時遊人~La liberte de l'esprit~

優游涵泳 不羈奔放 by椋柊

羽生結弦の軌跡 ~光りと影 栄光と挫折~ なんちゃって

2018-11-19 | 羽生結弦通信
羽生結弦選手は
喘息もちで
呼吸器系が弱い
そして
ご存知の通り
怪我や故障も
実に多い
しかも
調子よくなってきたなぁ~
と思ったら…
の繰り返し

シニアに上がった
2010年あたりから
その軌跡 ~光と影 栄光と挫折~
書いてみました

2010年~2011年 JGPSトルン杯優勝 JGPSクロアチア杯優勝 JGPSファイナル優勝 世界ジュニア選手権優勝
            全日本ジュニア選手権優勝2連覇達成 全日本選手権6位
            ジュニア時代の輝かしい実績を引っさげてシニアに参戦した時 羽生選手はまだ16歳でした
            GPSロステレコム杯7位 NHK杯4位 全日本選手権4位 2011年1月の四大陸選手権2位
            当時ジュニアのFSは4分それが30伸びて4分30秒に…
            演技時間が延びたことでスタミナ不足が露呈 苦労していた気がする     

2011年~2012年 ネーベルホルン杯初優勝 GPSロステレコム杯初優勝 GPS中国杯4位 GPSファイナル4位 全日本選手権3位
            3月世界選手権 大会中に右足首捻挫 初出場3位

2012年~2013年 4月にコーチをブライアン・オーサーに変更 
            オーサー氏が指導する「クリケット・クラブ(Toronto Cricket Skating and Curling Club)」が
            カナダのトロントにあるため夏から指導を受けるべくトロントに拠点を移す 
            フィンランディア杯初優勝 GPSスケートアメリカ2位 NHK杯初優勝 GPSファイナル2位 全日本選手権初優勝
            2月四大陸選手権2位 3月から続く体調不良及び左膝の故障炎症 
            3月世界選手権で4位になるも安静1ヶ月の診断を受けて世界国別対抗戦辞退

2013年~2014年 フィンランディア杯優勝2連覇達成 GPSエリック杯2位 GPSスケートカナダ2位 GPSファイナル初優勝 全日本優勝2連覇達成
            オリンピック優勝 日本人男子初の冬季オリンピック金メダリストとなる
            世界選手権初優勝 GPSF/世界選手権/オリンピック3冠達成

2014年~2015年 11月のGPS中国杯 フリーの6分練習で中国の選手と激突 顎7針と頭部3針を縫う
            「頭部挫創 下顎挫創 腹部挫傷 左大腿挫傷 右足関節捻挫」全治2~3週間の診断を受ける
            試合には強行出場し2位となるも表彰式・エキシビション には出演せず翌日帰国 11月のNHK杯4位
            GPSフィアナルには出場し優勝2連覇達成 
            12月の全日本選手権優勝3連覇達成するもエキシビションには出演せず
            緊急入院 「尿膜管遺残症」と診断され30日に手術
            術後2週間の入院及び1ヶ月の安静の診断を受けるも退院後練習再開
            しかしその練習中に「右足首を捻挫」2週間の休養となる
            3月の世界選手権で2位 4月の国別対抗戦3位

2015年~2016年 9月のオータムクラシック初優勝 GPSスケートカナダ2位 11月のNHK杯世界歴代最高得点で2度目の優勝 
            GPSファイナルで世界歴代最高得点を更新し大会史上初の3連覇達成 12月の全日本選手権大会4連覇達成
            翌16年3月の世界選手権2位となるも「左足甲リスフラン関節靱帯損傷」全治約2か月の診断を受ける

2016年~2017年 9月のオータムクラシック優勝2連覇達成 10月GPSスケートカナダ2位 11月NHK杯3度目の優勝
            12月ファイナル史上初の4連覇達成
            12月全日本選手権 5連覇のかかる大会でしたがインフルエンザ・咽頭炎の併発により棄権
            翌17年2月の四大陸選手権2位 3月の世界選手権ではFSでPBを更新に3年ぶりの2度目の優勝 4月の世界国別対抗戦優勝

