今年もあとわずか...。
年を負うごとに過ぎる時間の早さを痛感する。
もっとも、この感覚は私だけではなく人類共通のものであるらしく、
ウソかホントか、それを裏づける理論もあるのだそうだ。
出張の際、機内誌で読んだ話で、作家の浅田次郎氏が紹介していたものだが、
フランスの心理学者、ピエール・ジャネの学説で、
「人生の一時期における時間の心理的な長さは、年齢に反比例する」というものだ。
たとえば、十歳の少年の一年は人生の十分の一だが、
六十歳の一年は人生の六十分の一にしか過ぎないから、心理的に短く感じられる。
ということなのだ。
なるほど。
記事とはなんの関係もないが、なんとなく師走を感じた風景を。
金沢を一望する高台、大乗寺公園から...
人生の応援歌ともいえる「あの鐘を鳴らすのはあなた」
年を負うごとに、その歌詞とともに曲への思い入れが強くなる。
和田アキ子の代表作であるが、名作ゆえにカバーも多い。
その中で、パワフルな歌唱力でもってオリジナルをも凌駕するのではないかと思うのがこのバージョン。
あの鐘を鳴らすのはあなた 朱里エイコ
※コメント欄は閉じています。