(株)カプロラクタム-blog

果たしてココは何処なのだろうか・・・
否!ココは(株)カプロラクタム代表取締役兼社員αのweblogである!

ファーストクラスの食事

2014年01月31日 | 時事
たった1枚のファーストクラス航空券で1年間タダ飯を食べ続けた男
この発想はなかった・・・つか、普通乗らないから分かりませんね。

この男がどこでこの着想を得たのかは分かりませんが、まあファーストクラスを利用できる人はそんなケチくさいことはしないでしょうし、空港側にしても盲点だったのではないでしょうか。流石に300回も利用されないと気づかないのはアホですけど、券を取って入場し、食事後にフライトを変更したり、キャンセルし全額返金してもらったりするという手口はまだ有効なのでしょうか。手数料とかキャンセル料とかを発生させないと、数回レベルならバレずに利用できてしまうことになりますよね。

そもそも日本でも同じかは分かりませんが、・・・今からでも遅くはないか?(ぉぃ)

農薬混入事件自供

2014年01月30日 | 時事
逮捕の契約社員、容疑認める=「迷惑掛け申し訳ない」―農薬混入事件・群馬県警
逮捕された犯人が、ようやく罪を認めたようです。

何やら警察の実況見分中にいなくなり、行方不明になっていたわけで、状況的には非常に怪しかったわけですが、やはり本人が否定しているうちは決め付けるわけには行きませんからね。「推定無罪」と言って、裁判所で判決が言い渡されるまではまだ無罪なわけですし。明らかに決め付けて報道し、後で「冤罪でした」となっては、警察だけでなくその責任は報道関係者にまで及びます。今またオウム裁判も再開されていますけど、我々は河野さん事件を忘れてはいけません。

それにしても、公開された写真と逮捕時の映像が余りにも別人だったのには驚きました。よく逮捕できたよね・・・

STAP細胞

2014年01月29日 | 時事
新たな万能細胞開発 iPSより効率的に 神戸の理研など
新たな万能細胞の生成法が発見された模様です。

ES細胞は卵細胞を使い、iPS細胞は人工的に遺伝子を注入するのに比べて、今回発見された方法は元々の細胞に負荷をかけることで万能細胞に変化させると言う、画期的なもののようです。以前論文を投稿したときは余りにも安易で単純な方法だったために「今までの研究を愚弄している」とまで言われ、誰も信じてくれなかったとか。まだ若いマウスで成功しただけに過ぎず、研究はこれからという所のようですが、科学にはまだまだ荒唐無稽で誰も思いつかないような方法でも、進歩の余地があるということですね。まさにコロンブスの卵といった発見ですな。

発見されたからこそ思うことですが、そもそも生物の進化は人工的に促されたはずはなく、ある負荷を受けて自ら進化を促してきたわけです。そう考えると、今回の発見はむしろ必然であり、「じゃあ、どんな負荷をかけると自己進化するか」という命題に何故今まで誰も取り組まなかったのか不思議にさえ感じてしまいますね。もしかしたら、過去に生物大爆発が起きた時期は、今回のように弱酸性の状態に置かれていたのかもしれません。もっと言えば、酸性雨を浴びると人間もポケモンのように進化するのかも!?

今後の研究が楽しみです。

火の鳥大地編

2014年01月28日 | 時事
「火の鳥」続編は幕末舞台…手塚プロがパリで明かす
「大地編」の構想はあるとは聞いていましたが、てっきり戦国時代かと思っていました。

自分の手塚治虫の「火の鳥」との出会いはゲーム(笑)でしたから、一応鳳凰編ということになります。初めて全面クリアできたゲームだったなあ・・・マンガは中学の頃に揃えて、今でも本棚に全巻並んでいます。「火の鳥の生き血を飲むと不老不死になる」という根本は同じで、舞台が「○○編」というように変わっていくので、どこから読んでも面白いのですが、一応登場人物も少し重なっていたりするので、やはり最終的には全部読むのがお勧めです。
それぞれの話の時代設定を適当にまとめてみます。・は過去、○は未来、◎は両方
・黎明編:3世紀ごろ、卑弥呼の時代。天照大神の神話。
○未来編:西暦3404年から何億年が過ぎ、最終的に黎明編へとリンクする。
・ヤマト編:4世紀ごろ、ヤマトタケルノミコト。石舞台古墳。
○宇宙編:西暦2577年、宇宙船が漂流する話。
・鳳凰編:奈良時代、仏師2人の運命を描く。我王の冒険(笑)
○復活編:西暦2482年。科学の力で復活する話。ロビタ。
・羽衣編:10世紀頃、羽衣伝説。「かぐや姫の物語」の元ネタ?
○望郷編:時代不詳だが復活編と生命編の間だと思われる。ロミ。
・乱世編:平安時代末期。源平合戦。実は火の鳥は出てきていない。
○生命編:西暦2155年。クローン人間。そろそろ実現しそうな話。
・異形編:室町時代。応仁の乱。八百比丘尼。
◎太陽編:7世紀と西暦2009年の話が行き来する。壬申の乱。


