(株)カプロラクタム-blog

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術後二年経過、異常なし!

2024年03月26日 | 心境
今月で胃がん出術から2年、抗がん剤終了から1年が経過しました。

胃がんの場合、手術の後5年間は定期的な血液検査とCT(造影剤)・胃カメラの検査が必要となります。血液検査は3か月ごと、CTは半年ごと、胃カメラは1年ごとになり、まだまだ無罪放免とはいきませんが、とりあえず3月の3点セットで異常なしといわれたので、また1年は安心できますね。

前回の1年前は全力であのマズいTS1を飲み続けてたので、苦痛でしたけど何らかの効果は出て異常なしだったと捉えることができましたが、この1年間は検査こそすれ具体的には薬も何も飲んでいませんし、毎日普段通り生活していただけなのですよね。もちろん下痢は週1くらいで起こりますし、原因不明の腹痛も続いており、夏にはジョギングの際に何回か気持ちが悪くなって吐いたり(吐しゃ物なし)、検査の一週間前には昨夜食べて未消化だったものを朝起きて戻したこともあって、がんが再発、悪化しているのではという不安は常に拭えません。普段であれば異常を感じたらすぐ医者に行くということもできますが、こうやって定期検査の予定が組まれているとわざわざ別の機会に病院に行ったり、別の町医者に行くのすら躊躇ってしまいますからねえ・・・幸いそのような症例は長く続くことはなく、多くは前日に食べ過ぎていたり等、思い当たる原因があった場合はより気を付けるようにはしています。とりあえず今のところは進行が見られないということで、あまり気にせず暮らしていくのがいいのかなと考えています。

とは言っても胃カメラは結構苦痛のなのですよね・・・


血液検査異常なし!

2023年06月12日 | 心境
抗がん剤治療は無事終了し異常もなかったので、3か月ごとの経過観察期に移行しました。

薬を飲まなくていい生活は投薬中の1年間とは全く違い、この3か月体調も安定していますし気持ち悪くも食欲不振にもならず、快適な生活を送れていました。手術前と違うのはごはん茶碗が小さくなったことと、よくかんでるので食事時間が長くなったくらいでしょうか。その他はほぼ以前と同じ生活が送れています。食事量は、王将のチャーハンセットを一人で食べると苦しくなるくらいでしょうか。普通の定食ならそのままかごはん小にして、ラーメンくらいなら大盛でも大丈夫っぽいです。ジョギングも普通に10kmとか走れますし、傷口も気にしないのでたまにプールや銭湯も行っています。腹痛や下痢はたまにはおきますが、これはまあ元々ありましたしね(笑)

ただ心配だったのは、腫瘍マーカーなどが投薬終了から3ヶ月目にあたるかかりつけ医の血液検査でどういう結果が出るかという点でした。これまでは投薬をしていたので、例えば赤血球の量などは、薬の副作用で貧血症状になる(正常な細胞も攻撃するため)と分かっていましたから薬を飲まないことで間違いなく改善しているでしょうけど、腫瘍マーカー値は抗がん剤を飲む最大の目的であり、万が一この数値が上がってしまうと薬が効かなかったことになってしまうわけですからね。小さな町医者なので、採血の後は分析に回すことになり、結果が分かるには一日を要します。翌日・・・結果は異状なし。というか、薬を飲んでいたころの最後の血液検査の時より、腫瘍マーカーも含むすべての値で改善されていました。何も治療していないのに下がるというのは不思議でしたけど、化学治療のお陰で自然の免疫でカバーできる量になったということでしょうか。いずれにせよ、これでまた3か月の免罪符を手に入れることができました。

胃がんの治療というのは5年間の経過観察というのが基本になっていくらしく、現在は1年3か月にあたりますが、この後も1年おきに胃カメラ、半年おきにレントゲン、3カ月おきに血液検査という感じで続く模様です。次は9月に病院で血液検査と造影剤を入れたCTの予約が入っています。とはいえ検査スパンが3週間から3か月になったというのは体の負担も全く違いますから、9月まではまたのんびりできそうですな。

抗がん剤終了!

