状態。

 人の噂も75日的になっています。

 

 今度こそ、野党・メディア・国民が一丸となり、事実を突きつけ、真実をつまびらかにして欲しいです。

 事実を突きつける以外に、この政権は、のらりくらりと逃げ通します。

 

 香港は、香港人としてのプライドかけて暮らしていたのに、ある日、中国へ返還。

 香港は、本当に、ステキな国です。大好きです。

 中国政府が、香港人の自由を奪うとしたことに、若者たちは立ち上がります。

 そして、香港人は、選挙で80%もの国民からの支持を受けます。

 香港の人たちは、自分たちの人間としての尊厳をかけ「おかしい」ことへは「おかしい」の意を唱えました。

 それが今回の選挙結果です。

 

 日本は、おかしいことも「おかしくない。何を騒いでいる」と言ってみたり、人間としての良心が麻痺しているのか、勉強していないから、あるがままをすんなり受け止めてしまうのか。

 格差社会を生きている、若者たちの保守化が、そうした言葉で政権を支持しているようです。

 香港とは正反対です。

 

 こうした真実を明らかにしないままの風潮は、子どもたちに対しても、「どんな悪いことをしても、ごまかしてさえいれば、いつの間にか、まわりは忘れてくれるんだ」という、観念を抱かせることになりかねません。

 そのためにも、今こそ、正念場です。

 真実を!と願わずにはいられません。

コメント
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