・・・「ギリシャ・ローマ編」というものもありますが、総じて古代を扱うものと未来を扱うものが交互に繰り返され、段々と現代に近づいていくと言う大きな構成になっていることがわかります。太陽編だけは少し異質で、未来は当時にして20年後の近未来だからOKだとしても過去は少し時代を遡ってしまっています。まあ、話の構成上も事実上も「完結編」としておかしくない内容なので、テーマを重視した結果であり、もし戦国時代をテーマにしてはうまくまとまらなかったのでしょう。自分が何故戦国に拘るかというと、どの時代が背景になっても主人公は不老不死を願うか、それに関わる人物でないといけないので、夢半ばに散った信長や秀吉、全てを見届けた家康など、その時代なら火の鳥が絡む要素が十分あると思うからです。というか、手塚治虫の描く戦国時代が読んでみたかったというだけですね(笑)

今回の発表で幕末・明治維新が舞台だだったということが判明したわけですが、誰が主人公であるとか、どう火の鳥が絡んでくるのかまでは発表されなかったようです。生きていれば時代が変わったと思われる人物は大勢いますが、一体誰が不老不死を願ったのか・・・

まさか人斬り抜刀斎か!?

NHK会長就任会見

2014年01月26日 | 時事
NHK籾井新会長「従軍慰安婦、どこの国にもあった」
まあ、言っていることは正論ですが、就任会見で言うのはまずかったですね。

できればその御志は胸に秘めたままでNHKを内々から改革して欲しかった所ですが、就任会見でつい本音が出てしまった以上、初っ端から難しい局面を迫られることになってしまいました。早速明日には中韓の餌食となってしまうでしょう。橋下市長のように骨抜きにされる前に、何とか持ちこたえて欲しいものです。

ところで最近自民党は、「元寇の歴史、共同研究を」と韓国側に提案しています。元寇と言えば、当時の韓国も当時の中国とともに日本に対する加害行為を行った歴史的事実であり、それについて共同研究しようというのは、今の一方的な日本=加害国という見方を改めようとする政府の強烈な皮肉であると捉えられます。また、韓国に対しても「この件もまだ1000年経ってないよ、ねぇ言われてどんな気持ち?」と暗喩しているわけですね(笑)こういう報道を、今のNHKではほとんどスルーか軽く扱う程度ですが、それを会長の力で大げさに掘り下げて報道するようにしていくことが、就任会見でノックアウトされるよりはるかに有意義な選択だったと思うのですが、非常に残念です。

それにしても、このような皮肉や暗喩でしか当たり前のことが口にできない息苦しさは、いったい誰によってもたらされているのでしょう?

竹田城跡

2014年01月25日 | 時事
「天空の城」竹田城跡揺れる 保護か活用か論争
こういう史跡は、人が来すぎても困りますな。関ヶ原は閑散とし過ぎでしたが(笑)

自分はまだ行ったことがありませんが、雲海に浮かぶ城跡がまるで天空の城のように見える光景がメディアに取り上げられたことと、映画の舞台になったことから、ここ数年人気が高まったそうです。しかし、コレだけ有名になっても竹田城が誰の城だったとか今一ピンと来ないのは何故だろう?・・・まあ、今後軍師官兵衛にも出てくるだろうし、今後も人気の状態は続きそうなので、より多くの観光客が呼べるようにここでしっかり修繕・保護しつつ、地元の活性化につなげてもらいたいですね。

フォアグラ中止

2014年01月24日 | 時事
ファミマに「フォアグラの飼育は残酷」と抗議 やむなく特製弁当の販売を中止
・・・いや、単純に買わなければ良いだけの話では?

