20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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無伴奏チェロ組曲第1番 ヨーヨーマ

2024年12月24日 | Weblog
Prelude to J.S. Bach's First Suite for Unaccompanied Cello

無伴奏チェロ組曲第1番 ヨーヨーマ
バッハの無伴奏チェロ組曲1番です。

ヨーヨーマのチェロは美しく、悲しいです。

もうかなり前、P社の元社長が亡くなられ、私たちだけで「偲ぶ会」をしようと、「ズッコケ三人組」シリーズなどで有名な、那須正幹さんが私におっしゃいました。

「カトージュンコ、やってくれんか? 作家と、画家だけが集まって、編集者も、ご遺族も呼ばない、お世話になった我々だけの内輪の会を」
遠方にお住まいで、律儀な那須さんは、S社長とちゃんと、お別れの会ができていないことを、とても悔やんでいました。
私も同じ気持ちでした。

お世話になった、50人弱の作家・画家、一部の評論家だけで、集まった小さな偲ぶ会でした。
司会は、那須さんにやっていただきました。
S元社長の遺影も、那須さんがご自宅にある写真の中で、気に入ったものを額に入れ、持参してくださいました。
「終えたら、わしの書斎に飾るけえ」と言いながら。

なんだか、作家も画家も、みんな言いたい放題の「偲ぶ会」で、偲ぶ会なのに、爆笑があちらこちらでおきました。
「今日の話は、他言無用ね」と言い合うくらい(笑)。

その日のBGMに、私は家から、この曲の入ったyo-yo MaのCDを持参し、始まる前。そして、歓談の時間。
ボリュームを下げて、流していただきました。

この曲を聴くと、あの夜のことを思い出します。
那須さんも、それから数年後、黄泉の国へ行かれてしまいました。
その那須さんのことも、この曲を聴くと思い出します。
私にとっては、懐かしく、そして大切な曲です。

「12月には、死者を悼む。ベートーベンではなく、バッハを聴いて」
長田弘の詩を、私は、毎年、実践しています。


突然、現在の、リアルの世界になりますが、近頃、しばらくご無沙汰している方から
「ご病気ではないですか?」
「病気にはなっていない?」
という電話の多いこと。
亡くなった友人も多いし・・・。

なんだか縁起が悪い。こんなに元気なのに、と。
この現象は、何かしらと、ちょっとネットで調べてみました。

2022年には、死亡者が1億人を超えています。下をクリックしていただければ、詳細に出ております。


                 

インフルエンザや感染症が流行していて、おまけにジェネリックは、単価が安いです。

けれど、ジェネリック医薬品は新薬と同等の有効成分が配合され、優れた効き目と安全性があると同時に、新薬に比べて、患者には安価に購入できるメリットがあります。
裏返せば、それだけ製薬会社の儲けが少なく、作る量が少ないらしいです。

おまけに、2021年頃から製薬会社の不祥事によって供給不足が続いています。
ですから、咳止めも、手に入れるのが、ままならないところもあるそうです。
仕方なく、うちでは「7才から服用できる」という安くて軽い成分の、市販薬の風邪薬を常備しています。ちょっと熱っぽいかなと思うと、2粒飲むと、すぐに治ります。若干、アセトアミノフェンが入っているからかもしれません。
もちろん、咳止めのために「葛根湯」も常備しています。

基本はやはり、外から帰宅したら、すぐに洗面所に直行。
泡の石鹸で丁寧に手洗い。
歯科クリニックで、買ってくるうがい薬で、うがい。これは、基本中の基本でやっています。

それと、コロナが流行った頃、かかりつけのクリニックの院長先生に、「アセトアミノフェン200mg」を、用心のために出していただきました。
それをいざという時のために、ずっと引き出しにしまっています。一度も飲んでいませんが・・・。


これから年末・年始で、クリニックもお休みになります。
皆さま、お身体に気をつけて、良いお年をお迎えください。          
コメント
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