20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
毎日更新。児童文学情報・日々の暮らし・超高層からの眺望などニュース満載。

新シリーズ刊行

2011年01月21日 | Weblog
              
 
 日本児童文学者協会編のアンソロジーの第一期シリーズ5巻が、いよいよ来月から刊行されます。
 2月に2巻。3月に3巻だそうです。

 今日は夕方から、そのシリーズを刊行して下さっている出版社にお邪魔して、第二期の具体的な打ち合わせをします。
 そのあとは、編集者の方たちと、ちょっと早めの慰労会。
 こちらの出版社とは、もうかれこれ20年近いおつき合いをさせていただいております。

 刊行されましたら、またご紹介させていただきます。
(写真は、昨年出版された、前回のシリーズのなかの一冊)
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白磁の壷

2011年01月20日 | Weblog
           
 
 先日の日曜日。
 毎週お気に入りの教育TV「日曜美術館」を見ました。
 薩摩焼の陶工「沈壽官」家の、陶芸特集でした。

 秀吉の朝鮮侵略で日本につれて来られた朝鮮の陶工たち。
 その人たちが異国で血の滲むような思いをして400年15代にわたり「薩摩焼」を守り通してきたと言うお話でした。
 玄界灘を越え、風濤を越え、生きてきた、14代目、15代目の沈壽官さんのお話は感動的でした。

 それを見ながら思いだしたのが、もう30年以上前、はじめて世田谷に家を買ったとき、お祝いに秩父の父からもらった李朝白磁の壷。
 無造作に床に置いてありますが、そのとき一緒にもらった江戸時代の壷(父からは「徳利」と聞きましたが)と共に、我が家の家宝です。
           
           

 焼き物というのは、ほんとうに心を癒してくれます。
 暮れから新春まで日本橋高島屋でやっていた「河井寛次郎展」は、なんども高島屋に足を運んだというのに、うっかり見そびれてしまいましたが。
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『永遠の0』(百田尚樹・講談社文庫)

2011年01月19日 | Weblog
        

 今夜は「Beー子どもと本」研究会です。
 その前1時間ほどを、7人ほどの有志で、持ち寄りの原稿のミニ合評会。

 今夜、Beでとりあげる本は『永遠の0』
 戦争ものです。
 戦争ものといっても、手法が現代から過去を探っていくという形になっているところがおもしろいです。

 戦争を体験した世代が、どんどんいなくなっていきます。
 ですからこの本のように、実の「祖父」の「ひととなり」を知りたいという動機から、戦争について深く知っていくという手法がとれるのは、そろそろおしまいに近づいているかも知れません。

 この本のおもしろいところは、戦争を、被害者の立場から、あるいは加害者の立場からといった、スタンスを規定せず、とにかくあの「戦争」がなんだったのか。あらたに考えるきっかけを作ってくれているところです。
 この作者の視点に、私はとても興味を持ちました。感動の一作でした。
「0」はいうまでもなく、零戦のことです。
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『きらきら宝石箱』シリーズ(文溪堂)

2011年01月17日 | Weblog
  

 今日は午後から、某社の編集長と、児童文学者協会・出版企画部との、新しい企画についての打ち合わせです。

『きらきら宝石箱』シリーズ(日本児童文学者協会編・文溪堂)がほんとうに人気で、昨秋に出版されて、すでに3刷までいっております。
 それも、今どきでは考えられない部数の増刷をしていただいております。
 ほんとうにたくさんの子どもたちに支持されているようです。
 
 本が売れないと言われる状況のなか、子どもたちに本を読んでもらえるというのは、書き手としてなによりうれしいことです。
 この印税収入のおかげで、児童文学者協会の財政も、おかげさまで助かっております。
(写真は『きらきら宝石箱』シリーズ5巻)

 新しいシリーズの企画もうまくいけばいいなと念じているところです。
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フットライト

2011年01月16日 | Weblog
     

 友人におみやげにいただいた、お花のフットライト(足元灯)。
 就寝後、真っ暗になってしまう廊下に、そのフットライトの赤いあかりがとっても幻想的です。

 毎晩つけていたら、「明け方トイレに行きたくなったとき、まぶしすぎる」とクレームをつける人が・・・。
 ベッドルームを出た、つきあたりの壁の足元につけておりましたので。
 ですから残念ですが、スイッチをoffにしました。
 廊下はいままでどおり、真っ暗に。

 こんなきれいな、ライトですのに・・・。
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そう言えば・・・。

2011年01月15日 | Weblog
     
 
 パソコンに向かって仕事をしながら、ふと窓の外のスカイツリーを見上げた瞬間。
 思い出しました。
 そう言えば、大晦日。
 スカイツリーが、工事用のライトでライトアップされたのです。

 夜景を撮すのは苦手なので、ピンぼけですが、その夜のスカイツリー。
 普段は夜になると、まっくらでなにも見えません。
 ですから、ちょっと珍しい光景かと・・・。

 
 今日、明日は大学入試のセンター試験。
 子どもたちが高校生だったころのことを思い出します。
 
 そう言えば、センター試験の日は雪がふっていたような気がします。
 大学の先生をしている息子も、今日、明日は試験監督で忙しそうです。
 車で大学に通っているので、そちらは雪のようなので運転、気をつけて。
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第4回『新・童話の海』原稿募集

