時遊人~La liberte de l'esprit~

優游涵泳 不羈奔放 by椋柊

トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン 30

2011-08-20 | 映画
1969年
アポロ11号が月面に降り立った



人類は
歓喜に沸いたが
実は
アポロ11号のクルーたちには
月面に不時着した
トランスフォーマーの宇宙船を
地球に持ち帰るという
極秘ミッションが課されていた


                  
40年後

トランスフォーマーの存在が
公となって以来
善のトランスフォーマーであるオートボットは
民間人達との間に問題を抱えながらも
人類との同盟を続けていた

しかし

同盟が結ばれた際に締結した条約に反し
アメリカ政府が
トランスフォーマーと思われる
宇宙船の残骸の存在を
秘匿していた事実を
オプティマスが知ったことをきっかけに
事態は大きく動き出す


                  

オプティマスによって
復活したトランスフォーマーの伝説的戦士
センチネル・プライムは
月面から持ち帰られた宇宙船を利用し
故郷のサイバトロン星を復興しようと
あろう事か
メガトロンと密約を交わしていたのだ!

その頃
トランスフォーマーの友人であるサムは
ワシントンDCで新恋人
カーリーの家に居候していた


                  
久しぶりにあったサムが
恋人に養って貰いながら就活にあけくているとは…

ディセプティコンとの戦いで魅せた覇気は!?
国防総省で働いてなくても
政府のそれなりの部署で
それなりに活躍しているのかと思いきや

全然
うだつの上がらない青年…

しかも
収入もルックスも身長も
サムより高い新恋人・カーリーなんて女性に
囲われてるし…

小型ディセプティコンの
ホィーリーを手なずけちゃう
パワフルでチャーミングな女性
ミカエラは
ど~したんです!?
共に戦った
素敵な女性だったじゃないですか!



余りのだらしなさに
見限られたのか…

にもかかわらず
ど~して
カーリーみたいな女性に好かれるんだサムは…

って
サムの女性遍歴は置いといて

いやぁ~
楽しかったですわ~

あそこまで
破天荒に
ハチャメチャに暴れてくれると
それはそれで
気分がスッキリしますねб(^.^;)



高層ビルにの真ん中が壊されて
斜めってる高層階
あの状況下で
メインキャストが全員
ダイハードのジョン・マクレーンのごとく
生き延びてるなんて…

しかも
どう見ても
どう考えても一般ピープルのカーリーが
泣き言ひとつ言わず
NEST部隊のメンバーに
ついてってるなんて

ありえないでしょ


とは言え
登場する女性陣が
ギャ~ギャ~喚かず
しかも後半
カーリーなんて
メガトロンと真っ向から対決しちぅんだから…
(そそのかすしたと言った方がいいかな?)

たいした‘おなご’だ!
素敵!

サムは
手玉に取られると申しますか
姐御肌の女性が好み?




今回登場した
伝説的戦士センチネル・プライムです

故郷であるサイバトロン星を愛し
ひたすら星の復興を願っていたセンチネルの想いは
心情的に理解できます

神として君臨していた自分が
地球では
単なる機械として扱われる
その不条理…

その心中は
複雑であります

オプティマスが尊敬する
リーダーだったセンチネル

彼に引導を渡さねばならなかった
オプティマス…
辛かったろうに…


人間より人間らしい
倫理観・道徳観
崇高な精神性を持つ
オプティマス・プライムは
相変わらず最高でした

人類は
彼を見習うべきです!



サムの親友・ビー
相変わらず良い奴です
今回も
大活躍してくれてます

そうそう
セクター7解散後
一度は落ちぶれたシモンズが
ベストセラー作家となり
その上
大金持ちになったんだけど
サムのSOSに
サムに関わるとロクな事がないと
愚痴りながら平和のために
頑張っちゃうあたりも
何だか嬉しかったりする

元NSAという過去を持つシモンズの執事・ダッチ
一見頼りなさ下なんですが
ネットワーク関連にめちゃ強く
気分が高揚すると
俄然
頼もしくなる!

相変わらず
魅力的なキャラクターがテンコ盛りでした



個人的には
1作目から
登場しているNESTの指揮官ウィリアム・レノックス大佐
良いですね~
ジョシュ・デュアメルと言う
アメリカの俳優さんが演じております
最近では
コメディー映画かぞくはじめましたに出演されてます※1

もう一度!
いやぁ~
楽しかった




            

ところでひとつ
気になることが…

この後
サムは再び
就活に明け暮れる日々を過ごすのでしょうか…    

※1
日本での公開は
東日本大震災の影響で公開が中止されました