K-20 怪人二十面相・伝

1945年の架空都市＜帝都＞
第2次世界大戦を
回避した架空の日本

19世紀から続く華族制度により
極端な格差社会が生じる日本で
世間を脅かしている強盗

怪人20面相

富裕層だけをターゲットとし
美術品や骨董品を
魔法のようなテクニックで
次々と
盗み出すというのだ



頭脳明晰で
これまでも数々の事件を解決してきた探偵
明智小五郎は
サーカスの人気曲芸師・遠藤平吉が
謎の怪人20面相＜K-20＞だと疑い
捜査を始める

一方
明智小五郎の婚約者
羽柴葉子は
明智の行動に
疑問を持たずにいられなかった

　　　　　　　　　「goo映画」より引用



金城武さん扮する遠藤平吉が
始めから二十面相なのかと思っていたら
違うんですね

予想外の展開
予想外の設定

それに
古き良き時代の最後の輝き
このレトロ感も好き

何処かで…
と思ったら
映画「三丁目の夕日」の制作グループが
作ったんですね
納得です



優秀な探偵とは言え
一般階級の上あたりの明智小五郎が
大財閥の令嬢・羽柴葉子と
何故婚約出来たんでしょう…
この意外性も面白い

遠藤平吉が
怪人二十面相の替え玉に仕立てられ
その汚名を晴らすために
本物の二十面相と対決する
そして…
と言うのも面白い



「良家の子女のたしなみ」を連発する
葉子さんのキャラも素敵

中村トオルさんの雰囲気が
明智小五郎にイメージにドンピシャでした

登場人物が
それぞれに魅力があって
人情味溢れるキャラでした
その中で
ベストワンをあげるなら
國村隼さん演じた源吉だと思います



感想になっていないような…
ともかく
面白かったです

遠藤平吉＆二十面相で
見せてくれた演技とは
全然違う
『レッドクリフ Part II 』の諸葛孔明を演じた
金城さん

稼いでます