katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

お教室とカサブランカのモザイクのバック

2021-02-13 07:35:24 | モザイク作家

今日は午後からお教室があって、その他は引き続きカサブランカのモザイクのバック。

これで泡残しで1枚目のバックを終えて、2枚目に入った。って感じになった。とは言え、全部で4枚なんだけれど、今の2枚目の一番上は、いくらか切ってあるので、完全なる1枚では無いのね。ただそれでも良く見ないとならないのは量。

切ってあるからスペースが確かに狭いが、花や葉っぱの数が少ないって事は、バックのスペースは広くなる。ただここにも、良い事と悪い事は背中合わせで、スペースが広ければ、バックの張る枚数が増える。ただ邪魔をする花や葉っぱが少ない分、自由なラインが作れる。

しかし、自由だから流れのラインを好きに作れる分、それを考えないとならないのね。それが思い付けば進む事が出来るが、広い分、その流れを何個も思い付かないと、悩む時間が増える事になる。逆に花や葉っぱが多ければスペースが少なく、流れを作りづらくなり、自由なラインが作れないから、考えるって言うか埋めるって感じになる。

考え方としては、新作落語と古典落語とか、規定演技と自由演技とか、肉じゃがやきんぴらと、創作料理みたいに、昔の決まりに縛られる考えと、自分で考えな・・・の違いがある。って感じ。

それを前提に、こんな違いがある・・・って思うのと、何も考えずに進むって言うのにも違いがあるのね。違いを考えずに進めば、2枚目に入った、後3枚・・・って思うだけ。つまり良くある話で言うのなら、いつ終わる?の質問に、やって

見ないと判らない・・・そんな事終わるまで判らん・・・みたいな返答になるのね。だって何も考えていないから。所が1枚を終えたのも事実で。しかし一切検証をしない。つまり傾向も対策も無しで、出たとこ勝負って感じになる。

逆に考えて進むの場合、1枚を終えた経験値で、どんな事があったか?って事で、ここが難しいとか、ここは割かし進んだとか、そう言う眼に見える技術的な事と、精神的に抱えるプレッシャー・・・つまり時間的な焦りに拍車を掛ける悩み。

考える・・・って行為をなるべく考えないで済む方法を考える・・・そんな単純な事を残りの3枚に活かす、失敗の為の1枚目にする・・・極端な言い方なら、いけにえや犠牲の1枚にする・・・ただそれで残りの3枚が素晴らしくなったとしても、1枚の犠牲の上に成り立ったものと比較した時、100点、100点、100点、0点って言うのでは、浮かばれない。

しかも0点って事も無いから、50点かも知れないし、70点かも知れない。もっと言えば50点で次に行こうって思った時点でプロじゃ無いでしょ?つまり最低ラインを越える点数で進む事になる。じゃその最低ラインは一体何点?ってこんな話。

これを理想なら、85点をすんなり取りたいのね。85点で中々文句は言いづらいでしょ?お母さんが85点取って来た子供に、85点しか取れなかったの?って言い方を余り聞いた事が無い。勿論エリートならこの程度の点って事になるだろうが。

ある意味、俺は一般論的な発想で進めると、その点数を普通として、75点を基準にすると、それ以下は認めないのだから、考え方として、残りの3枚が75点を超えるように何らかの手立てや是正をするだろうから、基準値を超える仕上がりに

なる方向になる。ただ同じやり方では75点をキープしようとする事になり、見慣れてしまった分、刺激が少なくなり、同じ出来栄えでも点数は下がって見える。お笑いのМー1やフィギュアのように順番に点数を決める方法の得点の仕組み。

つまり1番目に最高点数は中々出ない。それは基準にされるから。そこが低いと後は越えやすくなり、逆に高いと後半高得点に繋がる可能性は高くなったりもする・・・所がこんな仕組みを持ってして、1人Мー1とか、1人フィギュアだから、

越える為の何かをしないと・・・になる。ただ青い流れを作れば満足か?となるとね、作り手も見る側も飽きてしまうのね。それが能率効率の良い点、悪い点だったりする。能率効率は決まったマニュアルを作り、作った後は何も考えず遂行

のみ。だから考えない分、作業になる。ただやる・・・ってね。所がいちいちここに暖流と寒流が交わる場所があって・・とか考えていたら?当然個性は出るが、いちいち考える時間を使うから、進みが悪くなる。しかし、それが美しく

見えたとしたら?4回転半に見えたりするだろうね。人とは逆回りにしたり・・・して。それが人に出来ない事に繋がり、より個性的な演技になる。勿論、難易度が高ければ転ぶし、確立は何パーセントなの?って話にもなる。

出たとこ勝負って言うのは、最初から期待値が低かったり、大逆転しか勝利は無い場面での行為だったりするから、ある程度、実績を積んだ人の言葉では無いのね。ただね、こうした説明をした上での進行は、今の自分の露呈にも繋がる。

安心安全な方法をまだ取らない分、能率効率の方には走ってはいない。ただ1枚を終えて、マニュアルが出来たかどうか?そしてその方法で見栄えも機能性もバランス良くなるように見えるか?・・・

ただね、それでもモノ作りに100点って中々出ないものなのね。必ず結果が報われるって事でも無いし・・・とは言っても努力しないって言うのもね・・・明日に繋がらないし。人に凄いね・・・なんて言って貰おうとすれば、自ずとこうなるし、明日が見えなくなるようにも思えたりもする。不安になれば焦るし、焦っても良い結果は生まれない。

しかし、気にしても終わる時は終わるし、やって見ないと判らない・・・って言うのも、性格上無理。ただこうした葛藤をした・・・って言う実績が経験値として次に生かされる訳で。もっと上に行った時の糧にしないとならないのね。

折角のチャンスを貰ったんだから。ただ常に思うのは、基準値以上で何とか逃げ切りたい・・・と中々の苦戦中。

 


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