2011年01月14日 | Weblog
          

 日本児童文学者協会とポプラ社の共同企画、小学3~4年生向け創作シリーズ『新・童話の海』の原稿を募集いたします。
 この原稿募集は、新しい書き手の発掘を目的としています。
 第1回の募集で入選された『ぼくとあいつのラストラン』(佐々木ひとみ/作 スカイエマ/絵)が第20回椋鳩十児童文学賞を受賞するなど、過去3回においてこの賞に入選された書き手たちの本も注目されています。
 皆さんの新鮮で、魅力溢れる感覚の力作をお待ちしています。
 生き生きした人間を描いたリアリズム作品や、エンターテインメントとしておもしろい作品、ファンタジーなど、幅広いジャンルのご応募をお待ちしております。

《応募要項》
1 応募資格 プロ、アマ、国籍は問わず。高校生(もしくは同年齢)以上。
2 締 切 日 2010年5月末日。
3 募集期間 2010年4月1日から5月末日までとする。(消印有効)
4 原稿枚数 400字詰原稿用紙換算 40~60枚
5 原稿には、筆名のほか本名・住所・年齢・職業・また児童文学歴があれば書き添えてください。なお、原稿の返却には応じかねますので、必ずコピーをお取りください。
  また発表までは、同じ原稿で他の募集に応じることを禁じます。
6 入選作はポプラ社より単行本として刊行し、所定の印税をお支払いいたします。入選者には2011年10月中に、選考委員会よりお知らせします。また、「日本児童文学」11・12月号誌上にて発表し、日本児童文学者協会とポプラ社のホームページでも選考結果を公表します。
7 同人誌、新聞等に発表した作品でも応募できますが、そのままのコピーではなく、新たな原稿に設定してお送りください。(誌紙名、発行年月を明記のこと)
8 選考は、下記の選考委員とポプラ社編集部で行います。
  加藤純子・薫くみこ・那須正幹・西本鶏介(50音順、敬称略)

  原稿の送り先&問い合わせ先
 〒162-0825 東京都新宿区神楽坂6-38 中島ビル502
      日本児童文学者協会『新・童話の海』宛 
   TEL03-3268-0691  FAX03-3268-0692 E-mail:zb@jibunkyo.or.jp
  
*受付締め切り後の選考期間中、電話やメールなどでのお問い合わせはお断りします。
                         日本児童文学者協会・ポプラ社

(↑の写真は昨年の12月に発売された、「第2回新・童話の海」入選作『リンリンちゃんとワンゴ天才発明会社』<丘紫真璃作・ポプラ社>です)
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初句会

2011年01月13日 | Weblog
         

 今夜は新年初の句会です。
 兼題は「新年」
 あいかわらず、ヘボ俳句しか作れませんでした。
 
 お仲間の皆さんにお会いできる楽しい時間。
 こんな時間が、私にはとても大切です。
(と、いいつつ忙しくて俳句がつくれず、サボり気味の劣等生ですが・・・)
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蝋梅

2011年01月12日 | Weblog
      

 一昨日、お知り合いの小学校の先生から、メールで送っていただいた写真です。
 ご自宅のお庭に咲いた蝋梅だそうです。

 もう数年前、秩父・長瀞の宝登山神社をロープウエーでのぼり、蝋梅林を見てきたことがあります。
 蝋梅という名のとおり、黄色い蝋で作られた花びらのようにうつくしい花です。
 気品のある香りも、気高く、存在感をしめしていました。
 宝登山の山頂から、むらさきに煙って見えた秩父谷は、いまでも記憶に残っております。

 それが、ご自宅のお庭に・・・・?
 その先生のお宅には、アケビや柚子やきんかん。柿といろいろな果実の木があるそうです。

 子どものころ好きだった本に、壺井栄の『柿の木のある家』というのがあります。
 私は大人になっても、柿の木のある家の前を通りかかるとその本を思いだしたものでした。
 先生のお宅のお子さんたちは、きっと大人になって巣立っていかれたら、さまざまな樹木と共にふるさとを思い出すのでしょうね。
 あんまりステキな写真とお話だったので、ご許可をいただき、blogでご紹介させていただきました。
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HPをリニューアルしました

2011年01月11日 | Weblog
           
 
 HPの更新を行ってくれていた娘から、以前のパソコンが壊れ、それまでのデーターの更新が出来なくなってしまったと言われておりました。
 娘が、リニューアルしたHPを作ってくれていたのですが、どうしてもUP出来なかったのです。

 そんな話を過日blogに書いたところ、お正月に息子と娘で相談してくれ、娘のところからこちらにとばす方法でやってみようということになったらしいです。(詳しいことはわからないのですが)

 昨日、休日の夕方、仕事の忙しい娘の旦那さまが、そのやり方で私のHPをリニューアルUPしてくれました。
 中味はいままでとほとんど同じですが、ワークスがこれから新刊が出るたびに「new works」として更新してもらえるようになりました。

 秋っぽい表紙だったHPが、初夏のような爽やかな色合いになりました。
 横のカテゴリーの「加藤純子のホームページ」をクリックしてただければ、新しいHPが出て来ます。
 登録をして下さっている方は、ブックマークをお願いいたします。
 これからもblog共々、HPもよろしくお願いいたします。

(写真は、新調したベッドカバー。羽毛布団の上からそのまま掛けて寝ています。寒い夜が続いているので、とってもあったかいです)
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