今日は親父を連れて親戚周りから。何しろ親父は自分で完結出来る事は無くなったんで、俺が連れて行かないと、行けなくなった・・・そんな状況。
そんな事もあり、しかも唯一、親父の姉さんが生きている間に会わせてやりたい・・・って思って・・・何故なら去年までいた叔父さんは亡くなった事があれば、その思いは強く・・・。
ただ行けば当然1日掛かり・・・。こんなシチュエーションでは誰でも覚悟はしやすいのね。90歳を越える人達が今後会える確立を考えれば・・・。
そして向こうから来てくれる確立とこっちが行く確立を考えれば、俺が行けなくなったら・・・それが最後になる。だから今回は本人達以上に俺の思いは
大きい。何故なら今年で売れなかった人生とは決別するからである。だからその日が来るまでがタイムリミット・・・何もかもが最後と思っているのね。
全てはモザイクに関わらない事は出来ない・・・そんな覚悟。勿論今までも恐らくそうして来たから、ほぼ葬式の付き合いに等しかった。モザイクを
始めてからはね。ただ急な話だから、お土産なんて用意していない。普通こんな時に、奥さんでもいれば、きっと気の利いたものが準備されるんだろうが、
そうなると一番の必殺技は帝釈天で草団子しか無いのね。何故なら通り道で東京のお土産で、左程お金も掛からない。90歳の人が買ったって事なら、十分の
ものだったりする。手ぶらじゃ無いしね。そこでまず帝釈天に行くのだが、今までなら初詣がてら・・・なんて事もあったが、車で待ってるって言うのね。
あぁそこまで疲れちゃうのかぁ・・・じゃ言ってくるわって事で、独り買いに行くのだけど、ここまで来て草団子だけ買うってのもね・・・だから参拝したのね。
独り・・・でもさ、この期に及んで俺は頼む事が無いのね。俺は自分の手で掴みたいから例え神様にもお願いしたくないのね。だから、みんなご無事で、
お願いします・・・っていつも通り。そんなこんなでまずは父の姉さんがいる野田へ着き裏から覗くと、大きな部屋で独りポツンとテレビを見ていたのね。あぁかつ・・・。
父がとても玄関を回って、きちんと家へ・・・なんて出来るはずも無く、お勝手口からこんにちは・・・ね。当然まずは仏壇に・・・となるが、ここで考える。
今までは独りじゃ無いし、それでも火を付けてお線香をあげても良いものか?危なくは無いのか?近々で付けた者はいるか?匂いを感じたりしたのね。
だけど今回は独りになって初めての正月。判らない時は聞くしか無いから、おばちゃん、付けても大丈夫?あぁ勿論って・・・親父よりも3つ上だけど、
もう何もかも達者でね、どっちが年寄りか判らないのね。そんなこんなで、後は2人で話していれば良い・・・ただ当然、かつはどうなの?ってフリが来る。
ここが一番難しいのね。例えばタイル屋の時に同じ質問なら、忙しいのか?暇なのか?この程度なのね。広がらないのね左程。それがちょっと大きめなのを
やっている・・・とか、誰か知っている名前の会社の仕事とか、有名な人に関わったりした仕事とか、まぁその程度ね。ただ今の俺の場合、持ち時間なのね。
例えば、最近どう?・・・こんな質問をして来る人がいたとする。じゃその人は一体今俺に何分話させるつもりなの?・・・何分で帰るつもりなの?になるのね。
だから持ち時間は数分なら、死なないように綱渡りですよ。これでおしまいにするのね。これでお互い苦笑いで済む。それが久しぶりぃぃ、どうですか?