2023年02月23日 | 心境
朝夕3錠、4週間×8セット、計1344錠の苦役が無事おわりました。

薬代だけでも約8万円。3割負担なので本当は30万くらいするのですよねえ。最初は飲んでもそんなに変わらないなーと思っていたのですけど、2セット目くらいからやはり食欲不振と腹痛・下痢が気になるようになり、最後は4週目になると早く終われーと念じながら飲んでいました(笑)朝昼はそうでもないのですけど、飲むと頭がぼーっとする感じもありましたし、1時間くらいでトイレに行きたくなるので(笑)それまで外出を控える感じでいました。特に夜が(服薬前でも)なんか気持ち悪くなって野菜炒め系の匂いがうけつけられなくなるなど、味覚にも影響を及ぼしていたようです。気持ち悪いので夜は9時ごろにもう寝て、3時ごろに起きるというお年寄りのような生活・・・まあ1セット終了後2週間の休薬期間があるので、2~3日すると食欲と味覚も戻り、好きなものを食べてまだ乗り切れましたけどね。「次」が来ないことが、今一番うれしいです(笑)

というわけで、そろそろ更新を再開しようかな?

抗がん剤2セット目開始

2022年05月19日 | 心境
2週間の休薬期間を経たので、今日からまた4週間飲み続けないといけません。

とりあえず前回分は大きな副作用がなかったので一安心ですが、この2週間は結構食欲が戻ってきて体重も500gほど回復したので、やはり食欲減退は薬の影響があったのかなと思いました。当然飲み続けることで新しく不安要素は出てくるでしょうし、下痢や腹痛は週1,2回あるので全く順調というわけではありません。

ちなみに病院の方は特に変わったことをするわけでなく、採血をして診察し、薬を処方してもらうだけなのですが、その採血の順番待ちが意外に長く、また終わった後で結果が出るまでに1時間ほどかかることが分かったので、前回の診察から予約時間に関係なく朝イチで採血だけ済ませていったん帰り、再び病院に行く方法で待ち時間を大幅に短縮することに成功しました(笑)あと支払い待ちも、先に病院を抜け出して処方箋をもらうことで待ち時間を圧縮させ、初日は半日かかっていた病院にいる時間も1時間半程度におさえることができました。

薬は投薬4週間休薬2週間のペースですけど、今回から受診間隔を2週間から3週間に伸ばすと言われたので、3週間分処方してもらいました。これで次は6月9日に1週間分をもらい、飲み切った後2週間を経て30日に次の3セット目をもらう感じでしょうか?通院回数自体が減るのもありがたいですね。まあ何事もないことが前提なので、体調管理に気を付けつつ頑張っていこうと思います。

抗がん剤1セット終了

2022年05月06日 | 心境
昨日の朝の分で、とりあえず4週間1セット飲み終わりました。

今日は血液検査をして、一応問題なしだったので一安心です。たまに下痢や口角炎がでたくらいで、目立った副作用もありませんでした。ただ最終週はちょっと食欲不振だったようで、体重は1月で1kgも落ちてしまいました。50kg台なんて部活を止めた高3以来じゃないかな?

今後2週間は休薬期間ということで、また食欲も戻っていくだろうということです。

抗がん剤開始

2022年04月07日 | 心境
今日から抗がん剤投与が始まります。

そもそも胃の切除手術はがんが部分的に留まっている早期がんの患者に行うもので、完全に取り切ってしまえば根治が望めるわけですが、胃と一緒に取り除いたリンパ節というところにがん細胞が一定数発見された場合、取り残しがあると推定してこの抗がん剤治療が始まる模様です。自分の場合、もう目に見えるがんはなく血液検査の結果も問題なしということなので、本当に必要なのかと思うのですがね・・・抗がん剤は根治が目的ではなく、寛解といって「再発が抑えられている状態」を目指すわけで、つまり延命治療なのです。まあ死ぬリスクが少しでも減るのであれば仕方ないのかもしれませんが、抗がん剤の副作用も心配です。

抗がん剤はTS1という飲み薬を使うそうです。これは「ブラックジャックによろしく」にも出ていた薬で、点滴でなく自宅で飲めるので、通院の頻度も少なく済み、管理面では非常にありがたいです。また副作用と聞いて一番最初に思い浮かぶ脱毛症状もほとんどないのだとか。1日3錠を朝と夜に服用し、4週間たったら2週間休み、それを8セット、1年間かけて服用するそうです。とりあえず最初なので2週間分を処方され、2週間後に採血して様子を見るとのことでした。

