(株)カプロラクタム-blog

果たしてココは何処なのだろうか・・・
否!ココは(株)カプロラクタム代表取締役兼社員αのweblogである!

夏休み一研究

2009年08月31日 | Weblog
夏休みも終わり、ひとまず“これにてお開き更新”になりそうです。

さて、この夏我が家では困ったことがおきました。テーブルの食べ物やゴミ箱の周りに小さなアリがたかるようになってしまったのです。ゴミ箱なら少々移動させ、アリキンチョール等でプシュッとやれば事足りますが、テーブルや食品の近くでは好んで行いたい手段とは思えません。そこで思い出したのが、3年の国語で勉強する「アリの行列」です。

ウイルソンがした実験のように、一つまみの砂糖ならぬ、蜂蜜をフイルムケースに入れて食品に影響の出ない所に置きました。しばらくすると、1匹のアリがえさを見つけてやってきました。そのうち段々にアリが増えてきて、2~3時間後には行列ができていました。この時点でアリの数は100匹を超えていました。すかさずプシュッと一噴き。行列を辿って、巣と思わしき場所にもプシュッとかけました。これでしばらくアリが出てこなくなりました。
ところが2週間ほどすると、また出てくるようになりました。同じように罠を仕掛けて、今度は手っ取り早く近くにいたアリを数匹フイルムケースの中に放り込みました。すると、無事フイルムケースから脱出できたアリがすぐに仲間を連れてきて、30分ほどで行列ができ始めました。1時間ぐらい放置して再びプシュッと一噴き。この後、我が家にはアリが出てこなくなりました。

この実験から分かることは、アリは100匹ほど退治した所でほとんど影響がなく、2週間ほどで勢力を取り戻すことができるが、2~300匹やっつければコロニーの維持に支障が出始め、自壊するということです。まあ、アリがどの程度の規模でコロニーを形成しているかは分からないので、実際はもっと壊滅的な打撃を与えるまで罠を仕掛け続ける必要があるでしょう。よく見れば、えさにやってくるアリと戻るアリは見分けがつきますから、アリが「2匹戻って3匹来る」状態から「3匹戻って2匹来る」状態に移行する瞬間にプシュッとやることが重要だと思います。さあ、皆さんもレッツトライ!

アリの巣コロリとか使ったほうが確実のような気も・・・

歴史的

2009年08月30日 | Weblog
有権者、自民に不信任=民主は公約実行の責任【09衆院選】
46年ぶりの皆既日食に始まり、43年ぶりの中京大中京の優勝に沸いた今年の夏は、54年ぶりの政権交代で幕を閉じました。

それにしても、民主党は小選挙区と比例区の相乗効果でものすごい議席を獲得しましたね。岐阜は自民王国と言われていただけに、今回の大敗ぶりは予想外でした。これからメディアも手のひらを返し始めるでしょうけど、どこまで実現できる党なのか、今後の見極めが肝心ですね。

とりあえず教員免許更新制を廃止しようよ。

ぼくらの旗

2009年08月29日 | Weblog
夏の終わり、と言うことで20世紀少年最終章を観てきました。(ネタバレあり)

序盤から仕組まれたミスリードがクライマックスで大きな効果をもち、映画版だけで見れば非常に完成度の高い作品に仕上がったな・・・という印象を受けました。特にラストは、試写会でも極秘とされただけあって非常に見ごたえがありました。原作にないシーンですが、うまくまとめられていますね。

タイムリープしたわけではないので、ケンジの最後の行動には全く意味をなさないわけです。しかし、我々も今までの人生の中で多くの分岐を味わい、選択を繰り返しながら生きてきていますが、少なくともこれから起こる分岐についての選択には、良い道を選ぶチャンスが与えられています。まして、今現在少年時代を生きる者達にとっては、無限の選択のチャンスが与えられていると言えるでしょう。この作品には、これからの未来ある子ども達には是非正しい道を選んで欲しいという願いがこめられているような気がしました。

うちのクラスの21世紀少年少女達はどう見るのかな?

学力テスト

2009年08月28日 | 時事
学力テスト 弱点見えた! 引用や記述苦手/表現力課題
50億円規模の予算を投資され、結果は「前回と一緒」って・・・

国立教育政策研究所のHPに結果が公開されていたのでざっと見てみましたが、概ね前年と同じような結果が出ていました。これで3回目。授業数が足りない中、丸1日を拘束して行い、この程度の結果しか出ない学力テストには、最早やる意義が感じられません。
マスコミは勝手にデータを使って県別ランキングを作る始末。確かに自分の県が何位か興味はありますが、比べるべきは昨年との違いであり、昨年と同じ児童生徒がサンプルに選ばれないと全く意味がないと思います。

平均するなら、代表値でなく測定値で。

模範

2009年08月27日 | 時事
3児命日前夜 また愚行 警官 ひき逃げ容疑 取り締まる側が… 市民絶句、県警「痛恨」
話によると常習犯だとか。話になりませんな。

