(株)カプロラクタム-blog

果たしてココは何処なのだろうか・・・
否!ココは(株)カプロラクタム代表取締役兼社員αのweblogである!

XP特需

2013年08月31日 | 時事
「XP特需」でPC出荷、9か月ぶりに増加
今更XPが売れているのかと思った(笑)・・・買い換え需要ですな。

ちなみに自分は未だXPを使っています。たまにパソコンショップとか覗いてみるのですが、この所、数年前に比べて価格が高値に安定しているような気がします。安さが売りだったネットブックでも、普通にメーカーものは20万ぐらいしたりしますし、安くても5万位しますしね。自宅用はほぼネット検索マシンなので、それほどの性能は必要ありません。4年前に3万円で買ったXPネットブックも、昨冬の状態ではこの夏を乗り切れないだろうと言うことで見切りをつけ、ネットで中古のXPを取り寄せてみたのですが、多少ファン音が気になるものの今のところかなり快適に動いています。所詮は2万円ですから、いつ壊れても惜しくないですしね。来年4月にアップデートが切れるらしいですけど、実際98の時も切れてからしばらく使っていましたし、個人レベルで細々と使うならまあ問題ないでしょう。というか、サポートが終了したOSをクラックしてもビルゲイツにダメージを与えられませんしね(笑)また3年ぐらいしのぎつつ、安いPCが出るのを待ちたいと思います。

と言うか、携帯も然り、うちのネット環境はほとんど10年以上変わっていないのですが・・・大丈夫なのか!?

運動の効果

2013年08月30日 | 時事
悩んだら、走るんだ! 習慣的な運動はストレス耐性を高めるとの研究結果
とりあえず、この夏は通算で130kmほど走りました。

記事にある内容はフロイトの言うところの「昇華」の一種っぽいなので、別に目新しいものではありませんが、確かに運動中は嫌なことを忘れられますし、運動したことが1つの成果や達成感となるので、ストレスにたいする防御規制としては成功の部類であると言えるでしょう。まあ、それを実験で確かめたと言う感じでしょうか。

ジョギングの話題に戻りますが、週2~3回のペースで8km~14kmぐらい走れるようになりました。しかし先週、進行方向に立ち塞がったワンちゃんを避けようとして足をひねってしまい、日曜に5kmほど走ってみましたが中々しつこく痛みます。そんなわけで今週はプールにして6000mほど泳いできたものの、やはり完全に治さないと長距離を走るのは無理そうです。しばらくは雨が続くようなので、この間にしっかり治したいところですね。

走れないストレスは何にぶつければいいのだろう?

イプシロン延期

2013年08月29日 | 時事
イプシロン発射来月にずれ込み 慎重な確認と検証開始
最短で30日に発射可能と言っていましたが、結局9月以降になる見通しのようです。

まあ台風も迷走しているようですし、ここ数日は天候が不安定っぽいので致し方なしかと思いますが、せっかく夏休みにあわせて発射しようとしていたようなのに大きな痛手ですね。


学力調査都道府県大会

2013年08月28日 | 時事
学力調査、地域の差に改善傾向 文科省「底上げ進んだ」
今更ですが、なぜテスト結果が発表されると内容をかっ飛ばして都道府県別の争いになるのでしょう?

この学力調査の問題点については過去にも何度か指摘していますが、そもそも報道がこの都道府県別の結果分析に終始していることに違和感を覚えます。例えば秋田がこれで調査開始以来6回連続トップなわけですが、だからといって次回のPISA調査に秋田県から精鋭を送り込めるわけではありませんし、秋田出身の人物が何か名高い発見をした人物を量産したとか、革新的な事業を成功させたと言う話はまだ聞こえてきていません。マスコミがアホなのはいつものことですが、何をもって国民の学力とするかの尺度すら曖昧な状態で、しかもそれを評価する問題すらまともに作られていないのに、たかが12歳や15歳の子どもが何点取ったかで一喜一憂している都道府県の教育委員会というのも、非常に滑稽に映りますね。そもそも成績上位の子ほど我先に県を飛び出して大都市の有名大学を目指し、そっちで就職してしまいますから、郷土の子どもの学力が県の未来に寄与するなんてことはほとんどないのですが。

