katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

お教室と玄関ポーチ用ウエルカム4

2021-05-09 07:23:54 | モザイク教室

今日は午後からお教室あり。その合間に玄関ポーチ用ウエルカム4の目地をして完成。そんな中、下地の300角を頂きに大家さんの同級生のタイル屋さんに行くと、もうすぐ帰って来ます・・・って奥さんとお孫さん。それなら・・・と、車に戻って、湯婆婆と共に出直すと・・・

喜んで下さり撮影会。そんなこんなでご主人にまた頂いて・・・そんな中、近所に公園がある事を教えて貰ったのね。こんなに近くに公園があったのかぁ・・・近くのスーパーには行ってたのに・・・知らなかったのね。

しかもいつも通っている住宅は昔のままを残す家が多いが、公園の近所は明らかに雰囲気の違う家が多く、katsu散歩の営業して見ようかなぁ・・・って街並みだったのね。と言う訳でお教室。その後は次の構想・・・流石にウエルカムって字も飽きて来た感じもあり・・・

例えばalohaとかだったりしたら?とか、また変化を求めようとしてしまうが、ただオーダーとの差を付けたい為の既製品チックなものだから、余り凝ってしまっては個性的になり過ぎちゃうし・・・悩み所でもある。

そこで花の種類とかを変えて見ようか・・・なんて事も浮かぶんだけれど、スプレー菊とかマーガレットみたいな花が浮かんじゃうのね。そんな花の場合、大きい花びらを1枚物で切らないと、雰囲気が出なかったりするのね。

しかも外の床で使えるタイルとなると、限られて来るし・・・まぁただ下地のタイルを頂いたから、攻めた方向でも作れるだろうし・・・いずれにせよ、もう少し続けようと思っているのね。まぁ理由の1つに今までは、つい使い勝手とか、お客さんがマンションだったりが多いと、

つい室内の作品が多くなる傾向になったのね。所が室内は限られた人しか見られないもので、モザイクを知らない人へのアピールには繋がらない。しかも当初はタイルは建築である・・・的な方向性が強く、賃貸に住んでいたら必要性は少なかったのね。

そんな理由もあって、建築には関係の無い事を中心に作っては来たものの、作家さんや販売する人も増えて来た事もあり、それならそろそろ建築に力を入れる頃合いかな?・・・って気になって来たのね。

俺がタイル屋を辞めて20年近く経って、モザイク側は大きく変わったと思うのね。メーカーさんもネット販売なんて事をやっている人達も増えて、色々選択出来るようにもなっているし、作家さんも増えたし。けれど建築側は?と言うと、

ただタイルが大きくなったり、形を変えて見たりした所で、玄関ポーチなんてただの四角のまま。色もほとんど一緒だし、まぁ恐らくエコカラットって室内のタイルが充実していると思われるだけで、外は何も変わっていない。

ある意味、そこが攻めやすいと感じたのね。見た事の無いモノが、見せられる場所に・・・ってね。昔、銭湯が流行っていた頃には、自宅にタイルのお風呂がある・・・なんて結構珍しい時代があって、その後、建売が流行ると、持ち家には

必ずタイルのお風呂があって、しかも銭湯の帆掛け船に富士山みたいな絵のタイルが4枚で1枚の絵になっているなんてのも、建売にすらあったりして・・・銭湯の小さい版。そうやって底辺拡張して浸透して行ったんだろうね。

ただ時代って言うのは時に残酷で、帆掛け船に富士山ってダサい・・・って無くなって行く。和風よりも洋風な方がお洒落って時代がやって来たから。するとみんなこぞって洋酒とか、外国車とか、当然タイルだって・・・。

絵のタイルだって誰が見たってお洒落なのね。花だって菊よりバラだったりする。しかも画家1つ取っても、知名度が違うから、何しろ垢抜けていたのね。今だってそうだと思うのね。花のタイルは今でも日本製はあるけれど、やっぱ外国製はずば抜けてお洒落だと思うのね。

そんな事がずーっと続いていたら、タイル屋はメーカーの作ったタイルをただ張るだけの繰返し。お客さんもカタログを見せられたまま選ぶだけ・・・こんな個性の時代に家は昔のままのスタイル。玄関ポーチに絵や文字・・・。

一般家庭に絶対に有り得ない。そんな提案、この世に無い。どんなに素晴らしい建築会社であっても・・・そんな提案、一体誰が受け入れてくれるのか?伸びしろあるのね・・・だから開拓チックでワクワクする。


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