子供用携帯を九州で先行発売 ひも引くと警備会社に通報
便利な機能だとは思いますが・・・これ学校持ち込みを許可したら大変なことになりますね。
自分の小学校入学時は、お祝いとして交通安全協会から黄色帽子がプレゼントされた覚えがありますが、今は防犯ブザーが一般的のようですね。そんなわけでほぼ全員がランドセルに常備しているわけですけど、コイツが中々の曲者で、低学年で月に1~2回ぐらい、高学年でも2月に1回ぐらいは帰り支度の最中にひもが抜け、けたたましい警報が教室中に鳴り響くのです。本人もあせって直すので中々止まらず、厄介の種の一つです。ちなみにこの音を聞いて誰かが駆けつけるなんてことはほとんどありません。あくまでも教室内での話ですが。
セコムは学校でも加入しており、職員室を出る際にはセットして帰らないと次の日お叱りを受けることとなります。あと、何らかの拍子にセットを失敗すると、数分後にはセコムから電話がかかってきます。復旧操作自体は簡単なのですが、職員名と役職を控えられるので、おそらく後日管理職に確認を取るのでしょう。
子どもの場合は、誤作動かどうかの事実確認が困難なので、とりあえず携帯電波を頼りに現場に駆けつける対応になるのでしょうか。ということは、冒頭のアレが誤作動を起こした場合、毎回セコムの人が駆けつけることになるわけです。教室で月1の頻度だとしたら、学校全体ではほぼ毎日起こっている確率なわけで、コレが普及したらセコムの人は毎日1回学校訪問する羽目に陥るわけですね。しかも起こるのは大体決まって帰り支度の際ですから、学校に駆けつけてからいないと分かると、帰宅路を追いかけ、本人に会って直接安全を確かめるまでは開放されません。「付きまとい行為」「声かけ事例」のブラックリストにセコムの人が載り出す日もそう遠くないのかもしれません。
なるべく誤作動が起きず、簡単にスイッチを入れる機能を開発してもらいたいものですね。