こんな場合、どう?とどうですか?何も変わらないじゃん・・・って人は、違和感を感じないから、そのままで良いんだけれど、どう?って言うのは、かなり
親しく思われているか?さもなくば相手の方が上と感じているマウント感がある言い方で、どうですか?って言うのは、相手が年上だとしたら、親しき中にも
・・・感があるし、聞こうって礼儀すら感じる丁寧さがある。そんな人には、何分くらいお時間ありますか?って聞く。何故なら誤解されないようにね。
何しろ23年間を何分で話すの?って事になるから・・・この人は一体いつのkatsuで止まっているの?って事になると、更新しないとならず・・・。
だからそこまで知っているのか?を尋ねてから、それから・・・となるのね。ただ今回は、恐らく最後となるだろうし、人が少なくなったり、独りになった事もあるし・・・
この質問にいつものような更新では済まない・・・例え親戚とは言いつつ、こっちも覚悟なセリフで伝えないとならない・・・おばさん、今年からおばさんの知っているかつは辞めるよ・・・。
今までは肩で風切るような生き方の親父を見ていたから、そう言う生き方は嫌だって思って来た。お前は根性が無いって言われて来たし、だから親父が
努力と根性なら、俺はテクニックとセンスで生きるって小6の時から断言してたりした・・・ただ同じタイル屋になってしまってからは、何一つ勝てた気持ちは
無いのね。ただ歯向かったり、あがいたりしただけでね。そんな感じだから、職人ぽくは無いし、タンカも切らないし、言われると引くし・・・って生き方
だから、ある意味舐められたりしていただろうね。ただこれからは、うっせーな、黙ってボール回せや。こう言うストライカーや営業のような精神で・・
引っ込み思案に見えたり、臆病に見えたり、穏やかとか良い人なんてのは、おしまい。血の入れ替えで透析な気分。俺を上っ面で見て来た人や都合良く思っていた人は大きく変わるように見えるのね。
勿論、老婆心と言う名の持ち主のような人もね・・・見守るのでは無く、自分の意見を押し付けるような人にはね・・・別人に見えるかもね。
自分が変わると人が変わる。そのままの自分でいれば、それを好きな人達がそこにいる。でもその人は何故そこにいるの?って、それは自分がその人達に都合が良いからなのね。それでは進歩は無いのね。その群れはお金があろうが、
無かろうが平等に順番に死んで滅びるから。じゃむやみに増やすか?となると、そこには考え方の違う人達も現れる。少数の時は仲良く出来ても、その考え方
が浸透しない。良くある事なのね。今の話は自分が下の存在だった・・・そんな場合ね。今度はあるじ的な存在の場合。父や母、お兄さん、お姉さん、先輩
上司、社長、取引先・・・何でも良い。そう言う人になると、自分を下に置いた時とは状況はガラッと変わるのね。責任の重みが違う。人の上に立つ人って
言うのは、その群れの長になる。その人が素晴らしければ、その群れは守られるが、良くなり過ぎれば妬まれる。仲間同士順位を争えば、本能寺の変も起こる。
田舎侍や素浪人も武士であったとしても、誰も認めていないが、腐っても鯛と言うのなら、そのはずでもね・・・それほどでは無い。こうした話は戦国時代だけで無く、日常にあるのに気が付かないものでね・・・。
気づこうとしないって言うのも、武器ではあるけれどね。こんな事を言うと、何様だお前は・・・なんて言う人もいるし、興味を持って聞いてくれる人も
いる。ただここは俺のブログで、見るも良し、見ないも良しなら、自由に表現すると、昔は楽だったのね。そもそも個性なんて要らなかったから。
考え方としては、あるもの勝ちで、無いやつは卑下しろってスタイルだったのね。だってまず天下の大谷さんが同じ野球選手なんだから憧れるの辞める事。
って言わないと、憧れちゃうのね。だって絶対届かないんだからって・・・。それじゃ絶対届く訳無いじゃん。例えガウディでも、気持ち良く、下に見ないと。
って話を戻して、例えば子供の頃に、ランドセル。色なんか選べなかったし、親も何も考えずお金の都合だけで済んだのね。でも今なら個性が大事って言う。
もはやランドセルはファッションになった。赤と黒の時代は、本皮か合皮か?って話で大人は高級だから皮で、子供は軽いから合皮なんて違いはあっても、
根本的にはお金持ちも貧乏人も平等に見えた。制服もそう。同じものなら差は靴しか無く、一見すればこれもまた平等に見えた。しかしながら、大人に
