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時遊人~La liberte de l'esprit~

優游涵泳 不羈奔放 by椋柊

滝沢秀明

2009-05-15 | 滝沢秀明(TOBE)通信
竜崎臣司vs碧井涼介

滝沢秀明
‘悪役’主演で4年ぶり連ドラ登場です!
7月からのTBS金曜ドラマ
オルトロスの犬(仮)

2005年のNHK大河ドラマ『義経』以来のドラマ
しかも
初のダークヒーロー役

<滝沢秀明コメント>抜粋
今回の竜崎臣司のようなダークな役柄を演じるのは初めてです
今までのイメージを覆すようなキャラクターを演じ
ダーク滝沢を作り上げたいと思います
竜崎は「神の手を持つ悪魔」ということですが
彼は真の悪魔ではなく
何か意味を持ってその行動をしている人物ではないかと思います
これからプロデューサーさんや監督さんと話をして
竜崎の役柄を掘り下げていくのが楽しみです
久しぶりの連続ドラマ出演ですが
楽しくやりたいと思っていますし
このドラマでまた新たな成長が出来るように頑張りたいと思います
また
事務所の仲間と共演することは珍しいので
錦戸くんとのお芝居も楽しみにしています

見ン
見マス
見ル
見ルトキ
見レバ
見ヨ

GOEMON

2009-05-15 | 映画
1582年
天下統一を目指した織田信長は
その夢目前にして
家臣・明智光秀の謀叛により
本能寺で暗殺される

しかし
信長の右腕であった豊臣秀吉が光秀を討伐
その功績をもって
信長の後を継ぎ
豊臣政権を樹立する

世は火種を残しつつも
一時の平和を謳歌していた
とはいえ
格差は広がり
景気は悪く
民衆の生活は一向に楽にならない



そこに彗星のごとく現われる一人の義賊
天下の大泥棒
その名は石川五右衛門
超人的な身体能力を武器に
金持ちから盗み
貧しきものに分け与える英雄に
庶民は熱狂していた

ある夜
五右衛門は
紀伊国屋文左衛門邸の財宝の中に
南蛮製の箱を見つけるが
盗み出した後で
中身が空であることを知り
屋根から放り捨ててしまう
それを拾ったのは
貧しい境遇に身を置く小平太だった



翌日
五右衛門は
行動を共にしている猿飛佐助から
石田三成が
紀伊国屋邸に乗り込みながら
箱を手に入れることが出来なかったため
当代随一の使い手である霧隠才蔵を差し向け
躍起になっていることを聞く

箱を再び手に入れようと
貧民街へ向かった五右衛門は
役人の又八が
小平太の母を
斬り殺す現場に居合わせる
その瞬間
五右衛門の胸によみがえる



両親を斬り殺された悲しい過去
鬼のような形相で
又八の手を斬り落とした五右衛門は
小平太に
「強くなれ坊主 そうすれば、何も奪われやしない」
と語るのだった

そこへ
彼らを取り囲む才蔵と忍びたち
五右衛門は箱を抱えて駆け出していく
走る五右衛門と追う才蔵
森を抜けて戦うふたりを見つめるのは
かつて
2人を信長の忍びとして
厳しく育て上げた服部半蔵だった



石田三成が霧隠才蔵を
徳川家康が服部半蔵を使い
血眼で手に入れようとしている箱
その箱の中には
織田信長暗殺の真の首謀者が
豊臣秀吉であることを告げる
証拠が隠されていた

衝撃の事実を知った五右衛門は
単身
大坂城に乗り込み
小太刀で秀吉を刺し殺して逃げ出すが
その騒ぎの中で
思いがけなくも茶々と再会することになる
そして
殺したと思った秀吉は
ただの影武者だった



五右衛門は
忘れ去ろうとしていた
過去の扉を開いてしまう
両親を失った自分を救ってくれた信長に命を預け
才蔵とともに過ごした忍びとしての鍛錬の日々
信長亡きあと
自由を求めて旅立った自分と
侍になることを夢見て
三成の手下になった才蔵との別れ

そして
大坂城で再会した
茶々との幼い日々の思い出
かつて信長のいた安土城で
五右衛門は少女だった茶々の護衛を任され
互いにほのかな恋心を抱いていたのだった



ついに自らの運命と向き合い
闘うために立ち上がった五右衛門
侍を夢見ながら運命に翻弄されていく霧隠才蔵
権力を手に
五右衛門の愛する人々を奪っていく豊臣秀吉
次の天下を狙い
秀吉暗殺を企てる石田三成
戦乱の世を終わらせるために心を砕く茶々

新しい時代を目指そうとする
徳川家康と服部半蔵
それぞれの思いを胸に
壮絶な戦いの火蓋は
切って落とされようとしていた

          「CINEMA TOPICS ONLINE」より引用



『CASSHERN』で酷評を受けた
紀里谷和明氏の第二作目監督作品です
今回も賛否両論ありそうですね
小生としては
結構楽しめました
ですが
実写より
原案の方が面白かったかな(笑)

スピード感もあるし
ヨーロッパ中世の要塞を彷彿させるお城も
衣装も西洋風
時代劇の固定観念を
根底からくつがえした発想も面白い

戦国を駆け抜けた
織田信長や豊臣秀吉が
影に生きた
服部半蔵や霧隠才蔵が
絢爛豪華な映像美の世界に蘇る!
時代考証やら
歴史的時代背景については
あえて突っ込まない

フィクションです
娯楽作品として見ましょ~



登場するシーンは少ないのですが
カリスマ性と存在感において
中村橋之助氏が演した
織田信長が
個人的には良かったです

最後に
同じCGを駆使した
ジョン・ウー監督の『レッドクリフ』では
CG映像が
作品全体に使用されているにも拘らず
抵抗感なく受け入れられたのですが
『GOEMON』では
やたら目につくと申しますか
違和感を感じてしまいました

CGをどのシーンで用いれば
より作品意に厚みを出し
迫力ある映像に仕上げることが出来るのか
独特の世界観を持つ紀里谷和明氏
その辺りは
今後に期待していきたいと思いました