バタフライ効果 ─── 初期条件のわずかな差が時間とともに拡大して、結果に大きな違いをもたらすこと。「北京で蝶が羽ばたくと、ニューヨークで嵐が起こる」。。。
『バタフライ・エフェクト』(DVD 9/13)

制作国:アメリカ(2004年)
原題:The Butterf Effect
監督/脚本:エリック・ブレス、J・マッキー・グルーバー
出演:アシュトン・カッチャー(エヴァン)
エイミー・スマート(ケイリー)
ウィリアム・リー・スコット(トミー)
エルデン・ヘンソン(レニー)、
メローラ・ウォルターズ (母親 アンドレア)
エリック・ストルツ(ケイリーの父) 他
「君を救うため、僕は何度でも過去に戻る」というキャッチコピーは、ちょっぴり 誤解させるかも知れません。主人公のエヴァンが 救おうとする‘君’は、ひとりではなくて...、発端は もちろん初恋の女の子ケイリーなのですが、ある時は ケイリーの兄 トミーであったり 幼馴染みのレニーであったり、また エヴァンの母親であったりするわけです。
もっと 後味の悪い作品なのかと誤解していました。確かにね、何度も過去に戻って チョチョイと修正しちゃうのは 虫のいい話なんだけど、最終的な蹴りの付け方が潔くて ホッとして観終われる好感の持てる作品だと思うのです。4回目の過去改変の後かな...エヴァンの両手は ダイナマイト爆発で失ってしまっているんだけど、彼以外の 今まで気を揉んでいた友人達の状況は すこぶる良くて...、エヴァンは みんなさえ良ければいいんだって思ってしまう。あっれぇ~? このままこの世界で暮らしていくんだろうか...と 老婆心。

結局、都合5回過去を変えるわけですが(過去を変えないトリップが その他に3回かな...)、その構成が巧みで 最後までグイグイ持って行かれてしまいました。まぁね、人生そんなもんじゃないし、タイムパラドックスの問題は 巧くクリアできている様な気はするけど...どっかな...だめかな...? 疑問点がないわけじゃないけど、なんて言うか エヴァンがちゃんと成長を遂げているのがいいし、アメリカ映画らしからぬ きめの細かさがありますね。いやぁ~ 面白かった☆
siuちゃん、shi-baちゃん時代の【Be-Lucy】にTB送ります。
『ハッカビーズ』(DVD 9/12)も観たよ。
制作国:アメリカ(2004年)
原題:i
huckabees
監督:デヴィッド・O・ラッセル
出演:ジェイソン・シュワルツマン
(青年活動家アルバート)
ジュード・ロウ
(エリート社員ブラッド)
ダスティン・ホフマン
(‘哲学探偵’夫婦)
リリー・トムリン
(‘哲学探偵’夫婦)
ナオミ・ワッツ
(イメージガール ドーン)
マーク・ウォールバーグ
(エコな消防士トミー)
イザベル・ユペール
(探偵夫婦の宿敵 謎のフランス人熟女) 他
ありとあらゆる満足をお手ごろ価格で提供する、環境にも優しい(というふれ込みの)素敵なスーパーマーケット HUCKABEES ───
ハッカビーズ社の店舗拡大に伴って、環境保護団体の代表であるアルバートと 環境保護の味方の様にマダムたちに取り入るハッカビーズ社のエリート ブラッドの間にある 確執。アルバートは、偶然三度も出会ったルワンダ青年について その偶然の謎を解きたかっただけなのに、何故か執拗に絡んでくる探偵夫婦。
コメディという分類ですが、かなり風刺色の強い作品です。同じテーマで シリアスに描いたら その方が面白いんじゃないかしら...とも思いますが、どうでしょね。掲載の写真だと、まるで ジュード・ロウが主役の様に見えますが、実際は ナオミ・ワッツの左奥に控えめに居るジェイソン・シュワルツマンの方が メインの役です。ジュード・ロウの コミカルな一面が垣間見られるという点では楽しめるかも。でも、コメディに対するセンスの違いかなぁ...日本人の方が 絶対センスいいって☆
・
・
・
と思ったのですが、なんとなく引っかかりを感じる作品なので、再度 観直してみました。支離滅裂な印象も受けますが、決してデタラメな映画というわけでもありませんし、噛めば噛む程味わいのある作品かも。それぞれの関係性を分かっていて観た二度目の方が 断然面白く感じました。私も、ついつい 偶然の持つ意味合いを考えたり 意味付けしちゃったりすることがありますが、偶然は 偶然に過ぎないのかも...ね。
『バタフライ・エフェクト』(DVD 9/13)