なると、やれ学校名、学力、運動能力、美術、音楽・・・と比較され、更にファッションがダサいとか、車のナンバーが足立だとか、建築は3Kとか・・・
勿論、サラリーマン側には、そっちに行っても悩みは付きないんだろうが、絶対数普通側にいるから、明らかに異質では無くなる群れの中での生活になる。
それが性同一障害のように、もし職人って言うスタイルに合っていなかったとしたら?良く20年も続いたものだ・・・と自分ながら関心する。所がそんな
気持ちのままでも、そのままでいたら、今頃43年のキャリアのタイル屋だったのね・・・だから衰退した老人タイル屋だったんだろうね。出がらしのね。
しかも下手になる。だって老眼じゃん。1mm、2mmの世界なのにね。若い時はそう言ってたはずだよっ・・・じゃ元々頑張っていただけの俺には無理だな。
だからそうそうと足を洗って良かった・・・けどね、けど。生まれて初めて本気は出したものの、モザイクなんて商売が身の回りに認知されていないのね。
つまり開拓者みたいになっちゃったのね。だからただの貧乏人。お慈悲で生きる虚無僧とか、素浪人なのね。ただ大谷さんはドジャースに入って野球をして
いるんだけど、俺はドジャースって団体が作りたいのね。モザイクの名門って事にね。立川流の落語みたいな団体にね。だから何処かに入りたいんじゃ無いのね。
だから独りじゃ無理なのね。ジブリを作りたいんだから。だから宮崎駿にならないと・・・ってな話。だからただ楽しいってだけでは、きっと済まなくなる・・・きっとね。
そんな重みがやって来る・・・そしてそうなれば、もうここには来られない。来られないと言う事は、この人達が会えるのは、それまでの間・・・。
そして俺の都合。そう考えれば、それが今日かも知れない・・・となれば、重みは大きい。だからこそ、昨日、今日の独りでは無い俺は先輩として、
いかにしっかりしているか・・・おばさんは鉄人なんだから・・・勝手に逝かないで、みんなが良いって言うまで頑張ってね・・・ただ俺は絶対良いって言わないけどね・・・ってこっそり言って来たのね。
人に思いを告げるって難しいのね。やれコンプラだって言うと、じゃ何かい?頑張れって言ったら、頑張っている人に対して・・・って言うし、叱咤激励って
この世から無くすって事なんだね。でもそれならそれも良いのね。世の中って上手く出来ていて、そっちを強く押す側にいれば、押されて流されて、そっちの
方が生きやすいし、合わせれば楽になれる。ただもしそう思っていないのに、その群れにいればストレスになる。抜けると孤独になり、いるとストレス。
じゃどうするぅ?ただそんだけ。何とも判りやすい。そして強制的な学校や会社の群れは自分で入って置いて、合わなかった・・・って辞めりゃ済む。
合わなきゃ自分が作りゃ良いじゃん・・・ってだけ。それを合うまで探すなら、何回も結婚と離婚を繰り返せばその内、当たるんじゃね?って話。
それだって、続けるって継続な話で、続けるんだって凄い大変だろうし、合うまで・・・なんて、何処まで続けられる?ってなもん。何でも一緒なのね。
その時に、水が合わない・・・なんて言葉があって、合わなきゃ死ぬのね。でも環境に馴染めると、いつのどの水にも適合すると長生きになる。
人間もそうかもね。同じ家に同じ習慣で、同じ毎日なら慣れる。慣れるのを良しとするのか?退屈なのか?その人の性格にも寄るが、俺は外見、外観は一切
変わらずに、血の入れ替えなのね。キーパーからストライカーに。いよいよニューkatsu発進の年が始まったのね・・・みたいな話をしたんだけれど・・・
いずれにしても、普通って言うのは、みんなと一緒の人数の多い側の事であり、そこの社会の論理で生きる事であり、そこに馴染めない側、つまり天の邪鬼
的なアウトローやジプシーみたいな側に、活路を求めた場合、自分でその社会を作る群れ形成から始まる事になる・・・普通はそれが家族ってものになる。
そうね、ちょっと前の俺はオスライオンの戦いに敗れ、群れから外れたライオンみたいだったから、仲間と餌を共有するなんて事も無く、ジャッカルの
食べ残しでも食べて生きていたんだろうね。ただ生き延びた・・・そうしてでも。ワンチャンを待つ為に。そして戦わず、横取りもせず、ただひたすら・・・
徹底的に知恵を付けて・・・牙と爪をいつかの時の為に磨き・・・普通はライオンはライオンの群れを作る。ただジャングル大帝では、レオは2世。
