katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

甥っ子の美女と野獣風味のウエルカムボード

2016-10-11 07:37:12 | モザイク作家
最近連日の深夜までやっている、疎遠になってた甥っ子へのプレゼント用のウエルカムボード作り。ひょんな事から要望が美女と野獣なんてお題で・・・そんなこんなでこんな事になっちゃっているのだけれど・・・・。着地が見えなくなっちゃったのね・・・・。

昨日の話に似ているんだけれど、要するにその作品の自分に掛かる重みなんてものなのね。例えば最近の看板作り・・・・作るペースどうだったか?って話だと分かりやすいんだけれど、恐らくここを良く見ているような人は判るだろうけれど、いつもの作品作りとは全く違って凄く早かったと思うのね。

それが作品の重みや感情移入とかプレッシャーとかって話なのね。例えばそれらと比較した時、家族の紋章の作品は一向に進まない感じがするでしょ?それが内容の違いなのね・・・どれも全てが違うのね・・・作り手は一緒なのにね。

例えば日高氏の看板の話だと作品を飾らせて貰うから・・・と言うお礼のような話だとこの位やれば・・・と気持ちに余裕がある。それが自分の看板となれば、これはそれ以下の話で、良いんじゃないぃ、これ位でも・・・なんて言う気持ちの余裕はチャレンジなんて事が簡単に出来る。

その流れで言えば、疎遠の甥っ子へ・・・って話は、かぐやの提案の頃はもっと楽な気持ちだったのが正直な気持ち。じゃ作ってやるよっ・・・って感じでね。所が美女と野獣なんて誰でも知ってるお題を貰った・・・気持ちは大分変ったのね・・・簡単な話で売れている人の歌をカバーして失敗したら、

もう作り手としてはゴミと言われたようなもの。勿論流石にデザインをそのままそっくりに・・・なんて事はプロとしてやらないけれど、そんな万人受けするものを使って、えっ・・・これ?ってな訳には行かないのね・・・プロなんだから・・・と思い切りプレッシャーが掛かったな・・とは思ったけど。

流石にここまでになるとはね・・・・流石にディズニーさんだわっ。ムカつくのね・・・みんなが大好きなモチーフ使ってそのザマかよっ・・・って言われているようでね・・・流石に意地もあるし、そうは簡単に言わせたくないし、勿論誰も言って無いんだけれど・・・。

でもね、みんなが見た時に、凄いぃぃって言われても、自分のデザインでは無いので、褒められてもタイル切るの上手いぃって言われているだけで、それは全部自分の称賛では無いって気持ちは十分にある。いずれにしても、そんな気持ちだから、甥っ子への純粋な気持ちだけでは無くなった・・・。

そもそも甥っ子の彼女の趣味趣向でもある。親族や友達だっている。相手側の叔父さんが作ったものを非難はしなくとも、甘い評価にも繋がるかも知れないし、やはりそんな気持ちをも考えれば、絶対にしくじる訳には行かない・・・良くて当たり前の作品になった。

ただし無償で・・・それを完全に無視して作れば当然生活がままならなくなる・・・それは支援してくれている人達に逆行することにもなる・・・。それでは深夜までやって掛ける時間を惜しまず、掛ける日にちを短縮しないとならない・・・・その中で精一杯やるしかない。

それで全ての人へご勘弁って話・・・こんな事からいつしか自分の許容範囲だった気持ちを超えているんだろう・・・って話。昨日のみどりも同じなのね。つまり大作を作るって言うのは、思いが強い程こうしたプレッシャーが自分の気持ち以上になった時に、思うようには進まなくなるって話。

気持ちが楽ならさっさと作れる訳で・・・。ほら先日のくじらを思い出せば、どの人も一緒で、いつもの金魚や鯉のような自分の飼っている思い入れのあるモチーフはちっとも進まないのに、ハロウィンは1日完結で終わったでしょ?いつしか楽しむモザイクが出来るようになったのね。

しかもきちんとした作品を作れる腕を持ってしてね。これこそが体験の人が出来た・・・とは違う出来た・・・って話で、腕を持ったらその腕で小物を楽しむ・・・そうしないといつしか腕の向上はしても、楽しむって事が無くなって来る・・・。だからこそ腕を持って小物・・・。

そう言う意味では、俺自身もそう言う作品の作り方をしていなかったのね・・・・しばらく。だからこそ、この作品・・・こんな気持ちの作品作り・・あんまりやった事の無いのね・・・以前親戚に頼まれて作ったけれどお金貰ったしね・・・でも今回は叔父さんって俺のが年上の立ち位置・・

いずれにせよ、こんな事が滑り出しの時の早さと今の早さでの違いにあったと思うのだけれど、いくら何でもそろそろ着地へ行かないと・・・・。
ただ終わりに近づくアイデアは出た気はするんだけれど・・・・。


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