漢方談話 (埼玉県日高市にあります漢方専門薬局 環のブログです)

フェルデン グループ稽古第三月
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野口語録にイチコロです  バースデーケーキ

2015-03-02 19:53:15 | 行事お料理
「おもさに貞く 野口体操」という 野口三千三の本を読んでいます

三千三語録にやられっぱなしです。
本当になんて素敵な方なんでしょうか

引用
「才能とは、今、ここで、このことに対して、新鮮な興味を持つことができる能力である」

興味を持てるから、努力が出来るという順序というわけで
トキメキがあるか、ないか、というか、トキメけるか、どうか
トキメキこそが才能ともいえるかもですね。
太極拳なんて、一歩脚を前に出すという動作だけで、未だによく分からない
考えちゃうのです。これって、太極拳の才能があるってことですよね!?ね!

え?単に勉強不足なだけって・・・・

はい、次

「いくつもの動きを数多く、長い時間かけてやらなければ効果がない、という
考え方には誤りがある。「たった一つの動き」だけでも、そのやり方がよければ、
思いがけない多くのことが新しく思えてくるものである。


フェルデンと、同じ!
フェルデンは、頑張らない、たった一瞬であった動きで
これまでの既成概念がガラガラと崩れ落ちたりします。

頑張れ!歯を食いしばれ!は、一つの選択肢、
でもこれが全てではない ということ
これを、戦後まもなくの体育教師である 三千三さんが言っているのがだから
また凄いことです。


「自分自身の内部の世界を信じることができない者には、現実というものは存在しない」

う~~ん、なんとも厳しいお言葉だけれど、ものすごく的確な気がするんです。
ヒプノセラピーで、ご自身がイメージされたことを、最初は信じられない方が
多くいます。自分の妄想じゃないか?って
ご自分の内部のことが信じられない。
でも、本当は自分自身がイメージしたことこそが、現実なんです。(そもそも現実とは?だけれど)
自分自身がイメージしたことが信じられなくて、何を信じるのか?
三千三さんの言葉は、そんなふうに聞こえました。
自分自身のイメージを信じられない方は、きっと何を信じていいか
常に迷いやすい、いろいろな人の言葉にひっぱられやすいです。。
ヒプノセラピーはどんどん自分を信じられるようになります~♪


「生きることの基本的なことについて、それが
自然の原理によって行われた時、神はそのことに
特有の快感(気持ちよさ)を感ずる能力を与えている」


ほほ~~~!だから、フェルデンも、ヒプノも、太極拳も
気持ちいいのか~~~。そして、出産さえも、自然の原理ならば
快感であるからこそ、ヒプノ赤ちゃんが存在しえるわけか~と思ったのでした。
仕事でも、なんでも 気持ちいい と思える方法、選択肢を
探すのも一つのヒントかもしれません。


「楽に動こうとして頑張っていることの滑稽さ、
意識を捨てようとする意識に縛られることのおかしさ」


うぷ、ドッキリ!

「力を抜くことの実態とその実感が分かった時、初めて、神が人間に対して
筋肉を与えた本当の意味と、その動きの恐るべき精妙さが分かるであろう」


ここまで、行きたいな~~~~。
筋肉は一体何のために、与えられたのだろうか?
は~、知りたい!

そして、

「雑念こそ、正念であり本気ではないのか、雑念ことそが本当の
今の自分にとって大切な欲求ではないのか、雑念というコトバは
意識的人間が勝手に決めたことではないのか
雑念というものは自分という自然(非意識的自己)が、
意識的自己には分からない何か大切な意味があって生み出したものではないのか。]

と、いうくだりがあって、ここで、涙がボロボロこぼれたのでした。
私の意識がじゃなくて、私の非意識が
「大正解~!」って拍手喝采があがった、そんな感じ
雑念こそが、本気
だから、頭に上がっていたんだよって。コレ、使お!



そして、三千三さんのところに、全盲の少年が入学してきたときのこと
三千三さんは、自分の体の動きが伝わるように、全部触らせたのだそうです。
これまで、全盲の子は危ないからという理由で、体育などは、すべて
やらせてもらえなかったのだそうです。

それが、触ることで、いろいろな動きを真似ることが出来るようになった!
逆立ちもフォークダンスも出来るようになった
ある日、その少年が言ったそうです

「先生、見えるということは、一遍に全部が分かるんでしょう。
僕は先生の顔や胴体や脚の全部の動きを、一度でいいから一遍にみたいなあ!!
触れるっていうのは一遍にじゃないんです・・・」


三千三先生は この言葉をうけて、涙を流し、自分が出来ることの限界に苦しんだのだそうです。
先生の深い深い愛情。

そして、見えないから出来ないんじゃないんですよね。
その子の身体能力を知っている先生がいる ということ。


ここまでで、この本はまだ 34ページなんです。
面白すぎて、進まない!
コトバが、美しくて、もったいなくて、毎日少しずつしか開きたくない本は
久しぶりです。

**********

さてさて、昨日は我が家で
フェルデンの由紀子先生とうちの妖精のWお誕生日パーティー

由紀子先生、フェルデンの学校卒業おめでとうことざいます
パーティーをしました。

メニューは
安納芋と玉ねぎのサラダ
人参のリボンサラダ
うずらのオイスターソース漬け
鶏ハム
サーモンのマリネ
きゃべつと塩豚のタジン焼
ブリオッシュのアンチョビサンド
塩レモンのグリッシーニ

そしてそして、
イチゴのショートケーキ

蝋燭は、∞です
お庭の白いパンジーとミントをのっけて



上等なワインをお持ちいただきました~~。
美味しかったです。

ありがとうございます~♪
楽しい楽しい日曜日でした。
由紀子先生、浜ちゃん、ありがとうございました~♪


薬膳的には、もうちょっとお水を出すものを入れてもよかったですね
お酒や甘いもの、ヘビーなものは、余分な水がたまりやすくなるので
出すもの、流すものを入れるといいです。レモンもその働きをしてくれるので
塩レモンはいろんなところに入れましたが、
豆とか、もやしとかね。
オイモの代わりにレンズマメのマリネを入れたら、なおよかったな~と。

次回、また!