制作国:アメリカ(2004年)
原題:The Butterf Effect
監督/脚本:エリック・ブレス、J・マッキー・グルーバー
出演:アシュトン・カッチャー(エヴァン)
エイミー・スマート(ケイリー)
ウィリアム・リー・スコット(トミー)
エルデン・ヘンソン(レニー)、
メローラ・ウォルターズ (母親 アンドレア)
エリック・ストルツ(ケイリーの父) 他
「君を救うため、僕は何度でも過去に戻る」というキャッチコピーは、ちょっぴり 誤解させるかも知れません。主人公のエヴァンが 救おうとする‘君’は、ひとりではなくて...、発端は もちろん初恋の女の子ケイリーなのですが、ある時は ケイリーの兄 トミーであったり 幼馴染みのレニーであったり、また エヴァンの母親であったりするわけです。
もっと 後味の悪い作品なのかと誤解していました。確かにね、何度も過去に戻って チョチョイと修正しちゃうのは 虫のいい話なんだけど、最終的な蹴りの付け方が潔くて ホッとして観終われる好感の持てる作品だと思うのです。4回目の過去改変の後かな...エヴァンの両手は ダイナマイト爆発で失ってしまっているんだけど、彼以外の 今まで気を揉んでいた友人達の状況は すこぶる良くて...、エヴァンは みんなさえ良ければいいんだって思ってしまう。あっれぇ~? このままこの世界で暮らしていくんだろうか...と 老婆心。

結局、都合5回過去を変えるわけですが(過去を変えないトリップが その他に3回かな...)、その構成が巧みで 最後までグイグイ持って行かれてしまいました。まぁね、人生そんなもんじゃないし、タイムパラドックスの問題は 巧くクリアできている様な気はするけど...どっかな...だめかな...? 疑問点がないわけじゃないけど、なんて言うか エヴァンがちゃんと成長を遂げているのがいいし、アメリカ映画らしからぬ きめの細かさがありますね。いやぁ~ 面白かった☆
siuちゃん、shi-baちゃん時代の【Be-Lucy】にTB送ります。
『ハッカビーズ』(DVD 9/12)も観たよ。
制作国:アメリカ(2004年)
原題:i

監督:デヴィッド・O・ラッセル
出演:ジェイソン・シュワルツマン

(青年活動家アルバート)
ジュード・ロウ
(エリート社員ブラッド)
ダスティン・ホフマン
(‘哲学探偵’夫婦)
リリー・トムリン
(‘哲学探偵’夫婦)
ナオミ・ワッツ
(イメージガール ドーン)
マーク・ウォールバーグ
(エコな消防士トミー)
イザベル・ユペール
(探偵夫婦の宿敵 謎のフランス人熟女) 他
ありとあらゆる満足をお手ごろ価格で提供する、環境にも優しい(というふれ込みの)素敵なスーパーマーケット HUCKABEES ───
ハッカビーズ社の店舗拡大に伴って、環境保護団体の代表であるアルバートと 環境保護の味方の様にマダムたちに取り入るハッカビーズ社のエリート ブラッドの間にある 確執。アルバートは、偶然三度も出会ったルワンダ青年について その偶然の謎を解きたかっただけなのに、何故か執拗に絡んでくる探偵夫婦。
コメディという分類ですが、かなり風刺色の強い作品です。同じテーマで シリアスに描いたら その方が面白いんじゃないかしら...とも思いますが、どうでしょね。掲載の写真だと、まるで ジュード・ロウが主役の様に見えますが、実際は ナオミ・ワッツの左奥に控えめに居るジェイソン・シュワルツマンの方が メインの役です。ジュード・ロウの コミカルな一面が垣間見られるという点では楽しめるかも。でも、コメディに対するセンスの違いかなぁ...日本人の方が 絶対センスいいって☆
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と思ったのですが、なんとなく引っかかりを感じる作品なので、再度 観直してみました。支離滅裂な印象も受けますが、決してデタラメな映画というわけでもありませんし、噛めば噛む程味わいのある作品かも。それぞれの関係性を分かっていて観た二度目の方が 断然面白く感じました。私も、ついつい 偶然の持つ意味合いを考えたり 意味付けしちゃったりすることがありますが、偶然は 偶然に過ぎないのかも...ね。