時遊人~La liberte de l'esprit~

優游涵泳 不羈奔放 by椋柊

007 スカイフォール 18

2012-12-11 | 映画
トルコ・イスタンブー
敵のアジトを突き止めた英国情報局秘密情報部
通称MI6のエージェント
007ことジェームズ・ボンド
世界各地で
潜入捜査をしている
NATOの秘密諜報部員の情報が入った
ハードドライブを盗み出した組織を追ってここまで来たが
あと一歩まで相手に迫ったところで
先に潜入していた
同僚エージェント ロンソンが負傷
ボンドは
ロンソンの応急処置をしようとするが
ロンドンのMI6本部からは
上司のMからの
ロンソンは放っておいて敵を追って
という非情な指示が無線で入る


                 

アジトを出たボンドの前に
アシスタントエージェントである
イヴが乗りつけたランドローバーで
最後の男パトリスが乗る黒のアウディを追う
イスタンブールのモスクと
グランドバザールを走り抜け
猛烈なカーチェイスを繰り広げる2台の車
途中でアウディが横転し
パトリスは警官からバイクを奪い
さらに逃げ続ける
車を飛び降り
同じくバイクで追うボンド
イヴは二人を追跡しながら
本部に状況を同時報告する
グランドバザールを抜けたところで
パトリスのバイクが横転
列車の屋根を伝い逃げるパトリスと格闘になり
目の前にトンネルが迫る

二人を見失ってしまう
というイヴにMは発砲を指示

イヴの誤射によって
ボンドは90m下の川に転落


                 

ボンド死す

数ヵ月後
MI6の上に立つ情報国防委員会委員長のマロリーから
今回の責任を負うべく‘尊厳ある引退’を勧告されたM

盗まれたハードドライブの行方を追うMI6では
暗号シグナルを逆探知するが
発進元はMのコンピュータだった
それが判明した途端
コンピュータに
Mの若き日をカリカチュアライズした画像と共に

自分の罪を思い出せ
という謎のメッセージが映し出される
そして数秒後
MI6が爆破された

そして

世界中に広がった
MI6爆破のニュースを
見つめる男が…



現場復帰を果たしたボンドではあったが
かつての姿はそこになく
精彩を欠いたボンドに
現場を去ることを示唆するマロリー
そんなボンドに対し
復帰テストは
ギリギリでパスしたと復帰を許可したM

だが実際は…

MI6武器開発担当者のQ対面したボンドは
Qの若さに驚き
かつ
現代の諜報活動について
あなたが1年かけて敵に与えるダメージを
僕は紅茶を飲みながら
パソコンであっという間にできる

と揶揄され
自身のキャリアと時代のギャップを感じていた

上海そして
マカオへ飛んだボンドは
今回の事件の黒幕との接触を試みた


                 

黒幕の正体は
かつてのイギリス諜報部員であり
当時
Mが最も信頼をおく優秀な敏腕エージェント・シルヴァ

シルヴァの本当の狙いは!?
自分の罪を思い出せ
に隠された
Mとシルヴァの過去とは

そして舞台は
007発祥の地にして
ボンドの故郷であるスカイフォールへ!

ボンドは
自身が
007の称号を得てから
初めて迎えるMI6存亡の危機を
そして
狙われるMの命を
守り抜くことが出来るのか

             あらすじは※CINEMA TOPICS ONLINE※より一部引用しています
                         

                 
   
テレビでは
何度も拝見しているシリーズですが
映画館まで足を運んだのは
初めてです
ダニエル・クレイグ演じるボンド…
惚れ惚れしますわ~
小生の知る限り
歴代のボンドの中で断トツ~


心に弱さを持ち
悩みもがき
時に
酒と薬に溺れるけれど
芯の強さと
揺るぎなき信念を持った
熱いボンド像を
見事に確立されたと思うのであります

今回の
「007 スカイフォール」は
「007/慰めの報酬」が
「007/カジノ・ロワイヤル」の
ラストシーンから始まったのに対し
時がかなり流れておりまして
何と
ジェームズ・ボンドが
現役引退を示唆されると言う
時代設定なのであります

この設定と
ストーリ展開には
ちと驚きました

設定年齢上げてしまうと
ボンド役を
ダニエル・クレイグが長く演ずることが
出来なくなるじゃないですかぁ?


                 
               
ボンドが
川に落ちていくシーンから
BGMとして流れた主題歌の「スカイフォール」と
その映像が
これまた意味深!

現場復帰の為の最終段階で
カウンセラーの発した
スカイフォール
これまた意味深!!

後半
ボンドに拉致されたMが
連れてこられた場所が
これまた意味深!!!

ボンド自身が
己の過去と
長年心に抱え込んでいたトラウマと
対峙する

勿論
Mやシルヴァも同様に
過去と
対峙するのであります

今回登場する
武器と申しますか小道具も
これまでの007シリーズに見られる
最先端技術を駆使した
派手なモノは表立って登場致しません

ボンドの指紋認証にのみ反応し
弾丸が発射される
最新式のワルサーPPK/Sなんぞも登場しますが
あっと言う間に
表画面から消えます

手榴弾やナイフ
そして小型発信機(無線機?)
時代物のライフル銃
そして
ガスボンベ

ボンドの
トレードマークとも言える
アストン・マーティンDB5も登場しますが
シルヴァの手下によって▲×■$●!

その時の
ボンドの表情は
まるで子供が
自分の大切な玩具を
壊された時のようでした



Mが公聴会で
誰だかの詩を引用するんでけどね
その詩のフレーズと
ボンドが
ロンドンの町を疾走する映像シーンとが
見事にリンクして
思わず拳を

ぐぁ~

っと高らかに
掲げたくなる心境に陥る訳です

ダニエル・クレイグ
最高です
こ~ゆ~渋~い俳優
ええわぁ~

ドラゴン・タトゥーの女(2012-02-17)
脚本が一向に仕上がって来ず
撮影開始は何時?
公開は何時??

レイチェル・ハンナ・ワイズになりたい…
でも
眩し過ぎて側にいられないから
いいや(笑)

※ これから劇場へ足を運ばれる方はほぼネタバレのサイトなのでご注意下さい




                    


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