20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
毎日更新。児童文学情報・日々の暮らし・超高層からの眺望などニュース満載。

2010年03月21日 | Weblog
 目覚めたら雨でした。
 雨の日曜日。
 こんなふうに書くと、雨音を聴きながらクラシックに耳を澄まし、カフェオレにバターたっぷりのクロワッサン。
 サラダには好みのドレッシングをかけて・・・。
 なぁ~んて、アンニュイ気分をもてあまし、それでいてちょっぴり心地よい日曜日の朝を連想しがちです。
 
 でも今朝は違いました。
 まるで嵐のような生暖かい風と雨。
 気分が鬱々としそうなお天気です。
 風のうなり声が怖いほどです。
 
 気分をかえようと、それぞれの部屋にある観葉植物にお水をあげながら、ふと外を見ると・・・。
 虹。
 ぼやけた虹ではありますが、空に浮かんでいます。
 重く垂れ込めている黒い雲の固まりも、少しずつ上へ、上へと・・・。
 ちょっぴり、うれしくなってしまった日曜日のはじまりです。
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雪柳

2010年03月20日 | Weblog
 みどりの小枝に、まるで雪がふりつもっているように、雪柳が咲いています。
 可憐で、すてきなお花です。
 レンギョウも、きいろい蕾をひらき始めました。

 ひと雨ごとに・・・と言いますが、この季節は、ひと風ふくたびに、様々な花が蕾を膨らませていくような気がします。
 
 昨晩遅くに夫が帰宅したので、この土日はちょっと息抜きを。
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「暮らしの道具 ピカイチ事典2010~11」(カタログハウス)

2010年03月19日 | Weblog
 昨年、カタログハウスの皆さんが我が家に取材にお越しになり、「遮熱カーテン」のかかった仕事部屋と私の写真が載った記事が掲載されました。
 その「遮熱カーテン」が好評だったため、2010~2011の「暮らしの道具 ピカイチ事典」に、引き続き掲載とのご連絡をいただき、ご恵贈いただきました。

 仕事部屋の、西日のあたる窓一面にこのカーテンをかけておりますが、暑い夏、ダイレクトに差し込んでくる太陽の熱や暑さを見事にさえぎってくれます。
 なおかつ、軽くて薄手なのでお部屋も暗くならない、この遮熱カーテン。
 実に優れものです。
 おまけに、ご家庭でじゃぶじゃぶ洗えます。
 夏の暑さに悩まされているお宅には、ぜひお薦めです。
 
 と、カタログハウスさんに成り変わり、ちょっと宣伝を。
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読書推進活動

2010年03月18日 | Weblog
 先日ある会合で、ゆめ基金のなかの「読書推進活動」についてのみ、従来の枠まで復活するとのお話をうかがいました。
 火曜日の児文協の会議で、その旨ご報告しましたので、こちらでもちょっとお知らせを。

 しばらく前に、HPやblogをおやりになっていらっしゃる皆さまにお願いして掲載していただいた,文科省が募集していた「国民の声」
 その「国民の声」への反響がとても大きく(このblogや作家仲間の皆さんのHPやblogをご覧になって、「国民の声」へ書き込んで下さった関係者の方々も多かったのではないでしょうか?)文科省も声をあげたらしいです。

 ともかく、ゆめ基金を申請して、ひろく子どもの本の運動をしている皆さんの、外されかかったハシゴが、またかけられたようです。
 ひとまず安堵いたしました。
 皆さま、ご協力ありがとうございました。
 よかったですね。

 ご報告まで。
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『ひまわり事件』(荻原浩・文藝春秋)

2010年03月17日 | Weblog
 今夜は「Beー子どもと本」の例会です。
 その前に「子どもの本・九条の会」の発送作業と運営委員会があります。
 会議のハシゴをしようと決めていたのですが、さすがに4日連続は体力の限界。
 膨大な本読み,第二弾もスタートしていますし。
 運営委員の皆さま、ごめんなさい。欠席させてください。

「Beー子どもと本」の今月のテキストは、荻原浩の『ひまわり事件』(文藝春秋)
 テキストが決まってすぐに図書館にリクエストしたのですが、なんと93人待ち。
 そうでなくても読まなくてはならない本の山積みです。
 時間をあれこれ工面して、手が空いた時に読むためには買うしかありません。
 有楽町の三省堂や銀座のブック1などいくつか探し歩きましたが置いてありません。
 日ごろアマゾンで買っているのでアマゾンに申し込めばいいのに、なぜか実物を見たくて,出かけるたびに本屋巡りを。
 手にした『ひまわり事件』は恐ろしいくらい、ぶ厚い本でした。
 ところが読み始めたら、やめられない。
「今日はここまで」と決めていたのに、やめられません。
 とうとう一気呵成に読んでしまいました。

 いや~、おもしろかった!
「キャラが立つ」といいますが、そんな言葉では語れません。
 生身の人間が、ぞわぞわと立ち上がってきます。
 久しぶりに夢中になって読んだ本でした。
 さて、今夜の研究会では、どんな意見が飛び交うでしょう。
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「春の日の花と輝く」

2010年03月16日 | Weblog
 今日で3日連続のお出かけです。
 明日の研究会を入れると4日連続。 
 今夜は児文協の3月の定例運営委員会。5:00からなので、終わったあとは飲み会?
 でも夕べも遅かったので、疲れ果てている人たちも・・・?。(私も)