フォアグラはフランス料理に用いられる高級食材で、一般的ではないにしろ、世界中で珍味として認知されている食べ物です。ただ、調べてみるとその作り方から動物虐待論があるのは事実で、フランスをはじめ既に定着している国以外では新たに飼育し始めることを禁止しているようです。しかし、完全禁止に至らない理由は、やはりその味の良さと、伝統文化であるという点に尽きるのではないでしょうか。

日本でも鯨肉の問題があるように、ある国で普通の食材が他国では「残酷だ」と取られるケースは他にも多く存在します。もちろん、その全てを禁止し、世界中の人が許された同じものしか食べないようになったならば、世界はたちまち食糧難に陥るでしょう。我々は生き物の命をいただくことでしか生きていけないわけで、どうせ食べるならおいしいものを、と思うのは自然な欲求です。このフォアグラ論を突き詰めていくと、おいしく食べるために脂肪(サシ)を増やした牛や、普通は必要ないワインとかを飲ませた豚も全て虐待になりますし、最終的には全ての畜産業が残酷となりかねません。天然モノだけで生活していくには、人間は少々増えすぎています。要は何を食べるかを自分で取捨選択し、どうしても残酷だと思うのなら自分は食べないようにすれば良いと思います。

ファミマも事前に告知したせいで大変な損失になってしまいましたね。食べたかった人もいたでしょうに・・・ま、自分は弁当なんて200円台ので十分ですが(笑)

都知事選

2014年01月23日 | 時事
五輪・原発で舌戦…都知事選、主な候補の第一声
都知事選が始まった模様ですね。

まあ、都知事とはいえ一地方公共団体の首長なわけですが、まるで総理大臣を決めるように全国ネットで盛り上がりを見せていますね。そのせいもあってか、候補者の主張も本当に東京都民に向けてなのかよく分からないものも混ざっているような気もしますが、都民の方はしっかり見極めて投票して欲しいものです。

ところで新聞報道についてですが、今までは告示前だったので、誰がどう報道しようが噂の域を出ませんでしたが、こうして選挙戦が始まった以上、立候補者はちゃんと公平に扱わないといけないと思います。そうしないと、例えば新聞社に特定の推しメン(笑)がいたとしても、その人のプラス記事ばかり大量投下したり、マイナス記事は書かないとか、相手の扱いを小さくしたりするのは、明らかに公職選挙法に違反します。この記事元の読売新聞は4人しか紹介していませんし、朝日新聞も同じ4名と、さらにドクター中松氏をお笑い担当のように小さく扱っていましたが、16名立候補したらちゃんと順不同で同じだけ紙面を割き、演説要旨や政策などを公平に伝えるべきでしょう。4×4でも8×2でも、紙面を割るのには良い数字ですしね。

16名と言うのは確かに多いですが、もしかしたら報道されないだけですばらしい逸材が眠っているかもしれません。単なる人気投票にならないことを望みます。

ダイオウイカの水揚げ

2014年01月22日 | 時事
推定8メートルのダイオウイカ、鳥取で水揚げ
まるでダイオウイカ漁をしたのようなタイトルですが、食べてもおいしくないそうです。

つか、普通は滅多に捕まらないのに、今年に入ってもう4例目、しかも全て日本海側だったとか。天変地異の前にはよくこうして珍しい深海魚が打ち上げられることが多いそうですが、果たして・・・?

任天堂凋落

2014年01月21日 | 時事
「PS4」に完敗の任天堂、「WiiU」はなぜゲーマーの心を掴めなかったのか
まだまだDSは大人気だと思っていましたが、3期連続の赤字と事態は深刻なようです。

昔はゲームと言えばファミコンが代名詞だったわけで、自分が子どもの頃はおよそ全てのおもちゃ商戦からシェアを奪い、一大躍進した時代だったと思います。今は、自分のような「元ゲーマー」が大人になり、昔よりさらにゲーマーの裾野が広がっているような気がしますが、どうやらその大部分はスマホなどの携帯ゲームにシェアを奪われ、しかもがっつりゲームがしたいヘビーユーザー層はソニーやPCのオンラインゲームに流れてしまい、やはり任天堂は子ども層しか獲得できていないというのが現状のようです。

ゲームから卒業するタイミングとして大きいのが「新しいハードへの移行期」です。ハードの性能が上がると開発にも時間がかかるようになるので、ソフトの供給自体も少なくなりますし、ユーザー側も「このゲームがやりたい」と思っても、それがソフトを買う数千円で済むか、ハードとセットで数万円かかるかは大きな違いですからね。1タイトルだけやりたいのなら、別にハードを買わなくても友人に借りたり、ニコニコ動画などで実況プレイを見たりすれば十分ですし・・・そもそもソニーとのクオリティ合戦から脱却し、携帯ゲーム機に移行したくせにその延長戦にあるスマホのアプリ開発には手を出せない中途半端さが、首を絞めている一番の原因でしょう。