誰も指摘しないのも不思議なのですが、この調査の最大の落ち度は追跡調査になっていないことです。例えば前述のように秋田県の小6では毎回1位なわけですけど、実は中3になると依然高いにしろ毎回1位ではありませんから、ある意味年齢が上がるにつれ退行しているとも取れます。逆に岐阜県では、小6では毎回2~30位台と振るわないものの、中3では今回3位と毎回上位を占めているという「伸び代最大県」です。秋田のチートと岐阜の小→中躍進については不肖この私めが過去に論破させていただきましたが(笑)県教委ときたらそれに気づいて誇るどころか「岐阜はなぜ中学校は高いのに小学校は低いのか」をテーマに議論しているのです。全国では珍しい小中で教員異動が当たり前の県なのに、県教委の脳内ではあたかも岐阜に「小学生」と「中学生」が別種として存在しているような論調です。これでは岐阜のお偉方に小学生を経て中学生になるという認識が欠落しているとしか思えません。そもそも人の脳細胞というのは10代半ばで最盛期を迎え、後は後退していくばかりですから、15歳時の学力が最も重要であるというのは真理かもしれません。PISA調査も15~6歳を対象に行いますしね。しかし、優秀な子どもが将来優秀な結果を出すとは限りませんし、優秀がゆえに間違った道に手を染める場合も往々にしてあるのが世の中です。学力調査もこれで7年目になり、初年度に15歳だった子も来年には大半が社会人になる年齢に達するわけです。学力が将来にどう影響するかを本気で追跡調査するなら、中3と同じ問題でいいので、ぜひ来年は第1回にこのテストを受けた23歳の人達に学力調査を行って欲しいですね。学力がいかに日本の将来を担う人材の底上げを成したかの確かな指針になると思うのですが、そんな勇気は文科省にはないでしょう。なぜなら23歳はもう文科省の管轄でないわけですから。

こんな無責任なテストに来年もまた50億かけるのか・・・いい加減、そのお金で福島に漏れないタンク作ろうよ。

風立ちぬ

2013年08月27日 | Weblog
夏休み終盤、ようやく「風立ちぬ」を観てきました。(ネタバレあり)

「ポニョ」以来の宮崎駿作品と言うことで、公開前からかなり話題になっており、様々な特集番組も組まれていました。自分は普段あまり前情報を得ずに観にいくことが多いのですが、今回は堀越次郎やゼロ戦のことも少なからず調べ、効果音に「人の声」が使われていることや、「タバコ」の表現が多いこと、主役の声が庵野(笑)であること、公開した瞬間から韓国が目くじらを立てていることなど、特集の中からいくつかのキーワードとなる情報を入手していました。正直言って少々知り過ぎた感があり、大事な場面で「人の声」や「庵野の声」に注意を引かれ過ぎてしまいましたが、作品全体としての完成度、充実感は滅茶苦茶高く、流石ジブリの重鎮の作品であったと思いました。また、「タバコの記事の時は「海賊と呼ばれた男」をイメージし、この作品を“伝記モノ”だと捉えていましたけど、そうではなく、実在の人物をモデルにしながらも、やはり歴代作品と同じく宮崎駿の最も得意する、夢のあるファンタジー作品であったと思いました。

震災・戦争と言う重いテーマの中で、ひたすら「夢」に向かって生きる堀越次郎。設計上の問題に当たったとき、「爆弾を積まなければちゃんと飛ぶ」というような本末転倒な発言をしてしまうところに、彼の性格が全て表れているなあと思いました。ちなみにこの作品の中では、寝るときに見る「夢」と、将来の「夢」との境界がほとんどなく、さらにどこからが夢でどこからが現実なのかもはっきりさせないような作りになっていました。そのため、というか、例えば場面が変わり明らかに数年が経っていても「何年後」「昭和○年」などという表現は全く存在せず、主人公が今その場所にいる必然もつかみにくくなっています。登場人物の台詞の中で何となく分かるような時間・場所の移り変わりの曖昧さや、主人公と彼の憧れるイタリア人航空技師カプローニとの夢がつながったり、避暑地でベジタリアンのドイツ人が唐突に現れて歌ったりタバコを交わしたりすることなども、「夢」の中の出来事であったと捉えると納得できますね。「美しい飛行機が作りたい」という「夢」を、簡単にはそうさせてくれない「時代」の中で、精一杯表現しようとした男の10年間のドラマでした。