警官に限らず、公務員は模範となって法律を遵守する立場にあるはずです。こうした一人一人の素行までは採用試験では見抜けませんし、一旦合格してしまうとめったなことでは首を切られないのもまた事実です。どの組織にも一定割合はこうした不適応を起こす人が出てしまうものでしょうけど、せめて警察官だけはしっかり素行調査を行って欲しいものですね。

シートベルト着用率、罰則の強化もそろそろ頭打ち。高速無料で交通量が増え、近い将来再び交通事故死亡者が増加に転じる可能性もあります。飲酒運転はもっての外ですが、1人1人が模範となり、気をつけて運転したいものです。

予知と誤報

2009年08月25日 | 時事
気象庁「関東で強い揺れ」と誤報 千葉の地震計が異常データ
あまりにも誤報が多いと狼少年化してしまいますが、個人的には今後も誤報を恐れずバンバン流して欲しいと思います。

お盆前にあった地震は、この速報のおかげで地震の前に知ることができたという方も多いのではないでしょうか。速報が流れて、万が一以誤報であったとしても、その瞬間に支配される感情は怒りではなく、むしろ安堵ではないでしょうか。(その後、沸々とわき上がってきますが。)まだ地震速報が浸透したとはとてもいえない昨今では、とにかく速報が出たら何らかのアクションを起こす癖をつけることが先決だと思います。そのうち必ず起こる東海地震に備えてね。

・・・まあ、気象庁がこんなことを発言すれば絶対たたかれると思いますが(笑)

愛知万歳

2009年08月24日 | 時事
中京大中京が逃げ切る-高校野球・中京大中京-日本文理
松尾一さんも言っていましたけど、岐阜人は愛知が勝つと地元並に嬉しくなる民族です。

県岐商が敗れてより、主眼は勝った日本文理でなく中京に移りました。愛知が優勝したらその足で名古屋へ行ってお祭りムードを味わおうと思い、6回を終えた時点で出発準備を整えました。3時を回り、もう9回だし6点差あれば十分逃げ切れるだろうという判断からフライングしようか迷いましたけど、その後の神展開に最後まで立ったまま観戦してしまいました(笑)逃げ切れたから良かったものの、もしあのまま逆転してしまったら岐商より悲しい帰路になったでしょうね。
そんなわけで速攻電車に乗り4時半頃に名古屋着。駅周辺ブラブラし、号外は見つけられませんでしたが「優勝セール」はチラホラ見つけることができました。満足して、夏の課題の消化にとりかかりました。

1つめは、マジックスパイスです。何と今年の6月より名古屋店がオープンしたという情報を最近入手し、夏のうちに絶対行こうと決めていた所です。札幌が本店で東京と大阪にしかなかった店ですから今までは一番近い大阪まで3時間かけて食べに行きましたけど、これからは名駅から徒歩50分で行けるようになりました(徒歩?)大須観音を拝んで5分。赤門通りに面した怪しげな赤い店とガネーシャ。内装も負けず劣らず怪しさ全開でした。早速虚空100を注文。200と迷いましたけど、大阪だと年に1回ぐらいしか行けませんがここなら月1でも来られるので、刻んでいくことにしました。ちなみに残りは虚空150、虚空200、アクエリアスですね。目標は年内制覇か!?
味は、めちゃくちゃ美味しかったです。まあ流石に辛さには覚悟ができていますし、ココまで来ると大して変わりませんね。次は誰かを誘って来たいと思いました。

2つめは一蘭です。これも2年前に名古屋へ上陸を果たした博多ラーメンの店です。北海道と九州を同時に味わえるとは何という幸福か。ただし先発のカレーが色んな意味で押し出し気味だったため、いつものように汁まで完食とはいきませんでした。残念。

そんなわけで最後はコメダのクリームコーヒーでしめて帰ってきました。ところで中京高校ってどこにあるのだろう?

新型インフル

2009年08月23日 | Weblog
新型インフル 「新学期不安」学校ピリピリ
始まってすぐ休校だけは避けたいですね・・・。

1学期のうちは地域内での蔓延で済んでいましたけど、人と空気が交錯する夏休みを経て、今や日本中に満遍なく菌がばら撒かれてしまいました。多くの学校はすぐに運動会でしょうけど、この分だと開催も危ぶまれそうですね。折角気候はよさそうなのに・・・今年は例年より祝日が多い上に時数が増えているので、学級閉鎖や休校になるとカリキュラムを消化するのがいつもの年以上に深刻になりそうです。

今年の漢字は「病」か「薬」でしょうね。いろんな意味で。

夢の甲子園

2009年08月22日 | 自伝
県岐阜商45年ぶり4強、帝京に逆転勝ち
矢も盾もたまらず、甲子園まで教え子の応援に行ってきました!

