時遊人~La liberte de l'esprit~

優游涵泳 不羈奔放 by椋柊

街の様子

2007-11-19 | 仏蘭西探訪(20区内)


Galeries Lafayetteの壁一面には
去年同様
イルミネーションの装置がセットされました
ショーウインドーは
可愛らしいぬいぐるみで一杯でした



子供達がちゃんと見れるように
前の方には
台が設置してあります
ガラス越しに
動くぬいぐるみを楽しげに見ている子供たち
その姿をカメラやビデオで撮影する両親たち
国は変れど
人種は変れど
人間やることはみんな同じです



クリスマスツリーのデコレーションも
ちらほら見かけるようになりました
よく考えてみれば
今月もあとわずかですもんね~

は~
今年もまた
光陰矢の如し
時間の経過が余りに早過ぎて・・・
恐ろしい



今週こそ
バス通学させて頂きたいと・・・

乗り継ぎ

2007-11-18 | 仏蘭西探訪(20区内)


14日から続いているストライキ
その余波は土曜の私の行動にも及んだのです

土曜日の11時
2区のオペラ座付近で
待ち合わせをしていたσ(^^)
でも
8番線メトロは運休
運よく42番のバスが来て
1時間近くかけてようやく辿り着いた



この日は
映画を見た後
ランチしてfnacで買い物して
それから
9区にある劇場で
コメディーを見るという
スケジュールだったのですが
変更が余儀なくされた次第です

夕方からのコメディーは
来週の土曜日に観るということにして
ひとまず
劇場でチケットの変更をしました

一度
購入したチケット・・・
変更できるとは思いませんでしたよ



16時
友人と別れ
15区の我が家まで戻ることになった訳ですが・・・
無論
8番線メトロは使えない
42番のバスは
一向に来ない

結局
72番と80番を乗り継いで
何とかステュディオに辿り着いたのは
19時・・・

バス亭で
隣のマダムが
‘catasutorofe’を連呼する中
エッフェル塔を眺めつつ
ひたすら80番のバスを待つ私・・・

人間は
ストライキで
大変だったけど
パリの風景は
相変わらず穏やかでのほほ~んとしていました

Les Promesses de l'ombre/イースタン・プロミス

2007-11-17 | 映画


原題:"Eastern Promises"
アメリカ映画見てきました

お話
とある街の理容室で
男が
髭剃りのナイフで喉をかっさばかれる
(この男、実はロシア系マフィアの幹部)

深夜の薬局兼雑貨屋で
多量出血し倒れた若い女の子が病院に担ぎ込まれる
身元不明の少女は
赤ん坊を出産後死亡・・・

その場面に立ち会った助産婦アンナが
少女のバッグにあった一冊の日記を元に
身元を捜し始める




自らもロシア系であるアンナは
すべてロシア語で書かれていたその日記から
身元を割り出す手掛かりが見つかればと
叔父に翻訳を依頼

と同時に
日記に挟まれていた
レストランのカードを見つけ
そのレストランを訪ねる

そしてその日
そのレストランの一見穏やかそうなロシア人オーナー
オーナーの息子らしい男
そして息子の傍らに常にいる
相棒のようなボディーガードのような
実は運転手・・・らしい男に出会う

某日
川岸で
身元不明の死体が発見される
首には鋭利な刃物で掻っさばかれた跡
両手の指先は
第二関節から総て切り落とされていた
体には
謎の刺青・・・



その刺青から
死んだ男が
ロシア系マフィアであることが判明
ロンドン市警が動き出す

実はこのレストランのオーナー
ロンドンに住むロシア系マフィアのボス
アンナから
少女が出産後死亡したこと
そして彼女の日記が残っていることを知り
何やら裏で動き出す・・・



死んだ少女は14歳
何故
身よりもない14歳の子供が身ごもり
死ななければならなかったのか・・・
父親は
生まれた子供の未来は

レストランオーナーの息子が赤ん坊を拉致・・・
赤ん坊を救出すべく
バイクで後を追うアンナと運転手・・・



アンナと運転手がお互い惹かれあうんだけど
生きる世界が余りにも違う
そして
赤ん坊をマフィアの魔の手から遠ざけるため
二人は別々の道を歩み始める

な~んて書くと恋愛モノって思うでしょ

全然違います
理容室で殺された男を冷凍保存したり
身元が分からないように指先切り落としたり
も~怖かったです


イタリア系マフィアとも
アメリカ系マフィアとも違う
ロシア・・・
ロシア人怖い・・・

12歳以下は見れません
映倫でカットされるようなシーンもございました

ロンドンでは
なかなか評判のよい作品みたいで
大旋風を巻き起こした
らしいけど・・・
私には・・・




運転手役の俳優はヴィゴ・モーテンセン
アンナ役の女優はナオミ・ワッツ

ヴィゴ・モーテンセンという俳優さん
凄みが半端じゃございません

Les Promesses de l'ombre HP
http://www.lespromessesdelombre.com/






ストライキ週間

2007-11-16 | 仏蘭西探訪(20区内)