そうなると、ちょっと菜穂子さんの存在が蛇足的になってしまうのですが・・・それはある意味当然で、病気で苦しむ妻との葛藤の部分は、ゼロ戦の設計者、堀越次郎の物語ではなく、小説「風立ちぬ」の作者、堀辰雄の物語だからです。2つの人生と、さらに宮崎駿自身をも架空の一人の男に持たせた設定が、この映画の堀越次郎というキャラクターであるわけですね。本来混ざらないものも彼にかかればひとつの作品に纏め上げられてしまうと。また、主題歌である「ひこうき雲」も、実は40年前にリリースされた曲なのですが、飛行機に夢を注いだ彼を追いかけ、軌跡を残しつつ消えていくイメージが不思議とこの作品にぴったりで、そういう統合感覚にすばらしいセンスを感じました。

70歳を超えてなお盛んになる宮崎駿監督。ぜひ今後の作品も楽しみにしたいと思います。

国連総長と炎上

2013年08月26日 | 時事
潘基文国連事務総長、異例の発言…安倍政権批判
国際連合のトップともあろうお方が自国に戻ると正当性アピールをせずにいられないと・・・誰が選んだのこの人?

何か一連のそれなりに偉い立場にある韓国人が自国向けに行う日本批判って、世間一般でどういう目で見られ、どんな責任が付きまとうのかも分からずに、仲間内だけで盛り上がっているつもりになっている「twitter炎上」と同レベルのような気がしてならないのですがね・・・彼らはアルバイトであり主に学生っぽいので、ある意味未熟な存在なわけですが、韓国で国内向けにこういう言動をしてしまう政府要人各々の精神構造は、彼らのような「俺勇者!」的な気持ちとそう変わらないのかもしれませんな。ある程度立場のある人たちばかりなのに、嘆かわしい限りです。

日本の教科書や出版されている様々な本、「はだしのゲン」までにも、日本の右翼的な考えの人達にとって不利な記述も結構多いわけで、ある意味「広い視野」で論議する土壌は、結構右寄り(笑)な自分が客観的に見ても十分備わっていると思います。対して、徹底した「ウリジナル」を展開し、歴史の記述に至っては日本に世界初の原爆が投下されたことすら教科書に載せてもいない国が、国際社会で何を基準に「正しい歴史認識」と訴えかけているのか、非常に疑問です。

12期メンバー0

2013年08月25日 | 時事
モー娘新メンバーは合格者なし
つーか、まだオーディションとかしていたのですね・・・

つんくの「9期だったら合格したかも」というのは何気に9期メンバーのレベルの低さを示唆しているように聞こえますね。調べてみると今のメンバーは9~10期がメインのようですけど、これ言っちゃって大丈夫だったのでしょうか。

AKBに対抗するにはむしろ大量生産大量消費で行くべきなのでは?

ネット公開

2013年08月24日 | 時事
バイトの悪ふざけ写真、次々ネット炎上…閉店も
「バカ発見器」ツールが、最近また大活躍の模様です。

ニュースになっただけでローソン、ミニストップ、バーガーキング、ホットモット、丸源ラーメン、ブロンコビリー、ピザハット、地元のスーパー、マックスバリュ、ビッグボーイと多岐にわたっています。明らかに便乗した悪ふざけもあるようですが、当事者がその後どうなったかまで冷静に考えれば、真似するほどの価値があるようには思えないのですがね・・・

ネットでは匿名・実名かまわず、知ってか知らずか結構自分の個人情報をさらしているものです。特にツイッターのような短い文のやり取りは、メール感覚で自身の情報や近況を垂れ流してしまいます。ネットの怖いところは、その情報を誰がどう見て悪用するか分からないところにありますから、そういう怖さを十分に認識しないまま使ってしまう現状には、かなり問題があるのではと思います。特に色々な意味で自分に近い情報の場合、それを内緒で発信している人物は結構簡単に特定できてしまうものです。例えば子どもがブログをやっていた場合、ざっと読んでいけばその子がうちの学校の子かどうかは大体分かりますしね。また、LINEでも仲間内の誰かが外に発信しないとは限りませんし、油断は禁物でしょう。

