さんかく窓の外側は夜～映画版ノベライズ～

書店で働く三角康介（みかどこうすけ）は
幼い頃から霊が見える体質に悩まされていた
恐ろしい姿をした
彼らが恐ろしく
人間と幽霊を区別するため
メガネが手放せない

ある日
書店に冷川理人と名乗る男が訪れる

私といれば怖くなくなりますよ

その言葉に心を動かされ
三角は冷川理人（ひやかわ りひと）の
‘特殊清掃’を手伝うことに
だが
あるバラバラ殺害事件に関係する霊が
祓われる際に恐ろしい言葉を残す

ヒウラエリカに騙された

ヒウラエリカとは何者なのか？
なぜ
霊を騙しているのか
３人の‘運命’が交わる時
東京中を巻き込む大事件が起きる

映画『さんかく窓の外側は夜』本予告（60秒）


『さんかく窓の外側は夜』
原作はヤマシタトモコさんによる
漫画作品だそうです
霊が見えてしまう
三角くんと
霊は見えないけど
祓える冷川さんがコンビを組んで
除霊や連続殺人事件の謎を追う話です
因みに
三角くんが標的（例えば霊）を察知し
冷川さんが撃つ（例えば除霊）するにはｑ
ふたりが一体になる必要があります
冷川さんが三角くんを
後ろから羽交い絞め！？
ではなく
ハックハグ的な感じ？
おいおい…
手を繋ぐとかじゃ駄目なんか？

傍からみると
除霊するのに何いちゃついてんの？
と思わまいでもないが
二人は
至って真剣です！
そしてもうひとり
対峙するキャラクターとして
登場するのが
女子高生・ヒウラエリカ（非浦英莉可）
冷川&三角が
死んだ人を
祓う（除霊・浄化）するのを生業とするなら
非浦英莉可は
人を呪い殺しを生業としています　
冷川さんは
職業柄
以前から非浦英莉可の存在を
知っていたようですが
呪う存在（非浦英莉可）と
祓う存在（自分）がいて
需要と供給が成り立つ！
と認識しているようで…

とは言え
流れて的に
非浦英莉可が
呪い殺そうとする人物を
冷川＆三角コンビが阻止！
最終的に

祓い屋　　　　呪い屋
冷川＆三角非浦英莉可

霊能力対決！？
と思っていたら
違いました


霊を察知できる
冷川さん・英莉可ちゃん・三角くんですが
冷川さんは
「掌光会の大掌様」として
英莉可ちゃんも
「神話の光」の呪い師として
自分の意思に関係なく
大人たちに利用されるという
惨憺たる過去がありまり
精神面・感情面に欠落と言うか
歪曲されたところがあります
三角くんも
しんどい人生を歩んできてますが
精神面・感情面は
いたってノーマル
良い方向に導いてくれそうです

で
一連の事件は
政治的な背景がありました
自由恒久党副幹事長・日向利治が
自分と敵対する勢力＆人物の殺害を
「神話の光」の教祖
先生と呼ばれる正体不明人物に依頼
英莉可ちゃんに呪いを実行させていました
本篇では
三角くんの言葉に
心を動かされた冷川さんと
英莉可ちゃんの三人が
協力して悪意の巣窟（呪いの装置）破壊！
「神話の光」の教祖である
先生は行方をくらまし
謎の騒動は一応に沈静化しました

悪意の巣窟（呪いの装置）は
冷川さんが
「掌光会」に幽閉されてた当時
唯一あてがわれていた万華鏡でした
「掌光会」内で起きた自殺とも
殺し合いともつかぬ状況の引き金となった
冷川さんが発した情念や穢れが
万華鏡にやどり
それを‘先生’が持ち去っていたのです

冷川さん曰く
過去自分を貶め
英莉可ちゃんを悪の道に引きずりこんだ
「神話の光」の教祖こと
‘先生’なる人物事体
霊的な力は大したことないらしので
捨ておいても問題ない？
殺害方法が
‘呪い’なだけに
警察としては
自由恒久党副幹事長・日向利治にも
指定暴力団・陣代組も
手が出せないのが残念ですが
英莉可ちゃんも捕まらない！
法律で裁けない！
こっちは良かったです


英莉可ちゃんは
先生の呪縛から解放され
穢れも呪いも完全にはなくならないだろうけど
なんとかやってく
これからも私は
死と一緒に生きていく
ようです
ただね～
「神話の光」信者の
ろくでもない父親がいる…
まぁ～
この先
困ったことが起きても
英莉可ちゃんには
冷川さんと三角くんと言う
頼れる人が出来たから大丈夫でしょう
で肝心の
冷川さんと三角くんですが
互いが生かし生かされる‘運命の存在’
であると納得したようで
コンビ継続！？

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面白かったです