20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
毎日更新。児童文学情報・日々の暮らし・超高層からの眺望などニュース満載。

ローズマリー

2010年03月11日 | Weblog
 風の強い朝です。
 お買い物に歩いていたら、某企業の資料センター脇の公園にローズマリーが花盛り。
 小さな紫の花がいっぱいです。
 香りもプーンと匂ってきます。
「ローズマリーですよ。乾燥させると料理に使えますよ」
 その某企業の入り口に立っていた、警備員のおじさんが声をかけて下さいました。
 よほど物欲しそうな眼差しでローズマリーを見つめていたようです。
「たくさんあるから、持っていったらどうですか?」
「でも公園の、ですから」
 と,一応遠慮がちに躊躇していると、
「こんなにたくさんあるんだから、平気ですよ」と
 葉っぱを折って下さいました。
 
 手にすると、あたり一面、ローズマリーの香りでいっぱいです。
「わー、こんなにたくさん、ありがとうございます」
 お買い物をして帰り道、またそこを通ったら警備員のおじさんはもういませんでした。

 なんだかいっぺんに春をいただいちゃった感じです。
 いそいそと、これからザルにのせ天日干しを!
 
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創刊祝賀会

2010年03月10日 | Weblog
 写真は、昨晩9時頃のベランダの様子。
 お風呂から出て来てみると、ベランダの手すりに、うっすらと雪が積もっていました。
 ベランダの向こうには夜景が靄っています。 
 雪の夜はふる音が「シーン」と聞こえますが、昨晩は風の唸る音ばかりが聞こえていました。 

 今日は夕方から、「カドカワ学芸児童名作 創刊祝賀会」が神楽坂の出版クラブで行われます。
 昨年公募していた日本児童文学者協会との共同企画である「角川学芸児童文学賞」の発表と表彰式も行われます。
 またその、第一弾として出版された那須正幹さんときむらゆういちさんのトークイベントも行われます。
 その後、パーティ。
 角川学芸出版の児童文学界への参入お披露目会という意味合いもあり、日ごろお目にかかれない方々もご招待されているようです。

 裏方お手伝いのため、ちょっと早めにうかがいます。
 その前に本読み・本読み・・・。
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ミモザ

2010年03月09日 | Weblog
 道ばたに春を告げる花。ミモザが咲いていました。
 私は、このミモザの花がだいすきです。

 いま、お隣の公園。仙台堀川公園が工事中で通り抜けられません。
 ですから、途中に咲いている鮮やかな桃色の寒緋桜を眺めることが出来ません。
 毎年、その寒緋桜を見て、春のおとずれを感じていたのに。
 かわりに今年は、何気なく道ばたのはしっこに発見した、このミモザを見て春を受けとめています。
 とてもうきうきした気持ちで。

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水ぬるむ

2010年03月08日 | Weblog
 冬に逆戻りしてしまったような寒さが続いています。
 それでも、つかのまの日差しをあびた水辺では、水鳥たちが楽しそうに泳いでいます。
 寒い、寒いといいながらも、季節は確実に春へ向かっています。
 
 今朝、ベランダに出たらお隣の公園で、鴬が鳴いている声が聞こえました。
「ホーホケキョ」と、とても上手に。
 水ぬるむ頃となりました。
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『放課後の怪談』シリーズ(第二期・5巻)偕成社

2010年03月07日 | Weblog
 日本児童文学者協会と偕成社との共同出版企画(編集担当・川北亮司・牧野節子・最上一平・加藤純子)である『放課後の怪談』シリーズの、第二期の見本が出来あがりました。
 今月の10日過ぎには,書店に並ぶそうです。
 これで第一期の5巻とあわせ、全10巻が揃ったことになります。
 第一期は黒の表紙でしたが、第二期は赤です。
 それぞれにインパクトのある表紙で,今回も今井ヨージさんの絵です。

 今回の、第二期の執筆者のラインナップは下記のとおり。
『放課後の怪談 6』
 円山夢久・越水利江子・国松俊英・薫くみこ・田部智子・秋津ミコ・ばんひろこ・北川チハル・正道かほる・緒島英二

