この 赤い坂道のある小高い一帯「寺山台」に 住まいがあります。
坂道に向かって左手には この台地の名前の由来である寺があり、
右手は 台地の山肌で、鬱蒼とした 雑木林... というよりは「藪」かな。
その藪に自生する 藤の木
高すぎて 遠目にしか見ることが出来ませんが、ちょうど見頃です。
ちょっといいでしょ?
以下、個人的な覚え書きと 軽く流してくださいませ。
ちょっと、花の名前を 勘違いしておりまして...
この季節、ヒナゲシに先立って 道端でオレンジ色の花を咲かせるケシ科の植物...。
これを カリフォルニアポピー だとばかり、もう何年も思い込んでいたのです。ところが、先日 清水公園の花壇で見た ハナビシソウ というのが カリフォルニアポピー の和名なのだと分かり、こりゃどうも 道端で見掛ける花とは別種じゃないかしら...とばかり 少々Web上の図鑑など紐解きますと、この上の写真は ナガミヒナゲシ と判明。その名の通り、ヒナゲシ(ポピー)に比べ、細長い実を付けます。
ちょっと小振りなケシ同士なで すっかり勘違いしていたのですが、ハナビシソウ(=カリフォルニアポピー)が 明治時代に渡来した園芸種で 色も豊富なのに対して、ナガミヒナゲシ は 1961年に 世田谷で初めて確認された帰化植物と言いますから、ここ数年で 一気に広がった様に感じるのも道理です。
《ハナビシソウ》と《ナガミヒナゲシ》
花びらの様子が、ナガミヒナゲシ より ハナビシソウ の方が しっかりしていて その名の通り花菱紋の様に見える他、花芯の様子が明らかに異なります。