その日は朝からついていなかった
ハルは鳴り響く目覚ましの中
遅刻間違いなしの時間に起きてしまう
慌てて学校に駆けつけるも
すでに授業は始まった後
おまけに
気になる町田君の前で恥をかかされる始末
親友のヒロミと
愚痴をこぼしながら下校していると
トラックに轢かれそうになっていたネコを発見
間一髪で
ヒロミのラクロスラケットで救い出した
ところが
そのネコは
立ち上がると
人間のようにしゃべって礼を述べ
唖然とするハルの前から去って行ったのだった
しかし
これはそれから起きる事件の
ほんの序章でしかなかった
その夜
ハルの家の前には
どこからともなく
沢山のネコが集まってきた
そして
その猫たちが見守る中
猫行列と共に「猫車」に乗った猫王が現れた
昼間の猫は
この猫王の王子だったのだ
猫王はハルに
王子を助けた恩返しに幸運を授けようと告げ
楽の音と共に去っていった
翌日から
おかしなことが起こりはじめた
ヒロミの家に
ラクロスのラケットが山積みされ
自宅の庭は猫じゃらしだらけ
学校の下駄箱には
ネズミのプレゼントが届けられる
愕然としているハルの元へ
猫王の側近が現れた
ハルを猫の国に招待するという
そして混乱したハルは
何がなんだか分からない内に
猫王の王子ルーンの妃になる
約束をさせられてしまったのだった
困っているハルの頭上から
不思議な声が響いてきた
「ハルちゃん、猫の事務所を探して」
ハルは
その声に誘われるまま
街の野良猫
ブタネコのムタに出逢い
不思議なドールハウス街で
人形バロンと対面する
その時夕日が差し込み
バロン(フンベルト・フォン・ジッキンゲン)は
たちまちネコの男爵に姿を変えたのだった
猫の事務所に入ったハルは
バロンの仲間ムタや
大ガラスのトトたちに
事のあらましを説明する
バロンは
ハルのために猫の国へ乗り込み
何とかしようと約束した
その時
事務所の戸が
「トントントン」と叩かれた
ハルもバロンの言葉に安心したのか
無造作に扉を開けた
猫王の側近!
と思うまもなく
猫の大群が乱入し
ハルは
猫の国へ連れ去られてしまうのだった
後を追うバロン、ムタ、トト
ネコの国では
着々と婚礼の支度が進んでいた
ちやほやされるハルは思わず
「猫の国もいいかも…」
と何気なく考えてしまう
その時
ハルにはヒゲが生え
耳はネコになってしまった
夜明けまでに
この世界を脱出しなければ
ハルは
本当に猫になってしまうのだ
その時バロンが颯爽と登場します
非日常の世界で満足し
本来自分の居場所である‘現実’に
戻ることをためらうハルに対し
バロンは何度となく語りかけます
「自分の時間を生きるんだ」
とかく現実逃避しがちな私たちの心に
バロンの言葉は
どう響くのでしょうか?
そして
ハルは無事人間の世界に戻ることができるか?
「CINEMA TOPICS ONLINE」より引用
発想も面白いし
バロンやムタの他に登場する
猫ちゃんたちもとても魅力的
画像も綺麗
だけど…
主人公が
優柔不断な性格だと
駄目なのかあたしは?
それに声…
ジブリ作品だけに限らず
吹替えにも
最近
タレント起用しますよね?
疑問です!
「もののけ姫」は例外中の例外
変な先入観持ち過ぎですかね
σ(^^;)
ちなみに
好きなジブリ作品(宮崎駿作品)で好きなのは
「風の谷のナウシカ」
「天空の城ラピュタ」
「もののけ姫」
「ハウルの動く城」
少ない?
(^_^;)ゞ