原点の花札に戻りたい所ですが、そこにも遊戯王カードがいるし・・・八方塞ですな。

リアルとフィクション

2014年01月20日 | 時事
愛菜ちゃんドラマ、初回で打ち切り要請 慈恵病院が日テレ批判
騒げば騒ぐほど思う壺のような気が・・・

自分は見ていませんが、確か「女王の教室」も抗議のおかげでCM提供が外されましたが、視聴率がうなぎのぼりになったはずですし、最終回後もSPを2回も放映するに至りました。まあ、あの作品の場合、明らかに現場ではありえないシチュエーションだったので、かえってフィクションだと納得できたものですが、今回はどうなのでしょうね。

主人公側の境遇を際立たせるための演出としては、「家なき子」なども相当ひどいことをしていたと思いますけど、ホームレス団体から苦情が来たと言う話は聞きませんし、「名前をなくした女神」でも、お受験を目指すママ友団体から中止要請が来たと言う話も聞きません。1年生にも大人気だった「マルモのおきて」も、親なしをからかう場面がありましたが、実際うちのクラスの片親の子も楽しく見ているようでした。医療物にしても刑事物にしても、リアルではやっちゃいけない、フィクションだからこそできる演出があるはずです。「子どもがまねをする」「ドラマの表現で傷つく子がいる」と思うなら、それこそリアルとフィクションとの違いを教えるチャンスだと思うのですがね。

現実にも、様々な境遇の子がいて、様々な人生を送っています。難しいテーマを扱う以上、しっかりフィクションとしての完成度を保ちつつ、堂々と放送してもらいたいものです。

トランス脂肪酸

2014年01月19日 | 時事
トランス脂肪酸:米国で禁止の動き 日本では表示義務なし

いつものネガティブキャンペーンかと思っていましたが、本当に危険なようですね。

このトランス脂肪酸は、マーガリンやポテトを揚げる油などに使われているそうです。まあ大量に摂取すると問題なだけのようですが、何やらマーガリンは蟻も食べないらしいですし、マックのポテトに至っては半年放置してもカビ一つ生えないとか。およそ人間以外の生物には食品として認識されていないのかもしれませんね。

マーガリン、結構たっぷりとパンにつけて食べていましたが、気にしだすと食べにくいなあ・・・

関ケ原町

2014年01月18日 | Weblog
ドライブがてら、関ケ原町を探索してきました。

滋賀方面に向かう時は必ずと言って良いほど通る町なのですが、思えば不思議なほどいつも素通りしてしまっていました。関ヶ原と言えば歴史上、何度か天下分け目の合戦あった町ですし、最近では大河ドラマの黒田官兵衛つながりで戦国時代に興味をもってきたので、長浜でのっぺいうどんを食べた後、帰りに寄ってみることにしました。

とりあえず歴史民俗資料館と言う所へ行って情報収集。関ヶ原の合戦の陣形の説明を見てから、実際の場所へ行ってみることにしました。古来から交通の要所であったようで、四方を山に囲まれた開けた土地は、まさに両軍が激突するのに好都合な場所であったと言えるでしょう。石田三成軍の陣跡は小高い丘の上にありますが、駐車場からものの3分も登らないうちに到着し、しかも四方が全て見渡せる絶景ポイントでした。斜面が戦場になる場合、上手から下手に攻めたほうが有利なのは明らかですし、しかも味方(のはずの)小早川軍、毛利軍が陣を張った山も良く見渡せます。立地上、家康の軍を3方から攻める最高の場所に陣を張ったと言うことが分かりました。

