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新宿デモ

2010年10月03日 | Weblog
何やら東京都心で2600人が参加したデモ行進があったようです。

しかし、今日のニュースや新聞を見ても、どこにもそんな記事は載っていませんでした。抗議の内容や、抗議行動およびデモ行進自体の是非はおいておいて、これほど大規模な動きが日本の中心都市である東京の都心で起こり、映像を見る限り警官も多数出動しているにもかかわらず、日本メディアが一切報道しないと言うのは、不思議を通り越して非常に不気味に感じます。
中国のように、自国の政府の悪口を言えない国では、万が一誰かがこういう活動を起こしても、すぐに全力で抹消されてしまうでしょう。その結果、外国に向けた非難ばかりが報道されるようになるわけですが、他国への抗議と言うのは裏を返せば自国政府の姿勢に対する抗議でもあるわけで、あそこは本当に言いたいことを遠まわしにしか表現できない可愛そうな国なのです。その点、日本は思想および良心の自由が保障されている国ですから、内容はともかくこうした活動を行うこと自体は認められており、表現の自由が保障されている報道機関にも、中国と違い当然こうした行動を包み隠さず報道できる権利があるわけです。

しかし、繰り返しますが今回の件は、何故かメディアでは一切報道されず、海外のメディアや現場にいた人達からの情報提供で知ることになりました。日本の中で、自国の政府を非難する抗議行動を報道しないと言うのは、報道機関の自主規制でないとすると、政府から何らかの圧力がかかったことになります。これは、すでに戦時と同様の報道規制がしかれていると同義であり、自分が最初に言った「不気味」とは、こうして徐々に国民に正しい情報を伝えなくして、いずれは戦争に、という臭いがプンプンするという意味です。「戦争のつくりかた」という絵本がありますが、ここの8ページまで進んでしまったような気がしますね。
まあ、政府の圧力でないとすれば、写真を見る限りおびただしい日の丸の旗を掲げての抗議行動だったようで、日の丸をやたらと映さない最近のメディアの変な自主規制に引っかかったためではないかと思います。海外では、自国や他国の国旗に敬意を払うのは当たり前ですが、日本では必ずしもそうではないですからね。第一、どこぞの国で日本の国旗を燃やされても、別に我々は「旗がもったいないなあ」以上に何も思いませんから(笑)

いつも君が代と日の丸に終わるNHK教育ぐらいは報道してほしいですね。

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