(株)カプロラクタム-blog

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ODA終了

2018年10月26日 | 時事
首相、会談で「新次元の日中協力」模索 ODAは終了へ
まあ世界第2位の経済大国に3位からの経済支援はいりませんな(笑)

政府開発援助(ODA)は、中国だけでなく多くの発展途上国を対象に先進各国が行ってきたものでしたが、日本は単に善意からの援助と言う意味でなく、周辺国へは第二次大戦で混乱させた分の賠償という意味も含んだものでした。賠償となると立場が悪くなってしまうので、互いに協力するための資金という名目でさまざまなインフラ設備や福祉の拡充に援助していたわけですね。ただし、そういう経緯もあるのでその成果を大っぴらに吹聴できず、当の中国にいたっては日本の資金で進んだインフラであることを知らない国民も多かったと聞きます。

中国は2010年ごろにGDP(国内総生産)で日本を抜いて、世界第2位の経済大国になりました。そして今では一帯一路構想と言った中国が主導する世界規模の経済マーケットを築き上げようとしています。流石にここまでくると国内に対する援助はもう必要ないだろうということで、今回打ち切りを打診したというのが顛末のようですね。まあタイミングとしては遅すぎたようにも見えますけど、国として成熟しるの待った形にしたことでようやく国民がODAという存在があったことを認識しだしたこともあり、文句を言うよりむしろ感謝されている模様ですね。中国は経済的には脅威ではありますが、総理も言うとおり今後はしっかり強調し協力関係を築いていくことが双方の発展につながるのでしょう。

さて、これでいつまでも後ろ向きの国は韓国だけになってしまいましたが(笑)あの国が成熟する未来はいつか来るものなのでしょうか?