katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

キウイの娘の同級生のお母さんとキウイ教室

2010-01-18 23:29:10 | 世界遺産をみんなでつくろ!
いつしか寝てしまって・・・朝、入れるはめに・・・で本題に・・・

この方は赤坂プリンスに子供さんと一緒に来て下さった方で、会場のスペ-スからお母さん
が出来なくて、ようやくアトリエに・・・・っていきさつ。

キウイからもやってみたい・・・って話を聞いていたから、1度しかお会いした事が無いのに、随分と知り合いのような気がしたのね・・・・・

朝、キウイと2人でいらっしゃって、いつものようにお話すると、出て来た下絵はこれ。
しかもこんなのが数枚出て来る。凄いぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ。

どれでも出来ますが、どれも気に入っているのなら、あえて言えば俺はこれが・・・と
言うと、どうやらキウイも同意見。まっ先生サイドの目線ならそう言うだろうな。

ひとまず下絵の凄さは伝えた。ここまでは完璧です。しかし、余りに完璧過ぎるから、
タイルを切る時に初心者には厳しいかも知れません。ですから、この下絵の通りでは無く

雰囲気だけはキ-プする・・・くらいの甘めな気持ちで最初は行きましょう・・・・
と始めた。もう切りたくて、切りたくてって言うのが伝わって来るから・・・後は

切っている時にお経のように繰り返すか・・・といつもの手法の聞きながら・・・ってやつ

するとホ-ムベ-スのような5角形を切ろうと言う事になる。しかしVの字のような箇所を
ペキペキの角を切らずに使う・・・って言うのと、使わないってのはどちらが良いか?

って質問が来る。どちらでも好みですよ。と言うと使うを選択。それではその説明。
使うと決めたから説明します。タイルの角は4つ。青のホ-ムベ-スの形は3つ。

1枚のタイルで1回失敗は許されます。しかし、それ以上失敗すると、更なるタイルが必要に
なります。気持ちもはやる彼女には、この意味が判るのは数枚切って1度失敗した後・・・

青いパ-ツは3つ共成功し、今度は黄色に入る。黄色は2つとその半分が2つ・・・すると
慣れて来て、更なる精度を求めると、失敗した・・・それが同じ失敗が続く。

当然黄色は足りなくなり、新しいタイルが必要となった・・・・ここで質問が来る。
何で失敗しているのか?と・・・・俺の出番。もう一度同じようにやって切らずに止めて。

と、そこで解説して、それでもう一度・・・と言うと成功する。理由は簡単。
まずは慣れて欲張って刃を入れ過ぎた事。それによって失敗を始めてして焦ってしまった事

更に1度しか失敗出来ない・・・ってプレッシャ-を抱えて2度失敗して今度は消極的になった事・・・すべてが判りやすい失敗・・・・ではそんな事が起こった人の本当の失敗は?

慌てない事。ここで一喝。子供達がスイスイ作っていたし、私もその時、ハ-トの形が
切れたし、もっと上手く早く作って今日帰って自慢しちゃおう・・・なんて考えてないよね

?・・・・って言うと、はい。その通りです・・・ととても素直な答えが返って来る。
じゃその考えを全部捨てて、美の追求。納得したパ-ツ切ってから次へ・・・と指導。

すると今度は落ち着いて切る・・・って感じになったから、萎縮しないように笑いが必要
ここはゆっくりなリズムの栗コ-ダ-カルテット。

するとたちまち丁寧できちんと切れるようになるが、緊張して肩に力が入っているから、
だらしないぃぃぃぃ姿勢で、脇を締めて喰い切りを遠くに持つ。それだけ忘れない事。

いかに緊張しているか、夢中になっているか、判りやすいのは、俺とキウイで入れたコ-ヒ-
も紅茶も半分以下しか飲む余裕無し・・・こらこら、やり過ぎぃぃ。

そんなこんなでやった作品はこれ。


そんな中、最後に花を切ってもらうと、また慌てて1枚目の花よりへたっぴに切るから、
こらぁぁぁって言うと、自分に甘過ぎましたぁぁぁって。面白い人だ。そしてとても素直。

それでは最後に、自宅でやり過ぎになると続かなくなるから、無理はしない事。
常にお母さんだ・・・って事は忘れない事。合言葉は鶴のおんがえし・・・こっそりね。

ここには秘密が隠されている。破片で家族が怪我をすればやれなくなる可能性が広がる。
しかし、本当の秘密は、赤坂でお父さんまで体験したのだ・・・みんな理解している・・

ばれたらずるい・・・ってみんなが参加すると自由に自分が出来なくなるのね・・・
彼女の場合は・・・・いつもの注意とちょいと違うのね・・・・

子供と一緒にやるってのは、キウイくらいにならないと、自分に余裕が生まれないから
イラっとしてしまうのね・・・・・だからこっそり。あははははは

そんなこんなのキウイは。


そして俺。400個の丸を切って帰宅・・・・

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