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児童会選挙

2015年11月22日 | 時事
県内小学校で児童会選挙が激減 話し合い合意重視
そういえばやったことないですね。

生徒会選挙は自分が中3の頃にあった気がしますが、知らない下級生のどっちを選ぶと言われても困った記憶しかありませんでした。高校は流石にしっかり組織して演説とかもやっていましたけど、おそらくうちの中学は上の世代が荒れていたのでできなかったのでしょう(笑)ましてや小学校はタテのつながりなんて無きに等しいですし、まず児童会にあたる学級委員をクラスから1人の立候補を出させるだけでも大変です。リーダー性のある子は大体クラス分けの時に均等になるようにしているのですけど、その子が立候補しないと途端に泥沼化しますからね(笑)

今はスマホのせいで横の広がりが負に陥りやすいので、目立った動きをするのはそれがこういう良い方向の目立ち方でも本人にとってプラスにならないこともあります。なので、教師に推されて仕方なくやっている、というパフォーマンスも時には必要なのかなと思っています。そもそも児童会活動は一応図書委員とか美化委員とか必ずどこかに必ず所属する仕組みですし、学級委員が偉いというよりもチョイ大変な役割の一つという位置づけでしかないでしょう。またそれぞれの委員長も事前に6年生の中で立候補者が内々に決まった状態で第一回の会議が始まりますから、ほぼ信任制ですからね。選挙となると角が立ちますし、落ちた子のケアも難しい問題です。特に小学校ではそういうのに親がしゃしゃり出てくる場合もあるので、「強いもの勝ち」になりかねません。やはり事前に適材適所や順番などを話し合っておく合議制は自然な流れなのかもしれません。

ただ、来年から18歳選挙が始まることを受けて、もしかしたらもっと義務教育からしっかり投票経験を積むようカリキュラムが組まれていくことになるかな?まあ小学校ではそもそも国民の権利や義務などを初めて学習するのが6年生の3学期なので、性急さは否めませんね。例えば1年生にいきなり筆算や逆上がりをさせるような積み上げのない先取り教育は間違っていると思っているので、もし導入するのなら中学からが望ましいでしょう。