自分自身、応援団としての強制徴収を除けば、野球観戦自体は地方大会での母校の応援、京セラに続く3度目で、高校野球の甲子園観戦は始めての経験です。しかし、やはり教え子が出ているとあれば思い入れも格別。彼が夢見る舞台を想像するだけでなく、同じ夢をぜひ共有したいと思い、7時半より青春18切符を使い、応援に行ってきました。

試合は、先制されるもさくっと逆転。序盤に6点を取り、早くも逃げ切り体制。帝京相手に最初から最後まで横綱相撲でした。文字通り、1点2点を軽く取ってくるのは今年の県岐商の特徴です。あと、これは印象でしかありませんが、甲子園の女神に微笑まれているようなプレイが随所で見られ、山田の「負ける気がしない」事前コメントにも問答無用の迫力を感じさせます。ランナーを背負っても全く動じないあのピッチャーの精神力は、ある意味神の域に達していますな。

東と西の横綱を下し、残るは新潟と愛知(岩手)あるのみ。70年来の古豪復活となるか!?

のりピー裏話

2009年08月20日 | 時事
酒井容疑者 毛髪から覚醒剤反応 使用容疑立件も視野
昨日、大学の教授と飲む機会がありました。

一般的には珍しい教員上がりの教授なので、2つの世界からの視野をもっていて、話していて本当に勉強になります。教員は、例え校長でも教委の課長でも、やはり「縦社会」を気にして意見を言いにくい風土があるのですが、教授とは「一専門家」として何でも言いたい放題できる職であること。免許更新制や、スクールニューディール政策の裏話などは、「子どものため」の子の字も出ていない出発点であることなど、普段聞けない話をたらふく聞くことができました。

さて、現在やたらと騒いでいるのりピー事件。実はあの騒動にも裏があるわけです。
今年の8月は、4年ぶりの総選挙を控え、本来なら様々なチャンネルで特集が組まれるべき月です。4年前の郵政解散に伴う総選挙の際の報道と比べれば一目瞭然ですが、今回与党不利の選挙と言うことで、あまり政治に関心をもたせたくないという与党の思惑が、一連の覚せい剤事件を際立たせる報道を招いているらしいです。

言われるまで気づかなかった自分もアレですけど、おそらくあと10日間ぐらいはマンモスのりピー事件で煙に巻く魂胆ですので、皆様方に置かれましてはゆめゆめのりピーに時間を奪われることなく日本の行く末を真剣に考えて投票してください。

31年ぶり

2009年08月19日 | 時事
県岐阜商、帝京など8強 全国高校野球選手権第10日
県岐商、31年ぶりのベスト8進出。う~ん、まだ生まれていないや。

以前書いたように、何故か県岐商は甲子園での1勝が遠いわけですが、今回は勢いに乗って2勝もすることができました。思い返せば地区大会の準決勝。1点リードされた9回表、なおも1アウト満塁の絶体絶命の場面に舞い降りた幸運の女神。と言うかどしゃぶり。・・・このまま中止でも負けが決まったわけですが、1時間半後、2者凡退で9回裏、3者連続安打で大逆転と言うまさに神がかり的な勝利を収めました。今の所、相手によらず波に乗ると簡単に1点、2点を取っていく強さを見せていますから、今回はひょっとするといけるかもしれませんね。

実は今回、自分の教え子も行っています。教師の醍醐味は、教え子を介して夢を見ることに尽きますね。是非良い思い出を作ってきてもらいたいものです。

2.5兆桁

2009年08月18日 | 時事
筑波大、T2Kを活用して円周率を2兆5769億8037万桁まで計算
この分野の記録は桁が違いますね。

計算量は現ギネスの2倍、速度は10分の1という記録。これって、時間制限があるわけでもないですし、例えば700時間稼動していればさらに10倍の記録が生まれたりするのでしょうか。機械の限界に挑戦したわけでもなく、目標桁数を予め決めての挑戦のようですし、2倍の時間をかけて検算する余裕もあるみたいです。
そうなると、もはや記録更新は機械の性能というより挑戦する人間の意志(記録のため、いかに性能と時間を無駄にする決意をするか)にかかってくることになりますね。延々と計算し続けるプログラムと同時に検算し続けるプログラムを作り、自動的に記録が更新されていくようなシステムだったら、1年に300兆ずつ記録更新も夢ではないはずです。例えば10年後、性能が10倍のコンピュータが開発されたとしたら、その時点で計算されている3000兆を抜かした時点でギネスを更新するとか・・・まあ、円周率のためだけに動き続けるスパコンほど無駄なものはないと思うので、今後も気が向いた科学者が気まぐれに記録を更新することになるでしょう。

もう一つ、数字を記録するのには普通1文字で1バイト必要です。2.5兆の数字を記録するには、2.5テラバイトもの容量が必要なわけですね。家にある全てのHDDが数字によって埋め尽くされる量か・・・侮りがたし。