夜飲んでみましたけど、特に変わったことはありませんでした。このまま何もなければいいのですけどね・・・


入院13日目 退院日

2022年03月16日 | 心境
人生初の入院生活もようやく終了です。

そもそも7日に手術のため4日に入院したのですが、土日の2日間は何もやることがなかったので、実質は11日間といったところでしょうか。手術日からは10日間なので、一番早い経過と言ってもよいでしょう。朝食から白米になり、100gでしたけど全量食べることができました。確か最初は160g(初日はとても足りませんでしたが)だったので、この差分のカロリーが分割食としておやつに取る感じになっているのでしょう。まだ空腹感が分からない状態は続いているので、この100gを目安に食べていくことにします。心配していた排便も朝食の後にちゃんと出ました。この日は帰ってから自宅でもう一度出てそれ以降も毎朝出ているので、単に旅行中は出なくなるあの現象だったのかもしれません(笑)最大の懸念であるお腹の傷も、朝の時点で液漏れが全くなかったのでまた絆創膏に戻ることができました。このまま一度も染みることなく、風呂で外して今に至ります。これで差しあたっての心配事は全て片付きました。

肝心の傷については、当然まだお腹は痛みます。腹腔鏡手術はおへそを中心に左右に5ヶ所傷が残り、そのラインがまるでベルトを巻かれているように引っ張られる感じがするので、食後は満腹感より圧迫感が勝る感じですね。このせいで腹筋に力が入れられず、トイレで苦しむわけです。それ以外にもたまに痛む症状はありますけど、これは徐々になくなっていくという話でした。
がんの進行状態(ステージ)はⅡBで、リンパ節に5このがん細胞がみつかったので今後は体力の回復を待って抗がん剤治療となる模様です。寛解状態であると確認できるには5年間の経過観察が必要なのだとか。まだまだ長い戦いになりそうです。
リハビリ室で体力測定し、体重は3kg減、筋肉量もある程度低下していますがそこまでではないという結果に。食事は体が慣れてこればもう少し食べられるようになるそうで、限界量を自分で確かめつつ体重と体力を戻すことが今後の課題になりますね。迎えに来た親と一緒に食事指導を受けて、とりあえず無事退院。歩いて自宅まで戻りました。次の通院は1ケ月後なので、まずは目先のことから、食事量のコントロールと体力の回復に努めたいと思います。

入院12日目

2022年03月15日 | 心境
大きく動いた一日でした。

朝は普段通り、若干睡眠不足ですけど食事の後軽く運動して戻ってから寝れたので楽になりました。食べた後ベッドにいると眠くなるので、すぐに動いた方が良さそうですね(笑)リハビリは自転車こぎが10分から15分に変更、階段も5階分に増えましたが昨日もやっていたので大丈夫でした。明日はお休みらしく、上半身の筋力低下が心配だと話すと2kgのリストバンドも貸してくれました。

その後の回診で、先生からふいに「明日退院も可能だけどどうします?」と話が。どうやら病室が埋まってきたらしく、問題ない患者は早めに退院してほしいのだとか。昨日も考えていたのですけど、確かにこのまま食事と運動だけなら家にいた方が思い通りにできる気がします。特に明日いてもリハビリもないらしいのであまり意味もなさそうですしね(笑)ただ、親は金曜に戻ると思ってるので即答はできませんでしたが、一応連絡して夕方に帰りの着替えを持ってきてもらうようにし、看護師さんに退院したい意思を伝えました。
自分の中で心配なのが食事・排便・お腹の傷です。まず食事は、今日の昼から白米になると思っていたのですが、結局夜まで全粥だったので、試せなかったのですよね。病院側もここまで早い退院は普通ないのでしょうか。家で粥を食べる気はないので、一度は白米を食べておきたいという点、次に排便は、昨日下剤で出し切っているのでそこまで心配はしていないものの、今日一日出なかった点。最後にお腹の傷は、一時期よりガーゼにしみる量は減ったものの、大き目の絆創膏に変えると溢れそうになっていましたし、退院後もガーゼ対応が必要かもというのが大きな心配点でした。一応風呂の後は絆創膏で染みなかったので、夜ガーゼに戻したのが明日どうなっているかかな?といったところです。


入院11日目

2022年03月14日 | 心境
下剤の効果か、朝食後ようやく便が出ました。

これで規則的に出てくれるようになればいいのですけどね。手術の影響でお腹のふんばりがきかないので、15分ぐらいの難産になっています(笑)このあとお昼にも下痢気味の便が出たので、少なくとも下剤の効果はあるということですな。座薬は全く効きませんでしたけど・・・
リハビリが再開となり、土日に1階を2時間くらい歩いていたことを話すとメニューが自転車こぎに変わりました(笑)太ももの筋肉は確かに弱っている気がするので好都合ですけど、臨機応変というか、結構適当なのですよね。その後階段を2階分上がって降りましたけど、危うく足がつりそうになりました。これはしっかりトレーニングが必要そうです。