『放課後の怪談 7』
 せがわきり・藤野恵美・加藤純子・坂元純・高森千穂・鳥野美知子・みおちづる・三木聖子・藤真知子・泉啓子

『放課後の怪談 8』
 藤江じゅん・朽木祥・牧野節子・佐藤佳代・川北亮司・一色悦子・山口理・佐々木赫子・たからしげる・村山早紀

『放課後の怪談 9』
 後藤みわこ・本木洋子・最上一平・石井睦美・村中李衣・松本聡美・時海結以・服部千春・岡田なおこ・横山充男

『放課後の怪談 10』
 廣嶋玲子・浜野えつひろ・内田麟太郎・赤羽じゅんこ・次良丸忍・福田隆浩・大塚篤子・小川英子・大庭桂・中野幸隆

 執筆のご協力をお願いしました皆さま、ごくろうさまでした。
 粒ぞろいの、ぞくぞくするような怖い話が揃いました。
 広く子どもたちに読みつがれるシリーズになりますことを願っております。
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カサブランカ

2010年03月06日 | Weblog
 春めいた陽気が続いたかと思えば、真冬に逆戻り。
 まさに三寒四温の陽気が続いています。

 あいにくのお天気ですが、ちょっと早めに、今日はこれからお墓参りに。
 昨晩遅くに帰ってきた夫が、来週の土日は会議で帰京できないというので、一緒にお彼岸のお墓掃除と、お参りにいってきます。
 お墓参りの日は、お花屋さんでどんなお花を買うか、いつもわくわくします。
 
 我が家のお仏壇にはいま、カサブランカが咲き誇っています。
 むせかえるような芳香を漂わせ、うつくしい気品をふりまいています。
 お墓をカサブランカの白一色にすると、とても華やかでステキです。きれいなものが好きだった義母も喜びそうです。でもすぐに花びらが開いて散ってしまうのが難点です。
 お彼岸まで長持ちしてくれそうな、それでいて雰囲気のあるお花って・・・。探してみましょう。
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カードケース

2010年03月05日 | Weblog
 昨年の11月。お財布の中に入れていた健康保険証を紛失してしまいました。 
 それ以来、無造作にお財布に入っていた各種カード類を、カードケースなるものを買ってそれに整理することにしました。
 するとたちまちカードケースがいっぱいに。
 いままでどれだけお財布にいろいろなカードを収納していたのか、びっくりしてしまいました。
 病院の診察券から、本屋さん、薬屋さん,電気屋さん、お化粧品、美容院などのポイントカードなどなど、すごい枚数です。
 それに昔は健康保険証も紙切れみたいなもので出来ていたので、いつも自宅の重要書類入れに保管していました。
 それがカードになったので、気楽に持ち歩くようになってしまったのです。
 
 それでもクレジットカードやデパートのカードなどは怖いので、いまでもお財布に入れておりますが。
 それ以外の保険証やポイントカードなどを入れたそのカードケースを計ってみたら、なんと3センチもの厚さがありました。
 ひと昔前はクレジットカードとデパートのカードだけでしたから、ここ数年で溜まってしまったわけです。
 
 でもいまでは、お買い物に行くときに、このカードケースを忘れるとなんだかすごく損をした気分になります。
 ささやかなポイントではありますが、塵も積もれば山となりです。
 そんなわけで、近頃はお買い物に行くと、お財布を出して、カードケースを出して、小銭入れを出します。
 お財布自体は、すっきりしましたが、その手間が半端じゃありません。
 ざっくりお財布に全部入れていたころがなつかしくなるくらいです。
 整理すればしたで気持ちがいい反面、面倒になるのですから、人間というのはおかしなものです。
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桃の花

2010年03月04日 | Weblog
 昨日のお天気が嘘のように、朝からどんよりと曇った寒い木曜日です。
 どちらかのお宅の庭先に、桃の花が咲いていました。
 ふっくらした色合いと香りには、気持ちが癒されます。
 
 今年から児童文学者協会の新人賞の選考委員に選ばれ、そのための本読みに毎日追われています。
 そこで気づいたことは、いままで選考委員の皆さんがいかに重労働の本読みをしていらしたかということです。
 自分がやってみてはじめてわかりました。

