時遊人~La liberte de l'esprit~

優游涵泳 不羈奔放 by椋柊

風情のある風景

2009-04-13 | 仏蘭西探訪(郊外/地方)
ボーヴェの
サン・ピエール大聖堂を見学する前に 
大聖堂近くにある
オワーズ県立博物館に
行って参りました



フランスのタピスリーを代表する
ボーヴェ織りを作っていた工房跡地に
建てられた博物館
15世紀から今日に至る
フランスのタピスリーの歴史を見ることが出来る
はずだったんですけど…

現在
改装中なのか
肝心のタピスリーは
数点しか展示されておらず

André Maire(1898-1984)の作品展が
開かれていました



工房自体は
第二次世界大戦の折
オービュッソン(Aubusson)に疎開
崩壊した工房は再建されることはなく
機織機(はたおりき)は
ゴブランの工房に移されたそうです

遺跡で発見された
出土物の若干展示されてました



サン・ピエール大聖堂を見学後
帰途に着く途中通過した時に
発見したのは

18世紀
とある資産家が建てた
中国風の建造物



そして
リル・アダン(I'ILE ADAMS)

ワーズ川の畔に建ち
森を背にした風情ある町でした
川沿いには
別荘が立ち並ぶ他
桜並木の散歩コースがありまして
賑わっていました



運河には
閘門もみられます
近くには
リニュアルされた
アミューズメント施設がありました



3月29日から
サマータイムが始まった途端
日没の時間が遅くなったのを実感


                

久しぶりの晴天
入道雲ではありませんが
見事な雲を見つけました

高い建造物がないこともあり
桁外れに多いな雲が
悠然と流れていく様子は
雄大でした

ですが
見ているうちに
気味の悪い雲だなぁ~
なんて思ってしまいました