回診で、昨日の採血に問題がなかったことから木曜金曜の退院を考えていますと言われました。元々金曜日までという話だったので、1日前が提示されたのは経過が良好であることを示しているのでしょう。というか、入院中CTとかもっと精密検査みたいなのがあると思っていましたけど、毎日の検温・酸素・血圧測定とたまにレントゲン・採血があっただけで、大したことは何もしない模様です。そうなると病院に留まっている理由はもうないのか・・・初めて退院のことを考えた日でした。
食事も昼からは全粥になったので、1日ごとに普通の食事に近づいています。明日普通の白米になったら食事の心配はなくなることになりますね。残る不安は排便と体力面、それと抜管したお腹の傷からまだ液漏れすることの3点です。夕方のシャワーまではほとんど出ていなかったのですけど、夜に結構出て病院着まで染みてしまいました。シャワーでかさぶたが取れたのかな?まあ普通の傷と一緒で自然にふさがるらしく、待つしかないとのことでした。
というわけで、午後は自主リハビリ。流石に1階は通常診療があるので歩き回るのは困難ですが、朝と夕方以降なら比較的少なく行けることが分かりました。階段も5階までゆっくりがんばってみましたけど、やはり疲れますね。まあ普段でも5階まで上がるのは疲れるわけですが(笑)

大部屋に新しい人が入り、夜通し1分ごとに咳こむ感じでまた眠れなくなりました。また、自分の点滴はなくなったのですけど、他の方の処置に夜中の2時とかにゴソゴソされるのも気になってしまいます。ガンと分かってからは自宅でもあまり眠れていなかったのですけど、今となってはこの病室よりはマシでしょう。昼はゆっくり療養していたい気持ちが勝っていましたけど、帰れるなら早い方がいいかなあと思い始めました。

入院10日目

2022年03月13日 | 心境
隣の患者がタバコ臭くて目が覚めましたorz

HCUから今の大部屋に戻ってきたときも感じたのですけど、自分より少し前に入院した方らしかったので、1日我慢すれば消えるだろうと思い事実翌日からは気にならなかったのですが、これどう考えてもどこかで吸ってきてるよな・・・カーテンを隔てても情報は筒抜けなのですよね。肝臓が悪いらしく血糖値測定をしているようですけど、看護師がいないところで結構何か食べている匂いがしてきています(笑)まあ人のことが気になるのは、自分が元気になってきた証拠でしょう。そんなんだから入院してるんだぞと言いたいところですけど、自分も胃がんになった原因が日ごろの不摂生にあるのだとしたら人のことは言えませんしねえ。

今日もリハビリはお休みです。午前は昨日と同様1階に降りて自主リハビリ開始。点滴の電池切れブザーがなるまでグルグル回っていました。また昨日からコンビニで牛乳を買って飲むようにしました。お腹が張る感じはありますがまだまともな便が出ていないのが気になるので、少しでも便通の足しになれば・・・
昼は7分粥になり、一気に量が増えました。まあ多くは水分なのでしょうけど、点滴のせいか空腹感も満腹感(苦しい感はある)も全くないので、量の調整は全く分からず、とりあえず完食してどうなるかを試す感じにしていました。胃切除後はダンピングといって急な腹痛が起こることがあるらしいけど、今の所コレといった症状はありません。まあ実際腹痛はありましたが、食後すぐではなく、よく下痢便がしたくなる時のアレに似てる感じですね。腸は動いているので、無事通じがあれば何の心配もないのですけど、結局この日は丸1日出ずに、寝る前に下剤を飲むことになりました。

前後しますが15時ごろに点滴が終了し、ついに体から全ての管が抜けるところまできました。おかげで昼の自主トレは非常に快適でしたけど、月曜にやると言われていた階段は何かあってはいけないので予習するのはやめました(笑)スクワットくらいにしておこうと思ってやってみたら、5回で太ももに違和感が・・・流石に1週間全く使わなかった筋肉は衰えてしまうのですねえ。また1週間ぶりにシャワーも解禁になり、腹の傷にはテープを貼って保護しつつ洗う感じでした。やはり体を洗うと指が疲れるので、握力や上半身は特に鍛え直さないといけないのかもしれません。
歩くの自体には今の所支障を感じていませんけど、また15kmレベルのジョギングができるようになるには相当歩いて体力を戻さないといけないのかなあ。