 なにしろ、日本児童文学者協会の協会賞・新人賞というのは、前年出版された創作や詩やNFなどを選考委員10人で、すべて読み通すのですから。
 システムとしては、二度ほどの協会賞・新人賞合同の選考委員会を経て、その後はじめて、協会賞・新人賞それぞれの選考に別れます。
 協会賞の選考委員だけで新人の作品以外を読むことになったら、気の遠くなるような冊数の本を読まなくてはいけません。
 そこで途中までは選考委員全員で分担してすべてを読み切るという方法がとられているのです。 
 
 とにもかくにも、昨年度出版されたご本の中からのベストワンとして、協会賞・新人賞を選ぶわけです。
 本読みも慎重になります。
 なおかつ今年からは、文庫も賞の対象になりました。
 しかし、「すべての本をきちんと読む」という児文協の賞の選考態度は、読む立場の人間にとっては大変ですが、方法としては胸を張れるものだと思います。

 さて、今年はどんな本が協会賞・新人賞に選ばれるでしょうか?
 これから、さらに何度かの議論を重ね、決定は4月末頃です。
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お雛祭り

2010年03月03日 | Weblog
 今日は3月3日。
 弥生・雛祭りです。

 今朝は、娘がお昼まで仕事で出かけていて、○くんを預かっています。
 夫が東京で会議があるからと、昨晩遅くに帰ってきました。
 ですから夫も,つかの間、○くんと遊べてうれしそうでした。
 
 こうして私がパソコンに向かっていると、ちょこちょこ仕事部屋にやってきて、一緒にキーボードを叩きたがります。
 あれこれお願いすると、お手伝いだってやってくれます。すごくうれしそうな、得意そうな顔をして。
 でもおむつを取り替えるときは、やっぱり赤ちゃんなんだなと思います。
 でもそれが済むと、たちまちお兄ちゃんっぽい顔をして、すぐさまそのおむつを自分で捨てにいきます。
 ママが帰ってくるまで、ふたりでお留守番です。そしてそれからちらし寿司を作ります。

 写真は我が家の和室に飾ってある、娘のお雛さま。
 障子から漏れるやわらかな春のひかりをうけながら、お雛さまが○くんの成長を微笑んで見つめているようです。
 息子夫婦の娘の☆ちゃんも初節句。
 今夜は息子のところもお雛さまを眺めながら、ちらし寿司で親子三人+ワンちゃんでお祝いでしょうか?
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温熱モミ波動プロ

2010年03月02日 | Weblog
 遊んでいるときは元気なのに、このところ、とことん頑固な肩こり・首凝りに悩まされています。
 ラジオ体操をやったり、肩こり解消体操をやったりしているのですが、なかなか改善されません。
 マッサージに行っても1~2日はいいのですが、たちまち凝ってしまいます。
 ハードコンタクト眼瞼下垂がひどかったときは、もっと頭痛になる肩こりがひどかったような気がしますが、それとは違います。
 頭痛というより、肩こり、首凝りに毎日悩まされています。
 年なのかしら、なんてネガティヴな気持ちになったり・・・。
 
 ところがふいに1~2年前、幕張メッセの「健康フェア」に行ったとき(わざわざ幕張メッセまで行くというところが、健康オタクを極めている所以です)買った、温熱モミ波動プロという器具を思い出しました。そのとき一緒に買ったスライヴという肩たたき器と一緒に。
 近頃はそれらを日に二度ほど「ガガガガ、ギュギュ」と・・・。
 遠赤外線を足裏から入れ血液の循環をよくする足つぼ、足もみの機械です。
 15分がたつと自然にスイッチが切れるのですが、そのあとは足裏がジンジンします。
 どういったらいいのか、痒いような、くすぐったいような、なにかに叩かれているような感覚です。
 しばらくはすごく効いているような気がします。
 せっかく高い器具を買ったのに、宝の持ち腐れではもったいないし、なんて思いながら。
 そう言えば先日頭痛で病院に行ったとき、ずっと診ていただいている先生に、「カトーさんは気になると徹底的に気になってしまう人だから、首や肩を温めると気持ちが落ち着きますよ」そう言われたっけ。なんて、モイストヒートパックのネックラップをレンジで2分チンして首と肩に・・・。
 
 そんなあれこれをして、ちょっとよくなるとまた、追加で送られてきた段ボールいっぱいの本読み。
 まさに、いたちごっこです。
 それでも、いたちごっこでもしないよりした方がマシかもと思いながら、今日もせっせとそれら一式と格闘中です。
 あ~、早く、この状況から脱出したい!
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