庭戸を出でずして(Nature seldom hurries)

日々の出来事や思いつきを書き連ねています。訳文は基本的に管理人の拙訳。好みの選択は記事カテゴリーからどうぞ。

海の力

2010-12-22 22:27:00 | 海と風

昨夜は体が多少だるくいつもより眠気がきつい・・・わりあい早めに床に就いて、今朝目覚めるといくらか頭痛がする。最近ずっと感じていた風邪の症状がついに現れたようです。早速、クスリ屋で風邪薬を求め、その足で塩屋へ・・・。IMGP0240s80kb.jpg

 私は喉(のど)や肺がよほど強いのか、風邪を引いても咳や鼻水で苦しむことはありません。、昔は、まずお腹にきた後、ひとしきり熱が出て、だいたい3日で完治ということが多かったのですが、近頃は熱を出すことがなくなって、風邪の初期症状としての頭痛が収まったらそれで終わり・・・というパターンになってしまいました。

 そもそも長い飛行生活を離れて海に復帰することにした理由の第一は健康回復でした。この初期の目的はどうやら完全に達成されたようです。

 今日も暖かい塩屋で、こないだ仕入れたインナーを着込んでメタトレを1時間半ほどしているうちに頭痛はきれいに消えてなくなり、ウェットの中は軽く亜熱帯です。

 かぜ薬の影響もあったのでしょう、2~3mの海風でカイトを上げ下げしていると、徐々に頭の中が静かになって、ちょっと心地よい瞑想状態に入ったような感じになりました。さまざまな日常の雑念が消えて、緩(ゆる)やかに動くカイトと共に周りの風景に溶け込んでいくような感じ・・・。IMGP0241s80kb.jpg

 実はこれまでにも、ごく稀(まれ)にですが、唯(ただ)一人で大きな自然の世界に漬(つ)かり切っている時に、今回とは似て非なる心理状態になることがありました。はっきり覚えているのは2回・・・一度は海中、一度は空中。

 それはおよそ非日常的な、しかし素晴らしい体験で、簡単には説明できそうもない内容ですが、機会があればまた書きたいと思います。

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