入院9日目

2022年03月12日 | 心境
ベッドの傾きを調整して少し起こした状態だと苦しさが抑えられるようでした。

食べてすぐ横にならないというのはよく言われますけど、この1時間は最も眠くなるのでこれが毎回となると中々の難易度ですな(笑)家ではマクラを重ねるなどして角度を付けた方がいいようです。未明にもまた腹が痛くなって2度目の便が出ましたけど、量やはり少量でした。ひとまず、朝食はまた7割くらいに抑えて様子を見ました。

土日は一般診療は休みなので、一般の患者はほとんど訪れず、また検査やリハビリなどもお休みのようでした。そこで入院病棟より広い1階の区画をリハビリに使っていい許可をもらいました。そこなら1周すると400mほどあるのでそれなりに運動になりますけど、点滴のポンプは充電式のようで、フル充電で1時間ちょっとしかもたないようです。そもそもこれをモバイルで使って1時間もガラガラと押しながらリハビリする患者を想定していないのですな(笑)何とか午前と午後と1時間ずつ歩き、5~6kmの運動量を確保しました。走れるようになるのはまだまだ先なのでしょうけど、退院時に日常生活以上の筋力量は確保しておきたいですな。

食事は昼から五分粥になりました。おかずもすりつぶした感じから、普通のものが量を減らして出る感じに変わりました。昼は控えめに8割くらいにし、夜はほぼ完食しました。昨日ほど苦しい感じはしないので、体も段々と慣れていくのでしょうね。あと分割食といって、10時と15時と20時に軽いおやつが出るようです。それはいいのですけど、水分は取っているし点滴でも結構な量の水分が体に入るので、トイレをちゃんといかないと膀胱が破裂するのではと心配になって4時間おきくらいに行っていました(笑)点滴は明日の昼に外れる模様です。12時間交換なので夜中に交換されると起こされてしまうのですよね・・・しかしこの段々と開放されていく感じは嬉しいですな。


入院8日目

2022年03月11日 | 心境
今日の昼から食事が開始です。

汚い話で恐縮ですが、気がかりなのは手術後から今日まで便が一度も出ていないことです。まあ手術前に出し切っているので(笑)食べれば出るようになるだろうと自分はそこまで心配していなかったのですが、座薬を入れても全く反応がないのは確かにおかしいのかもしれません。朝トイレまで行ってみたのですが、導尿の管が邪魔でオムツが下ろせず断念。というか腹が痛くて踏ん張れる気が全くしませんでした。レントゲンの結果は問題なく、ガスもたまってるのでそろそろとのことでした。

リハビリは昨日と同じく病棟5周でしたけど、動くと昨日よりお腹が痛く感じました。それもそもはず、手術日からずっと背中に入っていた麻酔薬(医療用麻薬)が切れていたのですね。まあもっと痛いかと思ってたので、2割増しくらいなら何とか我慢できるかなといった感じでした。動かなければ特に感じませんし。
その後の回診で尿管とお腹の管、あと背中に入れていた麻酔の管の3つとも抜管となりました。これが入院中の痛みの中で最高難度!入れる時は全身麻酔中ですから知らずに入っていて不快感しかありませんでしたけど、抜くのはマジで激痛です。とくに尿管・・・これだけで手術は二度とごめんだと思いました。しばらく余波と戦いつつ、この時のためだけに局部麻酔も必要なのではと考えていました(笑)

さて本日のメインイベント、食事開始です。と言っても点滴で栄養は入っているので、ここ4日間空腹感は全くありませんし、本来は食べる必要もないそうです。三分粥とはいえ最初は胃に物を入れる練習だと思って少量だけにしておくよう言われていたので、30分くらいかけてゆっくり半分だけ食べました。給食では完食指導もしていたので、なんだか申し訳ない気持ちです(笑)おかげで苦しさはなく、腸も動きだしたせいか夕方に少しだけ排便もありました。経過はすこぶる順調ですね。しかし調子に乗って夜の3分粥はおかずも完食したら、夜ちょっと苦しくなりましたorz・・・

