20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
毎日更新。児童文学情報・日々の暮らし・超高層からの眺望などニュース満載。

迷子のインコちゃん

2024年07月29日 | Weblog
            

            

迷子のインコちゃんが、ベランダの柵で「ピイぴい」鳴いているので、慌てて、仕事部屋に来たら、私の顔を見て、仕事部屋の、エアコンの室外機の上に座って、何か話しています。

どちらかのお宅で、飼われていたのがカゴから逃げ出したようです。

このままではいけないと、管理事務所に館内連絡の機器からご連絡しました。
「どなたか、住民で、お問合せがあったら、20階の我が家のベランダにいますと、お伝えください」と。

人懐こくて、窓を開けたら、入ってきそうな気配です。
でも、入れてしまったら、それはそれで大変。

パソコンに向かっていると、室外機の上から、私を見て、何か、話しかけています。
「ぴーちゃん、もうちょっと待っててね。パパかママがお迎えに来てくれるかもしれないから」と、声がけをしました。

ベランダは、あまりにも暑いので、捕まえられるかと、倉庫に行って、孫たちが小さいとき、マンションのお庭で虫取りで使っていた網があるか、調べましたがありません。
虫籠を持ってきたら
「こんな、小さいのじゃ、入れないよ」と、夫に。

夫とゴマや、キャベツの千切り、お水をあげたり、傘で日除に、などとやっていたら、あっけなく、夫の頭に乗ってご機嫌。
我が家のリビングに入ってきました。

「ぴいぴい」鳴き声は元気です。
夫の肩に乗ったり、頭の上に乗ったり、椅子に乗ったり、しばらくリビングで遊んで、外の暑さの中より、エアコンの効いたお部屋は、気持ちいいみたいです。

キッチンでお夕食を作っていた私のところにも飛んできたり・・・。
「キャー」という私の声に、逃げて、また夫のそばに。

夫はすっかり可愛くなってしまったようで、
「かごやいろいろを買ってこようかな」と。
「よそ様の、インコちゃんよ」と、私。

「それに、このままじゃ、夜も寝られないわね」と、もう、どうしようかしらと思って、また夫が頭に乗せて、自分の部屋のベランダに出ていきました。

日陰で、お水やゴマなどをあげていたら、突然、ヒョイっと、どこかへ飛び立っていきました。
夫にはすっかり、懐いていました。

管理会社とも何度も、連絡を取り合い、管理会社も、我が家の上と下の住民の方たちに連絡をしてくださったり・・。

館内放送は、個人的な利用はできないということで、うちも大変でしたが、管理会社も大変でした。

でも、あのピーちゃん、この暑さで無事でしょうか?
それだけが心配です。

「ジュンコの仕事部屋は、バッタが来たり、インコが来たり、いろんなものが遊びに来るよね」と、夫が。
それが、作品の題材になったりするので、面白いものです。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする