(株)カプロラクタム-blog

果たしてココは何処なのだろうか・・・
否!ココは(株)カプロラクタム代表取締役兼社員αのweblogである!

祖母の葬儀

2014年09月30日 | 心境
今日、祖母の告別式がありました。

昨年末に倒れて寝たきりになり、それ以来、夕方はほぼ毎日見舞いに行っていました。一時は話ができるまで回復していましたが、先週から容態が悪くなってそのまま・・・と言う感じでした。元々最大限に回復してももう退院できる見込みはなく、手術当初はそれこそ余命2~3日宣告され、集中治療室から出ることも適わないと脅かされたので、10ヶ月ももったのは考えうる最長不倒だったのではないかと思います。今月半ばには妹の第3子が生まれ、その報告もできたので、安心したのかもしれません。

唯一の心残りは自分の結婚を見せられなかったことですね。チャンスが全くなかったわけではなかっただけに残念でなりません。

報道災禍

2014年09月29日 | 時事
心の痛み、長期化懸念 神戸・女児遺体発見1週間
というか、犯人が逮捕されてもまだマスコミはウロウロしているのか・・・

事件自体もショックですが、こうして平和だった街に突然カメラマンがわんさか来て、いつ盗撮されるか分からない心境の方が辛い気がします。もし自分なら、インタビューされることもお断りです。10月4日に延期された運動会も何だかんだで報道陣が押し寄せるでしょうし、教員達はそれに対しても気を張らないといけません。万が一事故や熱中症でも起こそうものなら即スクープされてしまいますしね。「子どもを守る」というのは、報道陣から、という意味も少なからず込められているのではないでしょうか。

御嶽山の噴火があって、未だ増え続けるデング熱の報道がピタッと止まったように、この報道災禍を逃れる唯一の方法は、別の大事件が起こるしかありません。しかしそれは、まるで他人の不幸を祈るような気持ちの悪い話です。綿密な取材がなければ報道が成り立たないのも分かりますけど、最近の報道は偏りと言うか、マスコミの思い描くストーリに当てはまるまで、「欲しい絵」「欲しいコメント」が取れるまで延々と取材を繰り返す傾向が強く、いかがなものかと思います。例えば今回の事件で言うと、犯人逮捕と同時に、待ってましたとばかりに犯人の異常性を強調したコメントばかり溢れ、逆に「こんな異常な人物が身近にいて、何故すぐ捕まえなかったのか」と警察不審を煽るような誘導を感じます。ちなみに現時点では「犯人」ではなく「被疑者」であるわけで、まだ真犯人が療育手帳を持つこの人物に罪をかぶせている可能性も0ではないわけです。もし冤罪だったら、知らせるべきでないプライバシーを全国民に拡散させた罪を償う気はあるのでしょうか。

思い込みが強すぎると、証言と逆の印象になるよう捏造したり、虚言も厭わず都合のいいコメントを出してくれる人物に飛びついたりと、平気で嘘を垂れ流す朝日新聞の二の舞になりかねません。それにしても検証記事をさらに訂正とか、あそこがどれだけ日常的に「ストーリー在りき」で紙面を作っているかが良く分かりますな。全く反省の気配もなく未だに1日数ヶ所は突っ込み所が見つかる始末ですし、以前指摘した訂正すべき記事は32年で60どころか、もうごまんとありそうです。

長期化懸念ということは、まだまだ取材する気満々か・・・この手の災禍に関しては間違いなく人災なだけに、何とかならないのでしょうかね。

御嶽山噴火

2014年09月28日 | 時事
御嶽山が7年ぶりに噴火、既に火山灰被害も - 気象庁は入山規制を求める
絶好の行楽日和の土曜日に噴火とは・・・前兆とかなかったのでしょうか?

多くの登山客の方が被災されたようで、大過なく救出されることを願うばかりです。山小屋に避難され一夜を明かすことになった方も多いのではないでしょうか。煙に襲われながら辛くも下山された方が動画を寄せたらしく、それを見る限り溶岩や火砕流ではなさそうなのが不幸中の幸いですが、いつまた噴火するか分からない状況だとか。今日中に何とか全員救出できると良いのですが・・・
御嶽山は初任研の時に登った山で、その時は岐阜県側にある飛騨頂上と言う所まで登りました。富士山で言うと吉田口頂上のような感じで、最高峰の剣ヶ峰まではもう少し先になり、どちらかというとロープウェーや山小屋等の設備が充実している長野県側からの登山客が多いようです。今回の噴火はその頂上付近で起きたそうで、映像も長野県側のものが多い感じですね。高山祭りも近いわけで、風評被害も心配です。

民主党の事業仕分けで、「100年に一度の災害に備える必要がない」と御嶽山の監視も縮小されていたそうですが、自民党政権に戻り復活させていなかったのでしょうか。まあ、火山については「いつ・どこで」のピンポイント噴火予測は不可能に近いそうですし、24時間監視していても変わらなかったかもしれません。また、自分も今年は伊吹山と富士山に登りましたが、御嶽山も比較的登りやすい山なので、それこそ日程と気候が合えば一度御嶽山も・・・と足を伸ばしていた可能性もあったわけです。前述の通り最高峰まで行っていませんし、いずれはリベンジしたい気持ちもありましたからね。まあ今回の噴火で警戒レベルが3に上がってしまい、しばらくは近づくこともままならないようです。
富士山自体も、硫黄の石ころや、山頂の地面が温かいなど、兆候というか火山である気配のようなものをを感じましたし、火山である以上条件は同じだと考えると、場合によっては自分が被災していたかもしれないわけで、とても人事には思えません。今年は山の日の制定に加え、NHKのグレートトラバースなど、百名山ブームの年でもありました。登山と言うのは、装備をひと揃えすれば結構リーズナブルに楽しめるレジャーであり、自分もジョギングで鍛えた次の趣味にしても良いかな?などと思っていた分、こういう危険も秘めているというのを心した方がよさそうですね。

火山でない、山脈系の山のみを狙うと言う手も?

朝日池上コラム休載

2014年09月27日 | 時事
池上彰氏コラム、朝日新聞が休載
今月の「斜め読み」は休載となった模様です。

まあTVで謝罪してからしたことといえば、1日2日、専門家らしき人と読者欄に、わざわざ「厳しいご批判」と但し書きをつけながら、しかも半分はきっちり擁護意見を載せ、反省したそぶりを見せただけです。方やもう天声人語や社説では通常運転する気満々でうずうずしているというか、既に記事の一部はもうアクセルを吹かしているような始末なので、高校から20年朝日新聞を読み続けてきた身としては、もう「駄目だこいつ…早く何とかしないと」という夜神月の心境になっています。で、月末の金曜日が池上さんのコラム掲載日なのですが、昨日はわざわざその日に合わせて紙面モニターの意見を載せ、いかにも1ヶ月激論を交わしてきましたよ~みたいなふりをし、さらに今回の休載を「池上氏がまだ検討中だから」と、あたかも池上さんの結論待ちというか、載っていないのは彼の結論が出るのが遅いためのように見せているのがまたずるいと思います。池上さんは「朝日がちゃんと謝罪する意思があるか見届け、それがない限り連載しない」と明言しているわけですし、つまり今回休載になったと言うことはまだ条件を満たしていないと判断されたと言うことなのに、それを本人のせいにして誤魔化すのは「理由の捏造」以外の何物でもないでしょう。本当に、朝日の捏造体質は筋金入りなのだなあとつくづく思います。

というわけで、自分も本日9月分の購読料を納めた一読者として、3つ問題提起をさせてもらいます。本当は投書でもするべきなのですが、絶対ボツになると思うので(笑)
まず今回の朝日が吉田証言、吉田調書の双方とも、誤報(間違い)や虚報(裏づけがない嘘)などという可愛いものではなく、明らかな捏造(目的にあった記事を意図的に生み出す)であることを、未だに認めていないことが問題だということです。社是として「原発は悪」「日本軍は悪」というスタンスがあることは分かりますが、だからと言って事実を自己に都合よく捻じ曲げていいという言われは絶対ありません。相手が犯罪者だから石を投げていいか、投げた時点で自分も立派な犯罪者です。また他人の失敗を糾弾し、言い逃れする所をさらに執拗に責め立てておきながら、自らの傷だけは軽く見せようとする魂胆は絶対に通りません。これから行う朝日の信頼回復に向けた対応が、悪い意味で今後の企業不祥事の対応のマニュアルになるとさえ思っています。それを肝に銘じておく必要があるでしょう。

そして、「当時は分からなかった」「思い込みで突っ走ってしまった、チェック機能もも働かなかった」と言うなら、当然この2大捏造に限らず、朝日がこれまでに報じたスクープ記事の全てに同じ構造による捏造がなかったかを検証する必要があるのに、それについて全く触れていないということが第2の問題です。本当に真摯に生まれ変わるつもりで検証するのであれば、普通なら読者の皆様にお詫びするべき内容がこの30年間にたった2つだけであったはずがないと考え、過去の膿を全て吐き出す覚悟で南京事件、靖国問題、北朝鮮ミサイル問題、拉致問題、領土問題、教科書記述等や、もっと細かい内容にも自らメスを入れていくべきです。それが本当の検証というものではないでしょうか。学校でも「ハインリッヒの法則」と言って、大きな事故や失敗の影には29の小事故と300のヒヤリハットがあると言われ、未然に防ぐために最大限の努力をしています。しかし朝日の対応は、今回の2大事故のみに「限定」して収束を図ろうとしている気配しかしてきません。これではまた同じことを繰り返すことが目に見えています。少なくとも30年間「同じ思い込みによる捏造報道」を60ぐらい拾い集めて公開しない限り、本当に反省したとは誰も思ってくれないでしょう。

3つめにして最大の問題は、捏造記事をつかまされた我々読者に対する損害賠償の言及が全くないことです。今月の「朝まで生テレビ」によると、慰安婦問題で河野談話が出され韓国に謝罪した時、朝日新聞は「さあ賠償だ」という社説を載せたそうです。つまり、彼らの中でも謝罪=賠償と言うのはスタンダードであるわけで、だから今まで「訂正すれども謝罪せず」と言うスタンスに固執していたのかと逆に納得してしまう、一番のキモなのです。仮に社長が全報酬を返上しても、読者にプラスになることは皆無ですし、そのお金がまたいつか捏造取材に回されたらもう目も当てられません。新聞の1面の記事や見出し文句、コラムと言うのは社の中でも特に力を入れる部分であり、その部分が間違っていたと言うか、意図的に捻じ曲げて書かれていたとしたら、当然欠損商品である紙面全体に対する損害が発生するはずです。吉田調書の5月20日の記事は僕も間違いなく読みましたし、97年の慰安婦検証記事も読んだ覚えがあります。慰安婦の記事は何と16本も欠損になっています。しかも本記事だけでなく、30年間にわたって社説や天声人語の中にも取り上げた部分があったでしょうし、朝日歌壇や風刺記事にも紛れ込んでいたかもしれません。また、そういった取り消され欠損となった部分はもちろんですが、検証記事に割かれてしまっているページも、本来朝日新聞がしっかりしていればもっと読者が知るべき内容が載るページだったわけで、これからもしばらく無駄に使われていくわけです。謝罪後すぐ「もっと載せたいのにそういうページに割かなければいけないのが辛い」とか天声人語で言っていましたが、盗人猛々しいとはこのことですね。こういうところが全く反省がないと言われているのに、まるで分かっていないのでしょうか。
今回の捏造問題を食品業界に例えると、安全だと思っていた食料品に毒が混入していた事件と同じ類の大問題です。また、個人情報流出で言えば既にかなりの件数が悪用されてしまった後に発覚したぐらいの惨事だと言えます。マルハニチロでは、冷凍食品680万個を回収し、犯人個人に対して1億円の損害賠償を求めたそうです。当然、毒が混入したのが商品の1部であっても、不安にさせた消費者全員に対して「お詫び」するのは企業の基本姿勢です。食品なら新しいものと交換すれば済みますが、新聞では黒塗りに訂正された32年前の古新聞をもらっても嬉しくありませんし、既に回ってしまった毒(捏造情報の記憶)は簡単には抜けません。今回の問題の収拾をつけるなら、検証の結果全ての捏造記事の総数と、その検証記事の載った数をカウントし、それに新聞代をかけた額を読者全員に返還するのが最低ラインなのではないでしょうか。これは決してユスリタカリではなく、至極真っ当な意見だと思います。ベネッセでは、全員に補償するために200億円用意したそうですが、朝日はそのベネッセの1人500円の手打ちに対してもイチャモンつけてましたよね?報道陣として、言ったことにはちゃんと責任をもってもらいたいものです。

東電1+慰安婦16+捏造記事60+検証記事20=約100日分と言いたいところですが、まあざくっと半分の50日分、単価100円で払い戻しとして1人5千円、700万部ですから総額350億円が妥当な賠償額なのではないでしょうか。

新入幕金星

2014年09月26日 | 時事
逸ノ城「決めていた」変化で鶴竜破り史上最速5場所目で金星…100年ぶり新入幕Vも
まだマゲも結えない新入幕力士が11勝+金星とは、すごい逸材がいたものですね。

昨日までに2大関を破ってにわかに脚光を浴びたわけですが、横綱まで破るとなると本物感が漂いますね。立会いの変化については注文のつき所かもしれませんけど、上手に勝つためには当然狙ってくるでしょうし、むしろ防げなかった鶴竜の失態だと思います。明日は白鵬戦ですが、もしココにも勝つと俄然100年ぶりという新入幕優勝が現実味を帯びてきます。モンゴル勢であることは少々残念ですけど、「胸を借りる」という表現があるように、上手の相手には今の実力で敵わなくてもいずれ対等に戦える日を夢見てぶつかっていくことが日本では美学とされているので、おそらく日本人力士だったら上位陣と当たり始めた段階でバカ正直に突っ込んで負けていたでしょう。こうして下克上を果たす力士が出てくることは相撲界にも活気が出てくるでしょうから、是非がんばってもらいたいですね。

何かジャンプの相撲マンガも人気らしいですし、これは再ブーム来るか!?

スマホ密輸

2014年09月25日 | 時事
「iPhone 6」密輸品、3日で600台以上を押収=中国メディア
つい先日発売されたiPhone6ですが、既に転売組の摘発が進んでいるようです。

中国ではまだ発売する予定がないため、持ち帰れば定価の数倍の値がつくことが想定され、発売日には行列に割り込む中国人、ホームレスを雇って並ばせたら金を持ち逃げされた中国人、売り切れになり店員に詰め寄る中国人などと、一体ここはどこの国だろう?というような報道が相次いでいました。アップル側も、発売日に行列ができれば宣伝になるので黙認状態だったわけですが、密輸は当然犯罪ですし、そうなることが十分想定されている以上、1人1台しか売らないとか、身分証提示とか、何らかの制限をつけることはできなかったのでしょうかね。摘発され押収された600台はもう日の目を見ることはないでしょうし、品薄となり心待ちにしている日本人も多い中、非常にもったいないと思います。

・・・いや、もしかしたら押収したiPhoneを解析し、コピー品を出す所まで予定調和かも?

ダイエー消滅

2014年09月24日 | 時事
「ダイエー」屋号消滅へ=イオン、1月に完全子会社
これローソンもミニストップになるのかな?それにしてもイオンは強いですね。

最近、新しくできる総合型ショッピングモールはイオンばかりで、それこそダイエーなど、街中にあった大規模店や中の上規模の他店はどんどん閉鎖していくイメージです。群雄割拠のスーパー戦国時代が終焉に近づき、イオン1強時代に移行し始めているのかもしれません。しかし、消費者にしてみれば様々な店があった方がそれぞれを回る楽しみが生まれますし、何より価格競争の恩恵を受けやすくなるので、1強独占状態は余り好ましいものではありませんな。

例えばこの辺りは結構色々なスーパーがひしめき合っていて、それぞれの広告を比べたり、「この店はアイスがいつも安い」と狙い撃ちをしたりすることが可能ですが、東濃の方へ行くとほとんどバローしか見かけなくなり、最早選択肢がない状態です。本当はもっと小さな小売店がたくさんあったのでしょうけど、ほとんど淘汰されてしまったということでしょう。先程戦国時代に例えましたけど、スーパーは基本的にこういう一所懸命な地侍型が強く、バローも本社が恵那にあるのでこういう現象が起こるわけですが、例えばそういう郊外にポンと傭兵型のイオンなどができると、たちまち勢力図が変わってきてしまうわけです。全国展開できる強みですね。究極的には、こうした全国展開できる企業がいずれ全てのシェアを奪い独占状態になってしまうのかもしれません。

ただし、例えば今晩のおかず一品や適当なおやつが欲しい時にイオンへ行くことはありません。駐車場から目当ての場所に歩くだけで一苦労、色々欲しいものを揃えに行こうとすると、1階に行ったり3階に行ったりと、かなりの時間を要します。ああいう所は基本暇つぶしに行く所なので、実用的には普通のスーパーや靴屋等の小店舗の店が散らばっていて欲しいですね。

組み体操

2014年09月23日 | 時事
組み体操で事故多発…「人間ピラミッド」高層化
この辺では余り見かけませんが、巷では復活傾向があるのですかね。

自分が小学生の頃はもちろんやりましたし、練習中3段タワーの上から落ちて病院送りになった子もいました。今と昔の違いは、そういう事故があるとすぐに「危険だから止めさせろ。」という声が上がるようになったことでしょう。昔はおそらく親世代もやっていたわけで、「多少の怪我は付き物」という認識があったと思いますが、少子化で段々と過保護になり、また子どもも外で遊ばなくなって体力の低下も進み、こういう事故が増え、クレームも増え、中止する所が増え始めると、あとはなし崩し的になくなってしまったのだと思います。ソーラン節とか、そういうダンス系の種目なら見栄えもよく危険が少ないので、一時期はほとんどの学校の運動会でそんな傾向があったような気がします。その後「ダンス必修化」の追い風もあり、むしろ組み体操はもう完全に淘汰されたかとすら思っていました。

まあ、現に昨日のNHKのニュースWEBでこの特集をやっていたのを見たので、復活傾向にあるのは間違いないのでしょう。ただ、専門家らしき人が「本来は学習指導要領にない」と言っていましたがそれは間違いで、自分は十分に高学年の学習内容である「表現運動」の範疇だと思います。ここ、先刻の淘汰発言と矛盾するようですけど、正確に言うと、学習指導要領の体育編は「このような動きを学ぶ」と言うことと種目例が書いてあり、実際にどの種目で学ばせるは教師が決めているので、別に組み体操で学ぶ必要性はないけど、同時に禁止されてもいないということです。例えば中学年の「ゴール型」の動きであれば、サッカー、バスケ、ハンドボール、ラグビーなどや、それらを簡略したゲーム(ポートボールなど)の中の、どの種目で学んでもよいことになります。さらに言えば、「学ぶ動き」が含まれていれば、別に例示されていない教師の考えたオリジナルスポーツでも良いわけです。なので、学校や年度によってやったりやってなかったりする種目ができてくるのは当然の現象であり、準備にお金や時間がかかるスポーツは例示されていても敬遠されたり、ノウハウがあれば踏襲されやすかったりと、学校や地域の特性が出て然るべき所なのです。また、例えば「水泳」の動きでは、明確に水中スタートと明記されており、飛び込みは禁止されています。つまりもし「組み体操」が小学生の運動として相応しくないのなら必ず禁止事項として載っているはずであり、その記載がない以上、「指導要領にない」とは言えないのです。この教授?の主張はどちらかというと反対派だったので、朝日のような捏造とまでは言わないものの、例示がないことを思い込みからあたかも「学習指導要領に載っていない危険な行為を学校がさせている」という印象操作をテレビで流してしまったのでしょう。こういう所は、ちゃんとした教育の専門家に裏を取るとか、組み体操賛成派の専門家もコメンテーターとして呼ぶべきだと思うのですがね。

まあ、全体的な要旨は組み体操自体をやめさせるものではなく、見栄え優先で指導要領以上の危険な技に挑戦させることに警鐘を鳴らすものだったので、内容的には自分もその通りだと思います。体育では往々にして1年生に逆上がりをさせたり、跳び箱で6段を飛ばしたりするわけですが、実はこれは算数で言うと1年生にかけ算の筆算をやらせるようなもので、禁止はされていないにしても、発達段階を踏まえない突飛な活動を危険性を認識させずにさせてしまうことがあるのです。組み体操に限らず、ムカデ競走や騎馬戦など団体競技は個人の不注意や不始末の及ばない予期せぬ事故がつき物であり、また道具を使ったり数人分の加重がかかったりすれば当然怪我の程度も大きくなりがちです。運動会の練習は体育の時間だけでなく教師の目の届かない休み時間に及ぶこともあり、危険に対応しきれない面がどうしても出てきてしまいます。第一、復活したからと言っても、昔と今では実情が全然違います。授業日数増の問題もあって準備期間も短縮傾向にありますから、完成度を高めることもままなりません。自分が小学校の時は6年次のクラス替えがなく、6年生の運動会で組み体操をするために、5年の秋から準備を進めていたものですけどね。かといって、何の危険もない運だけの競技や、高学年で30m走程度の運動量で決まる種目では見ていても面白くありませんし、学習にもならないでしょう。運動会は行事ですが体育指導の一環であるべきです。どうせやるなら地味でもしっかり力をつけさせたい、達成感を味わわせてあげたいというのが教師の願いですが、昨今のお祭り騒ぎと化している観客席の保護者を見ていると難しいのかなと思います。

バドミントンと風

2014年09月22日 | 時事
バドミントン日韓戦で疑惑の向かい風…4強逃す
風が吹いてるぅ~・・・って、屋内ですよね。どう考えても空調を調節されたとしか・・・

バドミントンは自分もやるので分かりますが、風に滅茶苦茶弱いスポーツです。中高の試合は通常締め切った館内でやるので夏場は地獄ですし、当然体育館に誰かが出入りすれば、それだけでてきめんにシャトルが揺れます。遊びで外でやる時も、風上-風下に陣取ると風上が圧倒的有利となり、風下からはどんなに力いっぱい打っても押し戻されたり、むしろ本当に戻ってきたりもします。そのため普通は風向きに対して直行するように陣取るのですが、打ち合うごとに2人とも風下に流されるかのごとく移動していくのが見慣れた光景です(笑)初速340km/時を超えると言われる地上最速の球技とはいえ、1秒後には自由落下が始まりますから、あのシャトルの形状がそれだけ空気の抵抗をモロに受ける構造になっていると言うことでしょう。

というわけで、今回のアジア大会。アウェーの風とか言われていますが、万が一故意だとしたら、明らかな試合妨害でしょう。空調が強く安定しないと言う前評判は元々あったものの、日本側がコートチェンジしても常に風下になるのを、隣で試合をしていたインドネシアの選手も感じたと言うのですから、単なる気のせいだとは到底思えません。精神的な揺らぎで結構連続得点が入るスポーツなので、ルールがラリーポイント制になってからは特に一瞬の心のざわめきが命取りです。まがりなりにも世界の頂点に立ったこともあるチームですから、多少のヤジや「アウェーの空気」なら跳ね除けて欲しいと思いますが、バドミントンにとって「風」はまさにルールの公平性を根底から揺らす、あってはならないものであるがゆえに、今回の負けは承服しがたいものを感じますね。サッカーで言うと味方コートが異様に小さいとか、フィールド全体に傾斜がついているようなものです。
その後、韓国側から「節電のために空調のオンオフを繰り返した」という説明があり、事実上空調スイッチを弄っていたことを認めました。エアコンって普通オンオフを繰り返すことが一番消費電力が高いのですけど・・・言い訳して墓穴掘ってない?

ただ、負けてしまった以上、本人も言っているように最早「負け犬の遠吠え」に過ぎません。事後に原因究明がなされたとしても、結果が覆ることはありませんしね。まあ、韓国が何かやってくることは日韓W杯の時から明らかだったわけですし、日本側も、仮に空調の不調だったとしても、予め分かっていたのならせめて試合中は空調を止めくれと事前に頼むべきだったのではないでしょうか。または、「チャレンジルール」でその場で試合を止め、風にチャレンジするべきだったかもしれません。今後は冬季五輪も含め、韓国にルール違反をさせないために、あらゆることを想定して事前に皿を引く行動をとることを心した方が良いでしょう。

それにしても、「ルールを歪めてまで得る結果」に何の意味があるのでしょうか。歴史問題に関しても、あの国にとっては永遠に論じられないテーマなのかもしれません。

そっくりスイーツ

2014年09月21日 | 時事
「このラーメン...麺が生クリーム!? ネギはチョコ?! チャーシューはムース??ぷ、プリンだこれー???」
実際の料理の形に似せたスイーツが流行っているようです。

リンク元に画像がないのでこのラーメンに関しては判断できませんが、テレビでも寿司に似た和菓子や、飴細工で花束などを模したりするのは良く見かけます。日本人は味だけでなく、見た目にも非常にこだわるので、こういうジャンルは大好きなのでしょう。まあ、これを極めていくと、そのうち食品サンプルに行き着くのかもしれません。「食べられません」という注意表示は、そのサンプルに対する最大の賛辞ですね。

どんなものも「道」にして極めて行ってしまい、元祖がかすんでしまったものは、食べ物に限らず非常に多いですな。

旭日アレルギー

2014年09月20日 | 時事
記念に渡したバッジ「旭日旗」類似と騒ぎ…仁川
今まで何の問題もなかったのですがね・・・騒ぐ方も取り上げる方もどうかしていますな。

日本ホッケー協会のシンボルは1946年から使用しているらしく、今の韓国ができるより前、かれこれ70年近い歴史があるわけです。それを何故今頃問題化するのか。どう考えても「最近思いついたから」としか取れないのですが・・・そもそもこの韓国主催である仁川大会のロゴマークの左上や、公式マスコットキャラの全てのお腹にこの旭日マークが見られるのですが、これには全くクレームがなかったのでしょうかね?これまで何ともなかったのに、一度かかると二度と治らず、別のアレルゲンにも次々と反応してしまう、まるで旭日アレルギーのようですな。花粉症と同じように、一度かかるともうかかる前の自分の姿を思い出せなくなるのでしょう。

今回のバッジは、日本選手が見学の韓国学生にプレゼントしたわけで、こちらには喜んでもらうために渡したと言う明確な意図があるわけです。日本人選手が、わざわざ韓国人を不快な気持ちにするために努力してアジア大会の選抜選手になったとでも思っているのでしょうか。普通、贈り物を受け取った側は、仮にもらったものに対して不満があったり不快に感じたりしたとしても、それは表に出すべきではないというのが、日本人の当たり前の感覚です。しかも韓国は今回主催者であり、おもてなしをする側のはず。本来プレゼントをもらうような立場でないわけですし、招待した選手達が精一杯力を出せるよう、最低でも大会が終わるまでは黙っているのが礼儀と言うものではないでしょうか。そこまで考えが回らない女学生がわめいたとしても、「場をわきまえろ」とビシッと言うのが大人の教師や大会関係者の役目でしょう。子どもの駄々を誰も止めないどころか、一緒に国を挙げて駄々をこねる姿が、全世界に広まってしまいましたが、韓国に対してはもう何かを感じる以前に、本当に「恥」と言う人類の根源的な感情を知らないのかなあと心配になってしまいます。むしろ、原罪がないという意味で、ある意味幸せな国なのかもしれません。

世界中から「この国で大会を開催すると選手に余計な心労をかけられる」と評判が立つと、この先世界レベルの大会は二度とできなくなるリスクも生じます。現に日本だけじゃなく、選手村でシャワーが出なかったり、エレベーターが動かなかったりしているらしいですから、このままだと冬季五輪も危ういでしょう・・・まあ、東京五輪が控える日本としては、他山の石としてしっかり学びたい所ですね。

で、もうこれからは韓国人に何かあげる時は朝日新聞の社旗に統一すると良いと思います。

星野監督引退

2014年09月19日 | 時事
楽天星野監督が退任「直接の原因は成績」
楽天を日本一に導いた闘将が、今期限りで引退する模様です。

今期は成績不振というより、途中で腰痛というか、国指定の難病を患い、2ヶ月の闘病生活を強いられたわけで、そのことで療養したいと言う気持ちが強かったのでしょう。昨年の契約切れと同時に辞めていれば最高にきれいな花道だったかもしれませんが、まあそれはいい意味で、星野監督には似つかわしくないですね(笑)ともかく、彼でなければ楽天日本一は成しえなかったでしょう。一ファンとして、彼には中日時代からたくさんの感動をもらいました。ゆっくりと体を休め、長生きしてもらいたいものです。

田中マー君と言い、何か、去年ありったけをぶつけた反動が出ているのでしょうかね。

ニセ電話詐欺

2014年09月18日 | 時事
ニセ電話詐欺が多発 岡崎高同窓会名簿を利用か
ん?「ニセ電話詐欺」が定着しているの?いや、詐欺のことじゃなく、名称が。

確か新たな呼び方として決まったのは「母さん助けて詐欺」だったような・・・しかし、決定後、TVでこの名称を聞いた覚えはありません。「危険ドラッグ」はすぐに変わったのですがね。言いにくい、または言うのが恥ずかしいネーミングなら、大賞に選ばなければ良かったのに・・・まあ「ニセ電話詐欺」が定着しているのなら、自分の予想は的中したといえるのですけどね。

募集したのが警視庁なので、東京限定で使われているのでしょうか。言われてみればあそこは単身者が圧倒的に多いでしょうから、若者には「母さん助けて」がピンと来るのかもしれませんね。しかし、だまされる親は地方にいるので、地方では「ニセ電話詐欺」のほうがしっくりくるのでしょう。あと「親心利用詐欺」というのもあったような・・・そもそも普段から一緒に住んでいたり連絡を密にしたりしていれば詐欺に遭わないわけですし、連絡もよこさずに困った時だけ親を頼るような子どもでは、我が子ながら都合が良すぎるでしょう。甘やかすのではなく、むしろ本当の意味で息子を信頼しているのなら、安易に金銭的援助をせずに「一度自分で何とかしてみなさい」と突っぱねる心を持たないといけませんね。これは自分の親心を試されている試練だと、肯定的に捉えていくと、詐欺グループにとっても扱い辛くなるかもしれません。

というわけで、「親心試練詐欺」とかどうでしょうか・・・ダメか(笑)

前後編同時公開

2014年09月17日 | 時事
『るろ剣』完結編、今年最高のオープニング記録!3日で100万人突破!
中々評判は良いようですね。是非観にいきたい所ですが・・・

第1作はちゃんと観にいきましたが、その後の情報でこの京都編が前後編の2部構成であり、非常に短いスパンで公開されることが分かっていました。こういうパターンはデスノートハリポタの最後の話でもあり、また一般的にシリーズ物の映画の場合、大抵は新作の前に前作がテレビ公開されることが多く、これまでお気に入りの作品は基本全部観に行っていたわけですけど、今回は「どうせ後編まで待たされるのなら前編はテレビで十分では?」という結論に至ったわけです。今年4月から何故かメンズデーとかレイトショー代金が一律値上がりし、千円で見られなくなってしまいましたしね。

しかし、何やらスパンが短すぎたことが影響したのか、現在後編の公開が始まっているにも関わらず、まだ前編の公開が終了していないという異例の事態が起こっているわけです。調べてみるとデスノートはそれでも5ヶ月間が空き、確かその1週間前に地上波初登場となったはずですが、流石に今回は僅か1ヶ月ちょっとしか開いていないので、テレビ諦めて映画館で2作同時に見るしかないかなと思います。となると、既に全盛期を過ぎた前編は変な時間帯しかやっていないので、通常料金の1800円取られることに・・・後編を1100円で見たとしても2900円もかかるのか・・・何かもう約3本分ですねorz

アナ雪のように、せめてDVDレンタルで誤魔化すか・・・

国道6号解除

2014年09月16日 | 震災
福島の国道6号、通行規制解除 原発事故以来3年半ぶり
福島第一原発の脇を通る一番近い国道、6号線の規制が解除された模様です。

原発に一番近い所だと直線距離で3kmほどの所を横切るようで、当然回りはまだ20km圏内に渡って立ち入り禁止区域ですし、事故から3年半が経った今でも空間線量は高止まりしているようです。毎時5マイクロシーベルト以上というのは、日本一自然放射線が高い我等が岐阜県のおよそ50倍、韓国の40倍、世界平均の20倍に相当し、単純に毎5として24時間×365日で換算すると、何と年間43.8ミリの被爆に相当します。日本の一般人の基準である年間1ミリシーベルトを軽く凌駕し、放射線業務従事者でも年最大50(平均20)までしか認められていませんから、本当にギリギリの数値です。しかも、個別に国道6号付近の観測点を見ていくと、毎5なんて生易しい数値でなく、9とか33とか、最高で毎時56マイクロシーベルトまで存在しました。基準の10倍オーバーに跳ね上がります。もちろん、上記の試算はあくまでも「1年間屋外にいた場合」の理論値ですし、車に乗って高線量地帯を通り過ぎるだけなら1時間どころか5分も滞在することはありませんから、窓を閉めて颯爽と駆け抜ければ問題ないと判断されたのでしょう。歩行者や二輪車が認められていない理由は、生身でゆっくり通り過ぎるのはまだ危険だということですしね。ただし、もしその辺の区域に監視員が立つとしたら、その方はかなり心配です。側道等は全て封鎖されているらしいので、そういう方達の迷惑になるような行為だけは、くれぐれも謹んで欲しいものです。

東日本大震災から1年経ったときに東北慰問をした際、宮城から福島の南相馬市まで南下したのがこの国道6号線でした。ちなみにUターンした場所は「ドライブイン花園」と言う所で、ここから南に20mほどの所でバリケードが作られていました。本来であればそのまま茨城の海岸線にまで続いている道なので、かなり無理矢理感が漂うこの通行止め解除も、流通の面では非常に助かることでしょう。未踏の地、茨城への道が開けたか!?

・・・いやいや、わざわざ北から回り込まなくても普通に東京から行こうよ。