 しばらく前、突然の頭痛と首筋の強烈な凝りに血圧を測ったら、なんと下が90もありました。上は127~130くらいなのですが。
 それ以降、自律神経がおかしくて肩こりがひどく、ときどき動悸がしたりしていました。
 不安で、1日に5~6回、血圧を測っていました。
 先生に「カトーさんは神経質だから、あまり血圧を測りすぎないように。肩こりと不眠のせいなんですから。それに下が90じゃ死にませんから。そんなことばかり考えているから全身が緊張状態なんですよ」と言われて漢方薬を出していただき、現在は凝りや不安感や不眠などいろいろがだいぶ改善されてきました。
 その話を友人の画家Mさんにしたら、
「こういう仕事をしている人って、多かれ少なかれ、みんなそうよ。仕方ないわよ」と。
 画家も作家もみんな、セルフコントロールをしながら自分と仕事と格闘しているようです。
 大騒ぎしている私は、まだまだ序の口。

 写真は、いまが盛りの椿。
 雨上がりの日のひかりに、鮮やかに輝いています。
 早咲きの桜、ミモザ、桃、白木蓮、そして椿・・・。
 いまの季節はまさに「春の日の花と輝く」です。
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歯科検診

2010年03月15日 | Weblog
 3ヶ月か4ヶ月に一度は歯科検診を受けています。
 歯のクリーニングを兼ねて。
 今日は、その検診日。

 夜は集まりがあって、お出かけです。
 今夜は帰宅が遅くなりそうです。
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ムクドリたち

2010年03月14日 | Weblog
 今週の土日は、夫は会議のため単身赴任先ステイ。
 私も日曜日でも、午後から神楽坂の児文協事務局で会議です。
 その前に、友人の展覧会を拝見するために、これから上野の都美術館へ。
 
 まだ蕾の固いソメイヨシノの枝に、くちばしの黄色いムクドリたちがとまっていました。
 見ていると、ムクドリというのは一羽ではなく何羽かで行動を共にするようです。

 草むらで仲よく、ムクドリよりひとまわり小さいスズメたちと餌を啄んでいたら、とつぜん「ギャー」というような鳥の鳴き声が。
 驚いた鳥たちは、すぐさま桜の枝へと飛んでいきました。
 取り残されたようにスズメたちはうろうろ・・・。

 鳥たちは、いったいどんな会話をしながら生きているのでしょう。
 想像するだけで楽しいです。

 
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桜・さくら・サクラ

2010年03月13日 | Weblog
 ソメイヨシノではありませんが、公園にサクラが咲いていました。
 小鳥たちもうれしそうに、花びらをついばんでいます。
 
 3月。
 卒業のこの季節になると、なぜか「さくら」を歌った歌が人気です。
 それぞれに工夫を凝らしながら、「さくら」だったり、「サクラ」だったり、「桜」だったりのタイトルをつけながら。
 
 桜と言って真っ先に私の頭に浮かぶのは、チェーホフの『桜の園』ではなく、吉田秋生の女子高生の演劇を通しての繋がり合いを描いた,文芸少女漫画『桜の園』です。
 少女のひたむきさ。
 甘く切なくまっすぐな感情。
 未熟さゆえの残酷さ・・・。
 吉田秋生の世界が脳裏を駆け巡ります。
 
 また、桜の季節が近づいてきました。
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3月北句会

2010年03月12日 | Weblog
 昨晩は、北句会の3月例会でした。
 ここ数年、スランプというか、俳句を作るのに観念的になってしまう傾向があり、ひとつのお点もいただけないことなどあたりまえ。苦しい状況が続いていました。

 すばらしい俳句を作られる方は、さらにめきめき腕を上げ「そんな視点もあった」と思わせてくださる,日常、あるいは抽象からの見事な発見を私たちに見せて下さいます。
 そういったすばらしい俳句に共感したり、うらやましがったり・・・。
 そのつど「昔は天をとったことも、一回くらいはあったのに」と、とぼとぼと肩を落とし、帰路を急いだものです。

 ところが昨晩は、そんな私の俳句を作る姿勢に、ちょっとだけ勇気を与えていただいたような夜でした。
 いえいえ、天や地や人がとれたわけではありません。わずかですが点が入り、宗匠から褒めていただいたのです。
 その予兆は2月の例会のときに、かすかではありますが感じました。
「こうして作っていけば、もしかしたらいいのかもしれない」
 そんな風に思わせていただいたのです。
 2月から僅かではありますが、点が入り始めたのです。

 私の稚拙な俳句を、毎日こんなにたくさんの方々にお読みいただいているblogでご披露するのは、我田引水・厚顔無恥であることを承知で、あえてやっちゃいます。
 長いあいだスランプに陥っていた自分を奮い立たせるために。

 2月句会(兼題:匂い、他自由句2句)
 ・吉野葛(よしのくず)椀(わん)に透けゆく氷河かな  純子
 ・ かくれんぼ春の匂いをたたみをり     純子


 3月例会(兼題:味覚、他自由句2句)
 ・ 春大根ふくみて舌のやわらかき   純子
 ・あたたかい雨です今朝はスイートピー   純子
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