2017年~2018年 9月のオータムクラシック2位 10月のロステレコム杯優勝するも
            11月のNHK杯 9日のSP前日の公式練習で4Lz(クワド・ルッツ)を跳んだ際に転倒し負傷 ※1
            右足関節外側靱帯損傷」の診断を受け欠場 GPSファイナル7年連続出場を逃すと共に5連覇達成成らず

            12月の全日本選手権欠場 2018年1月の四大陸選手権欠場 2月のオリンピック団体戦回避し個人戦に専念
            17日66年ぶりのオリンピック連覇達成
            帰国後の3月7日右足関節外側靱帯損傷 腓骨筋腱損傷」の診断を受けたことを発表 ※2
            2連覇3度目の優勝のかかる世界選手権を辞退 欠場となる
        
2018年~2019年 9月のオータムクラシック2年ぶり3度目の優勝
            10月のGPSフィンランド杯優勝
            同大会でルールが変更になった今シーズンSP/106.69 FS/190.43 Total/297.12の世界最高得点を出す
            11月ロステレコム杯SPで今季SBの110.53点を出しSB(PB)更新1位につけるも
            翌17日午前中 FS公式練習中(曲かけ練習で)冒頭の4Lo(クワド・ープ)をした際回転不足で転倒 
            18日精密検査は受けていないもののチームドクターの視診・触診から
            「前下脛腓靱帯損傷 三角靱帯損傷 腓骨筋腱損傷の疑い」と診断を受けたと発表 ※3
   
            それでもFSに出場7年ぶり2度目の優勝 
            2年ぶりフィアナルの出場権を得るが試合後
            18日のエキシビション出演辞退と3週間の安静が必要であることを発表 
            羽生選手自身は
            「調整期間を考慮すると3週後のファイナルはもちろん
            5週後に控える全日本選手権は今日みたいな構成で勝てるとはまったく思っていないし
            (今回のFSでは?)かなり悪化させるような演技をしたので考えないといけない」

            とコメントしているので12月6日からバンクーバーで開催されるファイナルは辞退する可能性‘大’
            12月20日から始まる全日本選手権出場に関しても辞退が濃厚

             2018年11月29日
               日本スケート連盟より羽生結弦選手サイドから出場辞退する旨の連絡が入ったこと
               これに伴いファイナル欠場すると発表 併せて病名が正式に発表されました
                
               病名:「右足関節外側靭帯帯損傷 三角靭帯帯損傷 右腓骨筋腱部損傷」により3週間安静固定
                   その後リハビリ加療に約1ヶ月を要する

             2018年12月13日
                現段階で足の痛みが取れず
               日本スケート連盟より羽生結弦選手サイドから全日本選手権辞退する旨の連絡が入ったと正式発表されました
               全日本選手権については3年連続の欠場が決定的となる 



選手に怪我は付き物で
羽生選手だけじゃない
ってことは
重々承知しておりますが
どうして
こうもタイミング良く
怪我するんだろう
と思う反面

※1 そもそもが大会前に風邪をひいて体調を崩した状態でインして
   注意散漫な状態でクワド・ルッツ飛んで怪我したのよね?
   体調管理の不手際による怪我 
   避けられた怪我とも言える右足関節外側靱帯損傷 

※2 オリンピック終了後に公表された診断は
   右足関節外側靱帯損傷 腓骨筋腱損傷

一度伸びちゃった靭帯は
基本
元に戻らないので
よくよく
自覚しておかなければなりません
とは言え
空中に飛んだあと
どうやって制御できる?
と思わない事もない

がやはり
※3 にもかからわず
   去年と同じ
   「前下脛腓靱帯損傷 三角靱帯損傷 腓骨筋腱損傷の疑い
   となると
   厳しい言い方をすれば
   本人の注意不足と言えなくもない

勿論
細心の注意払って
集中して
クワド飛んでるの
わかってます!

