斑鳩町岡本の法起寺は、聖徳太子が法華経を講じた「岡本宮」の跡地で、太子の子・山背大兄王(やましろのおおえのおう)が寺に改めたのが始まりと伝えられています。
体育の日の朝、山に登る前にお寺の駐車場に車を置いて近くを散歩しました。
まだ8時前なのに何人ものカメラマンがカメラを構えています。
写材は日本最古の三重塔を背にしたコスモス畑と黄金の稲穂。
美しい日本の秋の風景です。
ちょっと先の法輪寺横にある斑鳩町営駐車場に車を置いて、8時10分スタート。
ここから見える法輪寺三重塔は1975年の再建になる新しいものです。
ユーモラスなお爺さんとお婆さんの案山子。新しくなっていました。
その前を通り、斑鳩神社の横から東に折れて松尾寺に向かいます。
12丁の参道を登って松尾寺に着きました。南総門をくぐります。(8時50分)
北の総門から入り直し閼伽井で手水を使い、108段の石段を登って本堂で般若心経を唱えました。
本堂横床几で少し休憩。正面に三重塔。右に見える大岩は神霊岩と呼ばれ、注連縄の張られたところには窟があり、修験の山だったことを偲ばせます。
塔の前から左の山道(元修験道)に入って松尾山へ(9時5分)。
全く無展望の三角点(9時20分)。
帰りは北総門前から小泉方面への車道を下りました。山田(地名)で右へ折れて、休日で大賑わいのゴルフ場を抜けて行きます。
ゴルフ場を出たところにクサギの実がありました。
その先で法輪寺の塔が近くに見えるところにオオシマザクラが咲いていました。
10時10分、駐車場帰着。他府県ナンバーの駐車が増え、法輪寺と法起寺を結ぶ斑鳩の道は、観光客やハイカーで賑わっていました。