発信してしまった後に後悔しても遅いので、自分の発信にはしっかり責任をもたないといけませんね。

日米4000安打

2013年08月23日 | 時事
イチロー、日米4000安打…22年目での快挙
何はともあれ、おめでとうございます。

日米通算ということで、大リーグ記録としてもプロ野球記録としても参考記録のようになってしまうのかもしれませんが、一人の男がプロとして生涯に打った安打数として、歴代3位の大記録には間違いないわけです。ヤンキースに移籍し、常にスタメンというわけにはいかなくなったので、今後の立ち位置も厳しそうですが、もう2~3年現役でプレイできればピート・ローズという人の記録も超えられそうですね。

単純に3割打つとして、「4000本のヒットの影には8000本の悔しい思いがあり、それに向き合ってきたことが誇り」という彼の言葉は、非常にイチローらしいと思いました。

岐阜と津

2013年08月21日 | 時事
NHK天気予報で4カ月半ミス 岐阜と津を逆に放送
4ヶ月半もだまされていて気づかないとは・・・orz

岐阜と津は直線距離で80km離れていますし、方や海なし県、方や海端県なので、気候もそれなりに違っていたと思うのですが、今まで誰も指摘しなかったのは微妙ですね。天気予報なんて所詮は当てにならない、と思っていますから、仮に雨予報で晴れたとしても「そういう日もあるか」程度にしか感じなかったのでしょう。ちなみに自分は基本的に夜ヤフー天気で調べ、朝NHKを見て仕事に行くので、何度かだまされていたはずなのですが、全く身に覚えがありません。言われてみればよく外れる気がしたかな?程度の認識でした。まあ普通は「予報が入れ替わっている」とは思いませんからね・・・。

全国の天気になると岐阜は映りませんから、大体名古屋の天気を見ています。それで別に不自由はありませんから、30kmぐらいの位置ではそれほど予報に差がないといえるでしょう。金華山からツインタワーが見えますし、名古屋のテレビ局の電波が普通に届くので、濃尾平野気候帯として捉えれば、実は津もそう変わらないのかもしれません。そういえば三重テレビも見られたよなあ・・・地デジになってからどうかは知りませんが、3県の放送が普通に受信できる地域ってそんなにありませんよね(笑)

冬まで間違っていたらさすがに分かったのかな。

秘伝のたれ

2013年08月20日 | 時事
鶴岡工場閉鎖で任天堂苦悩 Wii Uの未来に再び暗雲
Wii Uに使われている半導体が、その工場でしか作れない「秘伝のたれ」なのだとか。

そんな大切な工場をなぜ閉鎖させてしまうのかというのが素朴な疑問ですが、結局車にしろパソコンにしろ、大きな業界は全て1つの会社で行っているのではなく、さまざまな部品を作る技術を持つ会社とのつながりで成り立っているので、その切磋琢磨により安くてよりよい性能のものが作れるわけです。しかし、その1つの部品が作れないことによって製品全部がだめになってしまう場合、少々お金をかけてでも助けてあげるべきなのではないかと思ってしまうのですが、どうなのでしょう?まあ現状で生産ラインの2%しか売れていないわけで、十分に在庫があることと、2~3年経てばまた新しいハードを出すから、任天堂としてももう必要ない、ということなのでしょうか。ただ、記事を読む限り2つの回路を1つの半導体に乗せる技術というのは一種の職人芸のような技術のようなので、惜しい気持ちはありますね。世の中には、こうしてすばらしい技術を持った職人達が時代の波にもまれてどんどん消えていってしまっているのではと思います。

ところで、最近は携帯ゲームのCMばかりでとんとTVゲームの宣伝を見なくなった気がしますが、今は何が流行っているのだろう?

