katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

プルメリアの玄関ポーチと・・・

2021-05-29 07:48:40 | モザイク作家

今日はお教室も無くプルメリアの玄関ポーチをやっている中、打ち合わせ中の話のすり合わせの話。何しろ難しいのは、設計の方が入っていれば、何も考えずにその通りに作れば良いのね。簡単な話でそれが出来るか?いくらか?これだけ。

きっとそれなら他にもやれる人はいるだろうね。ある意味、それはタイル屋の時と同じで、図面通りのみの仕事になって行くのね。何しろ言われた通りにね。当然それも仕事なんで否定派しないけど・・・そうしないけど。けど・・・ね。

ただもう1つ・・・このもう1つがタイル屋の時とは違う事で、設計屋さんのように図面やデザインを考えられる人では無い人からの依頼だったとする。その時に例えば、店舗の玄関ポーチだったとする。それがノープランなら、書体だったり、

モチーフを聞いたりするのだけれど、そう言うメインな事は大抵すぐに決まるものなのね。所がそれってじゃ残りのバックはどうする?って事になると、メインが決まってしまうと、大事な事は決まっちゃった感じになるのね。

でも、お教室の生徒さんでも同じ話だけれど、自分の作品のバックを後はバックだから・・・って作れる?ウチにはそんな人はいないのね。そもそもそれをこだわらない時点で、安っぽくなる可能性があるのね。だってメインの事だけしか考えていないって言っているから。

例えば主役にこだわって後は、誰だか判らないキャスト・・・本当に良くなる?このドラマ。恐らく本当に良いドラマは、隅々のキャスティングまで考えられているはずなのね。って言うと、そんな隅々までこだわったら、一体いくら掛かるの?

こんな話になり、おしまい・・・ってのが世の中の通常な話。そこを変える工夫が必要なのね。要するに常識を壊すって言うのは、その普通になっている事では無い事を考えないとならないのね。まっ、常識から見れば、非常識な事になるように。

その非常識の提案が通る、通らないに関わらず、お話さえすれば、それをやるか?やらないか?決めるのは先方の話。それが俺の仕事だと思っているのね。じゃその非常識って何?って言うと、常識の設計屋さんなら、何も口出しはしないし、もっと言えば他を紹介する事もある。

それはその通りにやる仕事なんで、他にやれる人がいるし、規模の大きい所や、安い賃金のパートさんを使っている所なら、価格を抑える事も出来るだろうから。何も無理してやる事も無いのね。そこを比較されても勝ち目は無いから。

そこで俺のお客さんって事になると、設計屋さん以外のプロの手が入っていない、まだ完全な決定では無いような仕事。漠然と店舗名を入れたい・・・みたいな。じゃそれを膨らませましょう・・・って何か携われるような仕事。

勿論提案なんて全部通る訳も無く、そうじゃ無くて、その提案を見て、これが出来るなら、こんな事は出来ますか?・・・って返って来れば、俺の絵じゃ無くても、良いアシストは出来た訳で。つまり一緒に考えたい・・・これがコンセプト。

俺の提案がプロの設計士と同じはずは無い。向こうは勉強して学校を出てお金が掛かっている訳で。でもお客さんの中には、DIY的な人だっているし、そこまでのアイデアが浮かばない人だっている。ならそこをアシスト出来れば、それも仕事。

ただね、眼に見えない事を仕事だって思える人は少ないのね。だから判って貰えるまで甘んじるつもりではあるけれど、それを全部タダって訳にも行かなくてね・・・ご飯食べないと死んじゃうから。ただね、何事も限界はあってね・・・

でもね、今までのちゃんとした説明は、この後、理解出来ない人にはサッパリ判らないだろうし、ふざけた人にしか見えないのね・・・では始まり始まり。ってな訳で、今日もkatsu散歩。やっぱ先日断念した新小岩は行って置きたい。

ってな事で、今日は迷いなく新小岩駅。

北口、南口ってあるけど、まぁどっちも綺麗になってて、しかも地下道が見事なバリアフリー。ちなみに正面の黄土の建物の所に、小学生の時の自慢出来たものがあって・・・それが映画館と、上層階の喫茶店のプリンアラモード。

このセットは誰もが自慢の対象だったのね・・・50年前の話。そうね、それと最近のkatsu散歩で感じた中では、JRの衰退と思っていたのに、新小岩恐るべし。とても活気がある気がしたのね。むしろ栄えているようにも思えたのね。

そんな中、アーケード街へ。ここは屋根もあり、かなりの店舗数もあって、昔ながらの店と、新しい店が混在していて、とても賑やかな雰囲気があったのね。

そんな中、コロッケ発見。と思いきや、八百屋さんの前に・・・

カメ発見。中々有り得ない・・・でもこっちも湯婆婆だし。そんなこんなの2時間・・・今日も1万歩超え。そんな営業散歩を終えて、アトリエに戻ると・・・

あっ、大家さん家、張ってある・・・張ったんだね・・・じゃ後は目地ね。そんなこんなでまたプルメリア。こんな1日を馬鹿げていると取るか?そうで無くて、何か感じる事があるか?で、非常識って何・・・ってな話になる。

ただ馬鹿げていると思うのなら、常識を疑わずに真っすぐ進めば良いだけだし、道は1つじゃ無いはず・・・と思うのなら、人の後ろを歩けなくなるんだから、開拓しか無い。となると、道は無いから険しくなる。ただそれだけ。

どっちでも楽は無いし、どっちでも辛い事ばかりじゃ無い。ただね、希望が無いと詰まんないね・・・って訳で、待ってても仕方無いんで、散歩って事なのね。


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