それに
ジャンプして
空中にいる瞬間に
『あっ!マズイ』
と思ったところで
着氷失敗した時の
受け身が
出来るハズもなく
思った瞬間
転倒してるわけで
注意不足と言われても…
なんだけど
それでも
足首の
あらゆる靭帯伸びきってると
自覚しているんだから
超ド級の
注意払ってくれないと
心配で
眠れないのだよ
σ(^_^;)が…

まぁ~
羽生選手本人が
一番
自覚してたからこその
あの
FS「Origin」
だったわけで…


    
となると
気になるのが
2019年3月に
さいたまスーパーアリーナで開催される
世界選手権です
最終選考会である全日本選手権大会への参加は必須
らしく
代表選考会を兼ねている
全日本選手権に出場しなければ
出場権利すらない
と言う事になります

ご存じとは思いますが
世界選手権の
選考基準は
1人目は全日本選手権優勝者
2目は①全日本の2位3位 ②GPSファイナル上位2 ③世界ランクの上位者などから
3人目は世界ランキング及びシーズンベストスコアなどから総合的に判断
です
因みに
男子の出場枠は
今年の世界選手権で
宇野昌磨選手と
友野一希望選手が
頑張ったお蔭て
3枠あります

宇野選手は間違いなく当確
次点は
全日本2位の選手(友野選手が有力候補)
で残る3枠目ですが…

羽生選手の場合
2018年11月17日現在
1位 宇野昌磨 4620ポイント
2位 羽生結弦 4540ポイント
3位 ネイサン・チェン 4402
と言うように
2位につけています
フィアナル終わると
恐らく3位あたりに
後退すると思われますが
今シーズンのSP保持者ですし
過去に世界選手権大会3位以内に入賞した選手が
怪我の理由で欠場する場合は
これまでの成績を
選考基準に照らして評価する
と言う前例?もあるようなので
3枠目で行けるかな?
と思ったりもしています
と言う事で
年内完全休養するのが
ベストと選択だと思われます



腫れてるなら
まず冷やす!
兎に角ひやす
そして
固定!
血流良くするのも大切だけど
動かさないことが
怪我を寛解させる
一番の方法
それしかにゃい!
その間
勉学に集中して
春の早稲田大学卒業
めざしましょう
気分転換のゲームも
許す!
って
σ(^_^;)が
ぶつぶつ言っても
意味ないか?

と書いて
締めたかったが
一夜明けて
心境の変化があったと言うか
闘志メラメラ
湧いてきちゃったらしく
連盟を通じ
ファイナルへ向けて全力で治療する
と羽生選手
強気のコメントを
発表…
その前向きな気持ち
嬉しいし
素晴らしい
凄いなぁ~
と思う反面
また出た
無駄な負けん気
とも思う



まっ
自分のスケートをしなくちゃいけない
期待に応えないといけない
結果を出さなきゃいけない
と言うプレッシャー(箍:たが)から外れた今

自分のために
滑っていいわけで
となると
本人の
意思・気持ちを
これまで以上に
優先するのが
道理?

選手の登録変更が
12月2日までまのかな?
と言う事は
ひとまず
タイムリミットは2日
全身全霊
回復に努めることでしょう


存じあげませんが
羽生選手の母上様
クリケットクラブ陣営の皆様方
ご心中の程
お察し申し上げます

ついでにおまけ
羽生選手
Gara Exhibition に
出演していたら
何の曲で
滑ったと思います?
σ(^_^;)
Notte Stellata (The Swan)
だと思うんでけど
どう思われます?

多少の時は
必要だけれど
もう一度
ロシアの地で
ロシアの観客
プルシェンコや
タチアナの前で

これが羽生結弦の
「Origin」
「Notte Stellata (The Swan)」です!
と自信をもって
披露出来るチャンスが
来ることを
只々
願うのみです

         画像はGetty Imagesより引用しています