じゃ世襲じゃん。大いなる父の血を継いだエリートの話だから、あぁにはなれないが、普通なら餌になる動物達と共存する。それなら出来るかもね・・・
要するに考え方として、普通側は普通だから伝統や格式を重んじる側になり、その力が大きければ保守となる。所がそんなの関係ねーって側は、下品で
格式も伝統も言葉使いも身なりも・・・何もかも自由。何にも決まっていないのだから。それを無視して行くも良し。ただそっちの群れには馬鹿にされたり
するものなのね。ただそこにハングリー精神なる気持ちを持てる者であるのなら、無名の駄馬であっても、勝てば官軍となる。下剋上的発想。
これは普通側にいたんでは出来ないのね。下衆わの側に居ないとね。だからどっちにもなれない者は、上手く立ち回れるなら良いが、そうで無ければ居場所
はない。ただそれだけ。こんな話を落語のように話さないと、詰まんない話になるでしょ?・・・まぁ少しは話すのも上手くなったと思うんだけど・・・。
そんなこんなで次は本家。茨城の家へ。ここは親父が住んでいた所。勿論家は新しくなっちゃっているけどね。そこには一回り上のいとこの姉さんがいる。
その人は親父に世話になったと思っているらしく、とても父に優しい。ただここの旦那さんが少し前に病気になった・・・って介護用ベッドがあって・・・
えっ・・・じゃトイレに行ったの?独りで・・・と思っていたら、
友達に誘われて、ハンター・・・猟に行っちゃったんだって。ただやっぱり足はちょっと引きずっているみたいで・・・でもそれじゃ、鳥逃げちゃうじゃんって
言うと、大丈夫なんだよ、今の空気銃ってのは、200m先を覗けるんだからって・・・。足音なんか聞こえないよって。へぇーそうなんだって、しばらくして
帰って来たおじさんが銃を見せてくれたのね。生銃じゃん。すげー。そんなこんなで帰りに親父に、鳥持ってく?って言われて、まだ羽むしってないけど・・
って。ただ親父もそんなのひるまないし、持ってく・・・って。そんな訳で、普通ならこれでおしまいになるんだけれど、野田にいとこ夫婦がやって来るって。
って事でまた戻る事になり・・・そうね、きっと誰も何も感じないだろうし、きっと忘れちゃっているだろうな・・・この集まりを見た時に、その場所・・・
その仏様の前の席は、先々代の叔父さんの一番偉い人が座る席で、そこには俺のいとこの旦那が座っていたのね。流石だな・・・キチンと一番偉い席に、
ここの主が座っている。当然さっきとは俺の座る位置は変わる訳で。当然一番下座の流しが近い場所。ここしか無いのね。身の丈身の程をわきまえるのなら。
群れの中のモノに手は付けない。それは御館様のものであり、平等では無い。動物の群れでも当たり前の事。ただ親父は主にも負けない姉さんの弟。
これは老人だし、群れの中に置いて貰うべき。それなら、俺は下々の者として、お茶を頂けば何も頂かなかった事にはならない。最低限は手を付けた。
さっきもおかきに手を付けたし・・・。俺はあくまで親父をみんなに合わせに来ただけのしもべであり、対等では無い。きちんと分家の末端のお勤めはした。
まぁきっと判らないと思うんだけど・・・恐らく戦国時代の秀吉くらいの事なら、読めるわな・・・ただ待つ訳無かろうと・・・。草履を温めるなんて普通。
だってこの恵まれた環境でも、そうして生きているのだから。今の時代でも、へっぽこ力士なら、最初から鍋に箸など入れられないはず。そもそも修行とは
そう言うものだから・・・。それが悔しかったらハングリー精神で見返すべきで・・・人と同じでは、その人達の上にはなれない。その場はやり過ごして
平和だとしても・・・。大人になったら誰も何も教えてくれないからね・・・しかも、大人になってからなんて、そうそう心を打ち明けられるなんて無い。
ただ大変ねーとか、頑張ってーって口先三寸みたいなセリフも定型文だし。それでいて自分に合った人と付き合うなんて言い出したら・・・?
それが傲慢とは思わないかなぁ?って思ったりして・・・。ほら堂々巡りになる。俺はここにわざとこうして残したのね。俺はそうして来たってね。
それでこれから変わる・・・ってね。でも本当に変わるのは、俺では無くて俺の周りなんだけれどね・・・まっどう変わって行くのか?それは言わなくても、
きっと伝わって行くと思うのね・・・。そのうちにね・・・。そんなこんなでも、言い訳無用でアトリエに・・・。居場所なんだから。遊んだら仕事。
ちょっとだけでもやらないと・・・亀が休んだらうさぎに追い付かないからね。