                            青い空と月

11月14日から始まった
交通機関のストライキは
私から
登校手段であるを奪った


毎日毎日
往復2時間かけてステュディオと学校を歩いた
遅刻することなく・・・


偉いぞ自分

筋肉痛に耐えつつ
やっと向かえた金曜日・・・


明日は
11時にオペラガルニエ前で待ち合わせ


動くか
走るか



ストライキ再び

2007-11-14 | 徒然
今朝
ニュースを見ていらた
郊外への交通機関RERが何やら遅れている
木曜日にストライキって話は聞いていたけれど
と思ったらやはり

ストライキ

RERは火曜あたりから本数が減り
火曜の夜20時からは
市内のメトロもストライキに入るらしい
なんでも週末まで影響が出るらしく
下手すると来週まで続くかもしれない

バスもストライキか




とゆーことで
頭は痛い
扁桃腺が腫れる
そんな状態で
滞在許可証を取りに行ってきた

有効期限が
2008年3月1日までなので
2月下旬までは日本に居座ろうか・・・
と思案中です



2月末からの方向性が・・・

トラム沿いの道に
ノーマルなドーナツを売っているお店を発見
ついでに
日本料理店「大阪」(微妙・・・)で
メニュー&金額を確認
結構現地の人で賑わってます


サン・ドニの町

2007-11-12 | 仏蘭西探訪(郊外/地方)
サン・ドニは治安の悪いところで
足の間にしっかりバッグを挟んでいても
取られそうになるようなエリア

まぁ~
サン・ドニに限らず駅の構内は
昼間でも休日や朝は危ない・・・
そして
2人ずれのときは特に気が緩んでいるので危ない目にあう率が高いようで・・・す
それじゃ~独りなら安全なのかってこともない



常に
緊張感を持って
周囲に目を光らせ
用心深くしていなければ・・・

なので
家に帰ると
今日は家に居るぞ~と決めると
ひたすら
そんな今日も起きたら午後でした



さて・・・
サン・ドニの町ですが
駅の周辺は
比較的綺麗だし
ごちゃごちゃ人がいるわけでもなく
聞いてた程
治安の悪い所じゃないかも・・・
と思っていたのですが
やっぱり
治安は良くなかったです

駅から離れるごとに
雰囲気がアラブ系になっていく・・・
全身黒ずくめの人が俄然多くなる
そそくさと切り上げて帰宅

正解でした



サン・ドニ広場から見る夕日は
こんなにも美しいのに
治安は・・・


ジュゼッペ・アルチンボルド

2007-11-11 | 仏蘭西探訪(20区内)


Musée du Luxembourg で 
ARCIMBOLDOの作品を見てまいりました

Giuseppe Arcimboldo(ジュゼッペ・アルチンボルド 1527-1593/7/11)
イタリア・ミラノ出身の画家
マニエリスムを代表する画家の1人

静物画のように緻密に描かれた果物、野菜、動植物、本などを寄せ集めた
珍奇な肖像画の製作で世に知られる
この画風を買われ
1562年
神聖ローマ帝国皇帝フェルディナント1世の宮廷画家となり、ウィーンに移る
彼の孫のルドルフ2世のお気に入りだったが
この時期には画家よりも他の分野での活躍が目立ち
祝典や馬場槍試合の企画、水力技師などで非凡な才能を発揮した
楽器、噴水、廻転木馬等の発明をする

                      出典:フリー百科事典『ウィキペディア』より引用




美術館正面入り口付近にあった
一見
意味なく置かれた野菜や果物のオブジェ
レンズを通してみると・・・





あ~ら不思議
人の顔になってしまいました



            四季<春>               四季<夏>



ルーブル美術館に所蔵されている作品
今年の6月に撮影したものです




            四季<秋>               四季<冬>

とても
16世紀に描かれた作品とは思えません
現代でも充分通じるくらい斬新な作品だと思いませんか?

それと
16世紀に生きた人達も
21世紀に生きる私達も
同じ野菜や果物
魚や豚を食べて生きてるんですよね~
そんな昔から
同じ食料があったんですね~
なんだか不思議と言うか
興味深い・・・



殯の森

2007-11-10 | 映画


午前中
Musée du Luxembourg で 
ARCIMBOLDO(アルチンボルド)の作品を鑑賞後
2007年度カンヌ国際映画祭グランプリ(審査員特別賞)を受賞した
日仏合作映画「殯の森」を見に行ってきました


奈良県東部の山間地に佇むグループホーム
ここでは軽度の認知症を患った人たちが
スタッフとともに共同生活をしています
そのホームには
33年前に妻・真子が亡くなってからずっと
彼女との日々を心の奥にしまい込み
幻想の世界で亡き妻と共存する時だけが
‘生’を実感できるしげきがいます

