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題名

2006年12月23日 | 時事
ハリー・ポッター 最終作は「死の聖人たち」
第7作のタイトルがついに決まった模様です。

以前「登場人物の誰が死ぬか」という話題に触れましたが、あれから半年経ち、執筆もかなり進んだことでしょう。まだ発売日がどうのという状況ではないみたいですので、日本語で読めるのは2年近く先の話なのかもしれません。さらに図書館待ちとなると、確実に30の大台を越えそうな勢いです。そのうち古本で揃えようかなぁ・・・

ところで、今年度も実践記録を書くことになりました。この市では先に応募予告のようなものを出さないといけないらしく、先日その論文のタイトルとジャンルをしつこく聞かれまくっていました。
自分個人としては、タイトルはその文の全てを表す言葉ですから、端的であり、インパクトがあり、かつ全文に含まれる要素を包括的に顕さなければならないものだと考えています。例えば「コミュニケーション能力を伸ばす・・・」「個にあった指導法の・・・」などという聞こえの良い言葉を並べるのは、非常に簡単で楽な方法です。しかし、そういう言葉には「深み」が全くありません。論文の題名は、見ただけで中が読みたくなるようなものであり、全てを読み終わった後リフレインできるものでなければならないのです。自分はこれを「仕掛け」と言っています。
そして、読み手がワクワクするような「仕掛け」を用意するには、当然その中身が完全に固まっていなければできるわけがありませんし、できれば完成してから1日かけてゆっくり決めたいとさえ思っています。少なくとも、本分や構想が全くない現時点では、何も思いつくはずがありません。それなのに「とりあえずタイトルだけでいいから」と簡単に言える管理職は、非常に不可思議です。去年はダダをこねて結局提出日まで待ってもらいましたが、今年はそう言うわけには行かず、何か適当に書いて(仮題)とつけておきました。もう何を書いたかすら思い出せません。食後に出されるはずのコーヒーが、オードブルの前に出ちゃったという感じです。

まあ、愚痴が言いたかったわけではなく、ハリー・ポッターの最終巻のタイトルが決まったと言うことは、少なくとも作者の中で物語の中身は完全に固まったということなのでしょう。「Harry Potter and the Deathly Hallows」という英題はハリーと死が並列表記され、またharryとhallowが韻を踏んでおり、作者の「仕掛け」を感じさせるには十分なタイトルです。いつ発売されるか分かりませんが、それまではしばらくこの題名について物議を醸すこととなるでしょう。

あー、本当に実践記録どうしよう・・・