ハゲタカ（DVD）

かつて徹底した合理主義で幾多の企業を買い叩き
‘ハゲタカ’の異名をとっていた鷲津政彦

相変わらず閉鎖的で
不透明な日本のマーケットに絶望し
海外生活を送る鷲津の元へ
盟友・芝野が訪れる

芝野は
日本有数の大手自動車会社・名門「アカマ」に対する
豊富な資金力を持つ中国系巨大ファンドの買収を察知し
鷲津にこの危機を救ってほしいと頼みに来たのだ

この巨大ファンドの命を受けたのは
‘赤いハゲタカ’劉一華
かつて
ニューヨークで鷲津のもとで働いていた男だった
大手自動車会社に買収を仕掛け
鷲津に真っ向から戦いを挑む

ちょいと前になりますがGWの期間中
ケーブルテレビでNHKヴァージョン＆劇場版が
一気に放映されたのを見ました
それから
何度もしつこいくらい再放送されてて
面白かったのは事実ですが
一気にシラケたのも事実…


‘ハゲタカ’こと鷲津が
アメリカもどんどん買い叩け！
と豪語したり
中国系巨大ファンドを撤退させるシナリオとか
ワクワク居しましたね～

専門的なことは解りませんけど
ドラマ版から一気に見ていくと
鷲津政彦や芝野健夫の
関係性・立場の変化・方向性の相違
人としての成長過程
諸々が魅力的に描かれていて
ハマりました

2人の見ているモノ
目指そうとしている所は
同じなんですね
それぞれの立場から
棘の道を進んでいく同志…

劉一華の存在が
これまた強烈でした
玉山鉄二って
トレンディードラマ系に出れば
もっと売れそうなもんなのに
作品とか役柄を
かなり選んでいる気がします
その辺
外国の俳優で云うと
オーランド・ブルームとか
ブラッド・ピット系の役者と
同じような信念を感じる

ただ
癖のある役を
選ぶ傾向があるような気がして…
彼の出演しているドラマを
欠かさず見たいとは
どうも思えないのであります

映画とは関係ないけど
玉山鉄二・玉木宏・金子昇
この三人って
出てきた時期も同じくらいで
年齢的にも同世代
ど～も‘同じ匂い’
キャラ的にも似ている気がして
始めの頃
見分けつかなかったんですよσ(^^；)

あっ
でも今は解るよ