そしてもうひとり
最近
このホームで働き始めた真千子
彼女もまた
心に傷を負い
生きる目的を見失っていました
我が子を事故で失ったことをきっかけに
夫との別れを余儀なくされたのです

でも真千子は
ここでの生活の中で
次第に生き方を取り戻してゆき
しげきとも
心打ち解け合ってゆく

そしてある日
しげきの亡き妻真子の墓参りに同行すべく
真千子は自らハンドルを握りホームを後にします・・・



深緑に閉ざされたような過疎の村・・・
深緑の中を
土葬へ向かう人々が連なる

黒沢明監督作品「夢」の最終章に登場する
村を彷彿させる風景

とは言っても
この作品では
村の死んだおばあさん(初恋の相手)をお見送りするため
葬列の先頭を笠智衆が
花の枝を持って踊りながら進んで行く
そして
その葬列は
「死」よりも「生」を強く印象づけているのに対し
「殯の森」のオープニングシーンの葬列は
あくまでも「死」を終末として観客に印象づけさせる

そして
しげきや真千子と同じ立場(視線)
もうひとりの登場人物として
見ている観客を映像の世界に引き込んでいく序章のシーンでもあります

真千子の子供がどんな状況で亡くなったのか・・・
その原因は
話の流れの中で理解できたが

墓参りの行く先が
何故普通のお墓ではなく
森なのか・・・
私は正直
戸惑いながら作品を鑑賞していました

そして
エンドロールに到って
「殯(もがり)」について
殯(敬う人の死を惜しみ、しのぶ時間・場所の意)であるというコメントを読み
自分がいつしか
単なる傍観者ではなく
しげきや真千子によって
殯の森へ誘(いざな)われた事に気づいた
何故「森」なのかが理解できたのです


亡き妻を想うしげきと
息子を亡くした真千子が
森を彷徨い
“喪に服する”をすることで共鳴し合う
そして
傍観者であった観客もまた
二人の波動に
森の波動に共鳴していく・・・



33年前に亡くした妻を想う認知症のしげきにとって
現世に希望はない
未来も光もない
亡き妻との想い出(幻影)に浸る瞬間だけが
「生」を感じることが出来る時・・・
しげきにとって殯の森は
亡き妻が待つ死後の世界
(しげきにとっては未来=生の世界)への入り口で
あったのではないだろうか



現世で再び生きる力を
自己の中に見出した真千子にとって
殯の森はいったいなんだったんだろう・・・


「土に帰る」と言って
死後の世界(しげきにとっては‘生の世界’)へ旅立とうとする(若しくは旅立った)しげきの傍らで
真千子は何を思ったんだろう・・・


しげきの傍らで涙する真千子・・・
その涙の意図するモノが何だったのか
残念ながら
私にはまだ解かりません



旬です

2007-11-09 | 徒然


インターネットさま様です
「ガリレオ」見れてます
早速4章拝見致しました
某女刑事さんにも慣れてまいりました

今回のクールは
「SP」と「ガリレオ」要チェックです

1月からは「ハチミツとクローバー」が実写化されるとか
嬉しい デス



渋谷のシアターコクーンで現在上演中
舞台「カリギュラ」
評判よろしいようで・・・




映画「クローズ ZERO」
好評のようで・・・


「怪奇倶楽部」に出演していたのは気づかなかったけれど


舞台では
蜷川さんにも負けないくらい
いちはやく注目していました
今年の公演
「お気に召すまま」「カリギュラ」は
残念ながら見れませなんだが
来年以降は・・・是非


旬です


DISNEY'S BONFIRE

2007-11-08 | 仏蘭西探訪(郊外/地方)


水曜日
平日と言うのに
授業終わってから
RER A4番に乗って
Marne-la-Vallée Chessy駅にある
Disney Village
に行って参りました




この駅は別名
Parcs Disneyland
ディズニーランド パリ

そうなんです
ディズニーランドのある郊外まで
来てしまいました・・・


目と鼻の先に見える
ディズニーランドの入場口・・・



20時30分から始まる
DISNEY'S BONFIRE
LA SYMPHONIE DES FEUX DISNEY
を見に行ったのさ~



隣接するホテルの前には
特設スケート場があって
子供やカップルが滑ってました

暗くなるまで
ホテルの庭を散策したり
ディズニーショップを見たりして過ごしました



19時過ぎから場所取りをはじめたので
そりゃ~絶景ポジィションを確保できたけど・・・
1時間ちょい
ひたすら我慢 我慢 我慢
ホカロン背中に貼って
頑張りましたよ~




ディズニー協賛の映画音楽にあわせ
色鮮やかな花火が
果てしなく打ち上げられていきました

 

パイレーツ・オブ・カリビアン曲や
台詞なんかも流れたんですよ



寒かったけど
帰ってから宿題やったので
完全に睡眠不足で翌日は辛かったけど
でも
楽しかった~