はだしのゲン

2013年08月19日 | 時事
「はだしのゲン」閲覧を制限 松江市教委「描写過激」
広島の反対側ではピカドンについて知ることもできないのですね。

「蛍の墓」もですけど、戦争をモチーフにした作品はきれいな描写だけでは描ききれません。それは、「風立ちぬ」から喫煙表現を取り除くように無意味なことです。全体を見ずに、一部の表現だけを捉えて文句をつけたり揚げ足を取ったりする風潮が最近ことさら多いように思うのは気のせいでしょうか。

小学校では3年生から多くの国語教科書で戦争教材が始まるので、それに合わせて「はだしのゲン」を読ませたりすることは多いです。自分も3年生の時に読んだ覚えがありましたが、とにかく絵のグロさで最後まで読めなかったような気がします。教員になってこっそり図書館で読み、しっかり読めばこの作品が戦争の頃の様子や雰囲気、考え方を知る上で最高の教材となることは間違いないと思いました。ただ、残酷なシーンや差別的な表現、性的な描写などがたくさん含まれているのは事実です。まあ、我々が子どもの頃はいろんな漫画でよく首や内臓が飛んだり漫画の表現を用いて人を罵倒したりモッコリしたり(笑)したものですが、今のキレイな漫画に慣れた子ども達には、我々以上に刺激が強いのかもしれません。

しかし、だからといって禁止するのではなく、そこで大人がしっかり説明すれば済むのではないでしょうか。昔は大体家の祖父母に聞けばいつでも戦争について聞けたわけですが、今ではその祖父母ですら戦争を知らない世代になってしまっています。それでもちゃんと聞いていれば伝えることはできるはずです。
自由に好きな本が読める図書館で、「はだしのゲン」を手に取る子どもは滅多にいません。絵も古臭く、興味をひくタイトルでもないので、小さい子が知らずに読んでしまうことはありえないといってもいいかもしれません。でも、だからといって棚に置かないのは、戦争について我々大人が子どもに教える責任を放棄しているのに等しい行為だと思います。もし子どもが読んでいたら、戦争について親子で考えるまたとない機会を得たと捉えて大いに褒め、過激な表現についてはさりげなく補則してやればいいのではないでしょうか。むしろ時機を見て、遭えて手に取るように促したりしていく必要がある本だとさえ思っています。

ちなみに報道している人も含め、もっともらしく批判している人のどれくらいが読破しているのか気になりますね。

電力量微増の謎

2013年08月17日 | 震災
7月の発受電電力量は2カ月連続プラス 猛暑で冷房需要増える
そりゃ今年は「節電しよう」なんて一切言われていませんから、増えるのは当然ですな。

東日本大震災があってから、節電が夏の風物詩になっていました。2011年は15%の節電目標が課せられていましたし、2012年はそれほど暑さも制限も厳しくなかった気がしますが、それでも5%ぐらいはあったように思います。暑い・寒いといった体感は時が経つと忘れてしまうので、今年は特に猛暑という印象が強いですが、一応自分のブログを「節電」で検索してみたら、どうやら渦中の2年前も6月に過去最高の39.8度という気温を叩き出したくらいで、実は猛暑だったようです。よく乗り切ったよな・・・ちなみにその際に熱中症が多発したようで、去年はやたら熱中症報道が加熱した模様です。まあこの傾向は今年もですが、テレビの人達から「私達が、2年前に一番効果のある“テレビを消す”ことを報道せず、やたら節電節電言い過ぎたために熱中症が増えてしまいました。」という謝罪は、まだ聞いていませんねぇ。

ところで、少なくとも去年はほどほど冷夏であり、電力予報もほぼ毎日逼迫率90%の「安定供給」で事なきを得たようですが、連日40度を越すような異常に暑い今年が、高々「昨年比1.7%増」の発電量にとどまっているのは少々ミステリーです。少なくとも昨年は「5%節電しよう」と言われていた数値のはずであり、一昨年の記憶もまだ生々しく、それなりにがんばっていた頃の数値なわけで、今年のように青天井で使っている状態でもそれだけしか増えない理由は、2つくらいしか考えられません。即ち、電力消費の少ない商品の買い替えによる節電対策が浸透したか、または家庭・企業の努力による無理のない程度の節電対策が浸透したかです。いずれにしても、震災から3年目の夏を迎え、この国は「節電」というモデルをある程度確立したといえるのではないでしょうか。これは非常に喜ばしいことです。

つまり「やっぱ原発オワコンじゃね?」ということなのですけど・・・安部さん聞いてます?
安倍内閣:原発輸出外交を再開、岸田外相が東欧訪問へ