一方家康軍はと言うと、最終的には先の資料館のあったところに陣を置いたようですが、最初は三成の場所からは見えない、2kmほど離れた桃配山と言う所に陣を張ったそうです。もちろんそこでは双方とも動向が見えないので、黒田・竹中(2人ともドラマに出ている軍師の実子)がその中間に陣を張り、のろしを上げて戦況を知らせたとのことでした。その最初陣跡、何と21号沿いにあるということでしたが、その道は何度も通っているにも関わらず、今まで全く気づきませんでした。史跡巡りというのは、やはりある程度勉強して知っていないと楽しめませんね。出光のガソリンスタンドがある辺鄙な崖に旗が立っているのを発見し、登ってみましたが、恐らく当時とは多少景観が違うにしても、三成側に比べてやはりあまり良い場所であるとは思えません。では、なぜ家康はココに陣を置いたかと言うと、実はこの山、1300年前にあった天下分け目の合戦、壬申の乱で勝利した天武天皇(大海人皇子)が陣を張った場所でもあったわけです。「桃配山」の由来も、大海人皇子が兵士に縁起の良い桃を配ったことが由来となっています。思い出してみると、その兄である天智天皇は白村江の戦で朝鮮出兵したものの大敗を喫し崩御、その後に皇位継承問題が起こったわけです。秀吉もまた、唐入りの最中に病死し、同じように継承問題を抱えていました。歴史に明るかった家康が、この話を利用しないわけがありません。実際、家康の取った戦術は大海人皇子のそれとほとんど同じだったとか。つまり地の利を取った三成に対し、家康は歴史の理をとったわけですね。

時間もあまりなく寒かったので、資料館と両陣跡しか回れませんでしたが、もらったパンフによると、ちゃんと壬申の乱の頃の史跡も残っていますし、小早川秀明のいた松尾山はちょっとした登山ができるようになっているので、是非近いうちにもう一度訪れてみたいと思います。

ノロウイルスと人災

2014年01月17日 | 時事
給食パンに付着、ノロウイルスが原因…集団欠席
まあ穀類は細菌の培養にも使うわけですし、学校では温めませんからね。

小1を担任すると困るのがこのパン食です。今の子は大抵温かい状態で食べ慣れているので、食パンやコッペパンが出ると残量が凄いことになります。4月には「え?生で食べるの?」という衝撃的な発言も飛び出しました(笑)米の消費量を増やしたい国としては、米飯給食を増やしたいのですが、パンの団体の反対にあって中々「週3以上」の週3の壁が乗り越えられないそうです。あと、何となくパンは腹持ちが悪い気がするので、夜中まで仕事をする身としては、コレを機に米飯給食が増えると良いなあと思っています。

それにしても、今回は1地区で同日に1000人欠席と言うことで大々的に原因調査が始まりましたが、ここまでの規模でなくともこの時期ノロウイルスで学級閉鎖や休校になることはどこでも起こっているわけです。給食が原因でなくとも、誰かがどこかでもらってきてしてしまえば爆発的に感染するわけですが、それでも今までは「天災」のような扱いで済んでいたと思います。しかし、今回の感染源特定騒ぎを見ていると、もうノロウイルスは「人災」と見られている気がしますね。そうなると、今後はこの菌を持ち込んだ人物が、農薬混入事件と同じように扱われていくと言うことになり、責任問題が発生することになるのでしょうか。食中毒事件でもよく騒がれますが、自分は、この風潮はちょっと性質が違うのではと思います。

当然、普段から感染拡大防止に注意を払い、感染した者は広めないよう努力することは当たり前ですし、特に食品を扱う場合はしっかり衛生基準を作って遵守していくことが必要です。しかし、ウイルスは撒き散らしたくてするものでなく、知らず知らずのうちに撒き散らしてしまうものです。例えば今回のウイルスをパンにつけた者が特定されたとしても、その人にウイルスを感染させた人も当然存在します。食品衛生に気を配らなければいけない人に感染させた罪、またその人に感染させた罪、と、延々犯人探しをしても切りがありません。確かにノロウイルスはかかると大変ですが、致命的なものでも、感染率100%ものでもありませんし、現に1000人休んだ所で、残りの数千人の児童は大丈夫なわけです。最新の研究でも、同じようにノロウイルスを保持しても、感染するしないは運次第。例えば店で牡蠣食べ放題で何人かが食中毒になっても後の人は大丈夫だったりするわけです。しかも、牡蠣に含まれる天然のノロウイルスなのか、従業員が感染した状態で調理していたのか、それとも隣の客から感染したのか分からない時点で、店としては食中毒が出た時点で営業停止。これではまるでバクチのような話です。

「分かっていてうつす」という故意性が強いかどうかが問題なのかもしれませんが、風邪の場合はいくら気をつけていてもうつすことはありえますし、日常会話のレベルでも、「お前に風邪をうつされた」とか言いますけど、実際そうだったとしても、それはお互い様なのではないでしょうか。昔はよく胃腸風邪とか言って、風邪の菌が胃腸に入って起きるのだと誤解されていました。技術が進歩した分、原因や感染経路が昔よりはっきり見えるようになり、新たに「人災」として認定されつつあると言う所でしょうか。

そのうち風邪もインフルエンザも媒介すると罪になるのかも?