入院7日目

2022年03月10日 | 心境
今日は昨日よりもさらに積極的に歩くことにしました。

まず朝、自力で洗面に行きヒゲソリミッションをクリア。よくある点滴の台をガラガラ押していくので一種の手押し車のような感じですね(笑)さらにリハビリ前に昨日の復習として病棟(60m程度)を2周し、ロビーからお茶を持ってくることもできました。昨日は水分OKとなりましたけど傷がどうなっているか全く分からないので喉を潤す程度しか水を飲みませんでしたが、食事は明日から始まるようなので、とりあえず飲み物で胃を動かした方がいいのかなと思い少しずつ飲むことにしました。
リハビリでは病棟5周になり、ついでに手伝ってもらって自販機でジュースを購入。飲めそうなのが500mlしかなかったので、これは3日ぐらいかけて飲み切りました(笑)胃の大きさが分からないので量は本当探り探りですな。
午後はレントゲン以外何もなかったので、再び病棟5周の徘徊を開始。それほど筋力が落ちた感じはしませんけど、動くと腹筋が痛い感じが強くなるので、寝る前に鎮静剤を打ってもらいました。

ところで歩いているときに看護師さんに指摘されたのですが、導尿中は尿の袋が膀胱より下にないと逆流してしまうそうです(怖っ!)それ以来めちゃくちゃ気を付けてたのですけど、レントゲン技師の人が台に乗る時にやたら尿の袋を高く持つので気が気でありませんでした・・・サイフォンの原理、理科で習いますよ!

入院6日目

2022年03月09日 | 心境
同部屋のおじいさんが夜通し騒いでたので、結局1時間も寝られなかった気がしますorz

その方は結局個室で対応した方がいいということになり、朝のうちに移動したのでようやく少し寝ることができました。4人部屋なので完全に凪の患者に当たるのは稀でしょうから、せきやいびき程度ならお互い様なのでガマンしますけどねえ。
お腹は麻酔が効いているので激しい痛み等はなく、動かなければ痛みは感じませんし、動いても腹筋を酷使した時のような痛み程度です。ただし咳をするとお腹に響くので、それが一番つらいですね。熱は37~8度前後出ていましたが、これは手術後なので2-3日は仕方がないそうです。
午前のリハビリで病棟を2周し、先生から水お茶ジュースは飲んでもいいと許可が出ました。午後には洗面で軽く口を漱いだり、リハビリと同程度の運動は1人でもできるようになりました。点滴やいろいろな管をぶら下げての移動なので大した距離ではありませんけど、昨日の寝たきりを思えば大きな進歩ですね。マンガも読めるようになったので暇つぶしにはことを欠きません。火の鳥を差し入れてもらったので、この機に全巻読み直したいと思います(笑)

入院5日目

2022年03月08日 | 心境
HCUでは時計とにらめっこし、何とか時間を過ごしました。

30分ほどのごく浅い睡眠は何度かできた気がしますけど、朝までほとんど長針が一周するのをただ眺めていた気がします。のどの不快感がずっと続いており、たんを出すと血が混じるのも恐ろしく、余り見ないように捨てていました。寝返りはおろか首を動かすことすらも恐る恐るですし、若干熱もあるような気がします。あと、麻酔のお陰かお腹の痛みは全くないのですけど、その周辺がやたらかゆい。どこが傷なのか全く分からないのでうかつにかくこともできずに本当ただ時間が過ぎるのを待っていましたね。

朝ようやく先生がみえて鼻の管は抜いてもらうことができました。のどの違和感はどうやらこのせいだった模様で、血痰はでますけど大分すっきりしました。しばらく口の中と格闘していると、
「リハビリです。歩きますよ。」
え?もう?
鼻はすっきりしましたけど、両腕に点滴がついてて下半身にも管が2本あって、こんな体勢で自力歩行が可能なのか・・・まあすぐ歩いた方が快復が早いらしく、腹筋は痛いですが昨日の今日なのでそこまで歩く筋力は後退していないように感じました。
午後には片腕の点滴が外されさらに身軽になり、レントゲン撮影の後一般病棟へ戻ることができました。もう24時間つきっきりまでの必要はないということでしょう。荷物を親に届けてもらい、まだ自由に出し入れはできないので必要なものだけベッドに置いてもらいました。まだマンガを読む元気まではありませんが、携帯をいじるくらいはできました。食事やトイレも必要ないので、とにかく昨日の分までしっかり寝て回復を待つだけですね。

同じ病室のおじいさんがうるさくて寝られない・・・orz